散歩道の脇にある畑で 鮮やかな赤と独特な形が人目を引く 好きな花が咲いています。
それは「ケイトウ」なのですが 最近では色々な種類が栽培されているようです。
まずは 昔から馴染みがあり 名前の由来でもあるニワトリのトサカに似た花を咲かせる懐かしい品種からです。
こちらのロウソクの炎のような形のものは「羽毛ケイトウ(セロシア)」の一種と思われます。
続いても羽毛種でしょうが 若干色目が違います。
そして 川沿いには「ノニラ」も沢山咲いてきました。
ケイトウには多くの花言葉がありますが その内の「勇敢」という言葉にまつわる中国の逸話として 主人の命を守った雄鳥の話があります。
それは 飼い主を守るために娘に化けた大ムカデと戦い死んでしまった雄鳥の亡骸跡に トサカに似た花が咲いたとの話です。
一方日本では 万葉集の恋歌として何句か登場し 「情愛」とか「燃える恋心」という花言葉もあるようです。