天理巡りの最後は 隣の桜井市まで足を延ばし「大神神社(おおみわじんじゃ)」を参拝しました。
この神社は「山の辺の道」終点近くにあり 先に訪れた石上神宮と同じく 日本最古の神社と言われています。
この高さ32m 柱間23mの巨大な大鳥居を通り抜け 参道へと向かいます。
こちらが「二の鳥居」で ここをくぐると周りは鬱蒼とした森になっており 神様がいらっしゃるエリアとのことです。
参道を進んで行くと「衣掛の杉」という謡曲「三輪」でうたわれた伝説の杉が登場し 株だけが保存されています。
石段と注連縄の先に「拝殿」が見えてきました。
こちらが拝殿で 国重要文化財に指定されています。
また 当神社はご神体が背後に控える「三輪山」であるために本殿はなく拝殿を通して三輪山を拝む古来の神祀りの姿を留めています。
拝殿の手前に「巳の神杉」と名付けられた樹齢400年以上と言われるご神木があります。
神の化身である白陀が棲むとの言い伝えがあり 好物の卵がお供えされています。
拝殿脇のモミジが良い色に紅葉していました。
境内で見かけた巫女さんです。
参拝を終えてから 二の鳥居脇のお土産屋さんを覗いてみました。
お目当ては三輪素麺の「ふし」で ここへ来た目的の一つでもあり 早速購入しました。
「ふし」とは 手延べ素麺を干す際に上下に出来る丸く曲がった部分のことで この部分を切って製品化したものです。
通常の素麺とは違い太さも色々な物が混じり 独特の食感があり 味噌汁や鍋に入れて頂きますが やみつきになるファンも多いようです。
*「いさむせいめん」さんの写真を借用しました
今回の天理方面散策は イチョウ並木観賞が主目的でしたが ついでに周辺の神社やお寺を巡りました。
山の辺の道繋がりの 観光スポットを訪れたのですが ほしかったものもゲットでき 中々充実していました。
次回は 山の辺の道を歩きたいと思います。