毎年 梅雨時に訪れたいお寺があります。
それは「秋篠寺」で 雨で汚れを洗い流された後の「苔庭」が美しいのです。(勿論日々の手入れも行き届いていますが)
このお寺は 皇族秋篠宮様の宮号にも由来する歴史ある寺院ですが 奈良の中心地である大和西大寺駅近くにありながら
自然のままに繁る樹林の中にひっそりと佇む 落ち着いた寺院で 参道脇にもあちこちに苔が貼り付いています。
苔庭の様子ですが まずはかかり部分の斜面から・・・
かっての金堂跡がメインではありますが 苔庭は数ヶ所に分かれており 結構なスペースを占めています。
所々に点在する 石の造形物 歌碑 古切株等が 良いアクセントになっています。
苔の美しいお寺は 奈良や京都に沢山ありますが・・・
ここは 家からも比較的近く また参拝客で混むこともなく 重宝しています。