5人目は九条御影でした~。
九条御影 キャラクター紹介
エニスも認める校内随一の魔法使い。こなつたち魔法使い課程の上の教育課程となる魔道士課程の生徒。年齢的には成と同い年くらい。寮生の静流とは実の姉妹となるが最近は疎遠になってしまっている。掴みどころのない性格をしており、成はよくからかわれ振り回されている。人を小馬鹿にするのは好きだが、自分が小馬鹿にされるのは嫌い。
普段は学園の研究室で魔法の研究をしており、そこで生活していて、図書館で調べものをするとき以外、滅多に外出しない。学園一の魔法使いという肩書は伊達ではなく、学生の身分でありながら魔法使い課程の授業では教師の助手をしている。しかし、教え方は壊滅的に下手である。家事も苦手。何でも彼女の家系の女人は家事が壊滅的に下手らしい。
人に教えることもそうだが、自分の気持ちを伝えることも苦手としており、非常に不器用な女の子。彼女の説明が回りくどく、否定するときはストレートすぎる言い方をしてしまうため、何かと誤解されやすい。彼女は努力する人を決して否定せず、むしろ、その前向きな気持ちこそ評価されるものだと思っている。
現在、ある物質を全く異なる物質へと変化させる新魔法「物質変換(オルタネイト・マテリアル)」を研究中で、成の前でコッペパンをメロンパンに変えて見せた(原材料がどっちも小麦のため“全く異なる”という段階ではないが)。研究の最終目標は「物質変換」の魔法を一般化させること。研究は順調そうに見えるが、エニスからはその研究をする前にもっと覚えるべきことがあると言われ、普段仲がいいエニスとはその点においては意見が対立している。
普段は人をからかったりするが、魔法のことに関しては常に真剣で、今まで失敗もせず何でも出来た魔法だけが自分の価値だと思っており、その点がエニスからすれば不安材料となっている。故に挫折を知らない御影が新しい魔法を開発することに反対している。
九条御影 攻略情報
御影とエニス先生は最初は攻略できません(2人に関する選択肢が表示されても選べない)。こなつちゃん、久遠ちゃん、静流、照のうち、いずれか1人をクリアしておく必要があります。
他の教室を回ってみようかな→あえて、エニスさんを手伝う→御影の部屋を掃除してあげてもいいかもな→みんなを危険に晒すわけにはいかない→買い物に出よう
九条御影編 あらすじ
ドッペルゲンガー事件解決から数週間後。自分の魔法の正体が“癒しの手”であることが判明した成は、他にも魔法を覚えたいと思い、御影の下で魔法の修行を続けていました。しかし、一向に上手になる気配がありませんでした。御影は魔法の素質がまったくない成が“癒しの手”だけ上手に扱えるのは、それが先天性のもので今まで無意識に使っていたのだろうと言い、そして、他の魔法が上手く使えない原因もそこにあると分析します。本来、魔法使いは術式を組み立てることを覚えてから魔法を使うことを覚える、しかし、生まれつき“癒しの手”を使えていた成にはその認識がなく、普通の魔法使いが使う魔法の手段を知っても理解ができないから上達しない・・・つまり、“癒しの手”以外の魔法が使えないということでした(正確には初歩的な魔法でも使えるようになるまで年単位の時間が必要となる)。
いくら練習しても上達しないなら時間の無駄だとバッサリ切り捨てる御影。しかし、成にとって御影と過ごしたこの数週間は決して無駄ではありませんでした。しかし、その時間を否定されてしまった成はショックを受け、御影の下を去ります。それから数日後、御影と会うのが気まずくてしばらく学園には顔を出さなかった成ですが、この日はエニスに仕事の手伝いに呼び出されたため、校長室にやってきます。そこで落ち込んでいる様子を見せると、エニスが御影も元気がなかったことを話し、何があったか聞かれます。成は数日前の出来事をエニスに話すと、エニスは御影ちゃんは大の説明下手で自分の気持ちを伝えるのも下手な不器用な女の子なのとフォローし、成に対しても元気がなかったのは魔法のことだけじゃなく、御影ちゃんに嫌われたのかと思って悲しかったのよねと言います。
エニスに背中を押された成は御影に会いに行き、彼女に謝ってどんなに時間がかかっても魔法を使えるようになりたい、だからまた魔法を教えてほしいと頭を下げます。すると、御影は謝るのは私の方だと言い、言いたかったのは自分の指導の時間が無為であり、成との時間は有意義だったということでした。だから、もう会えないと思っていた成がまた来てくれたことが嬉しいと自分の気持ちを正直に話し、再び成に魔法を教えることにします。しかし、自分の研究の時間を削ることも難しいことから、魔法を教える代わりに研究を手伝ってほしいと言います。すると、成はそれを引き受け、御影の助手になったのでした。
御影の助手になってすぐ、魔法薬を作る依頼を受けた彼女の手伝いをしていましたが、その魔法薬のせいで成と御影の服が解けてしまい、エニスに頼んでテレポートで寮の成の部屋に転送してもらいます。成は自分の服を着て事なきを得ましたが、御影はまだ裸であり、どうするのかと思いきや、成の部屋を出て静流の部屋に行き、勝手に静流の服を着始めます。突然に行動に驚く成でしたが、この時初めて御影と静流が実の姉妹であることを知ります。しかし、姉妹という割には仲が良いようには見えず、静流も元気が無くなったことから、2人の間に何かあったのだと思い、翌日、御影に聞いてみることにします。
元々は仲が良かった姉妹ですが、静流が見習い課程に入った後、静流が御影から離れていきました。理由は、稀代の天才と言われる姉と比べられ続けたせいで静流が姉に対して劣等感を抱くようになったからでした。それからというもの、静流は姉に追いつくべく自分の不得意な魔法で姉に出来ないことをしようと努力を続けるようになっていました。御影は人には適材適所というものがある、そもそも自分たちは立つ舞台が違うのだから、比べることに意味はないと妹の行動を否定しますが、成は姉に追いつきたい一心で頑張ってる静流のことを可愛いと評し、きっと静流は御影に褒めてもらいたいんだと伝えます。そうすれば静流もきっと満足するはずだと。御影は静流に一言褒めるだけで済むはずだったことを告げずにいたということは、私もまた静流のことを避けていたのだと成の言葉で気付きますが、もう今の関係になって10年以上経過しているから今更遅すぎると言って、この話を打ち切るのでした。
翌日、成は静流と御影の話をしたとき、彼女が思っている御影像があまりに完璧人間すぎて自分のそれと大きく認識が違っていたため、御影はダメ人間だから一度研究室に来たら言うと、静流は言われた通り研究室を訪れ汚部屋と化している研究室を見て驚き、自分の認識と大きく乖離していることを知ります。静流はこんな汚部屋では話をしたくないからと御影を屋上へと呼び出し、そこへは成も同行します。2人は久しぶりに面と向かって話をしようとしますが、上手く言葉に出来ていなかったため、成が2人に癒しの手を使うと、少しずつ対話を始め、2人の間にあったわだかまりは解け、静流は御影のことを“お姉ちゃん”と呼んで教室へと戻っていき、御影も成に“今日はありがとう”と顔を赤らめながら礼を言うのでした。
御影と静流が和解してから数日後。研究室に殺虫剤をまいたため、お昼を食堂で取ることにした成は御影を連れて食堂に来ますが、周囲の学生たちに恋人同士に間違われ、御影がそのことで成をからかおうとしたところ、逆に恋人に見られても構わないと反撃され、恥ずかしさから御影はしばらく会うのは禁止だと言って去って行ってしまいます。御影に会わない日が数日続いたある日、校長室でエニスの手伝いをしていると、空上部の部員がやってきて、魔法板の交換をしてほしいと依頼が来たため、エニスは女の子が運ぶには重いからと成に手伝ってあげるようお願いします。成も快く引き受け、魔法板を運びますが、その途中で御影と久しぶりに会います。しかし、御影は空上部やエニスの依頼よりも自分の助手を優先すべきだと言い始めたため、少しカチンときた成は今はエニス校長の依頼の方が優先だと突っぱねます。すると、自分を優先してもらえなかった御影は怒って去って行きますが・・・。
翌日、弁当を作って久しぶりに研究室に行った成ですが、昨日とは打って変わって御影がいつも通りだったことに拍子抜けします。御影はここ数日個人的な薬を作っていたようでしたが、その事件に手伝ってほしいと言われたものの、それが惚れ薬だと聞いた成は拒否します。すると、御影は自分でそれを飲み、成のことが好きだと告白し、キスを迫ります。既に御影のことを好きだと自覚していた成でしたが、それでも惚れ薬の力を使うのは間違っていると御影を拒否すると、御影は惚れ薬なんて作っていない、さっき飲んだのはただの水で、告白は本心だと伝えます。こんなことをしたのは、誰かに成を盗られたくなかったからで、こういう風に言わないと自分の気持ちを伝えることが出来ないからでした。しかし、御影は自分の気持ちから逃げるのを止め、改めて真正面から成に好きだと告白。御影の真剣な気持ちを聞いた成は、自分もその想いに応えようと、御影に「好きだ」と返事をします。そして、2人は結ばれ恋人同士になったのでした。
恋人同士になり、2人は寮生やエニスからも祝福され、交際は順調でしたが、エニスからの課題を全てクリアした御影はそろそろ本格的に物質変換の研究を開始したいとエニスに直訴。エニスは彼女に不安要素があることを成に話しますが、それがどんな不安なのかは話さず、成がいるなら大丈夫かもと一応は承諾します。御影はいくつかの実験の後、物質変換の魔法で成の“魔法の杖”をプレゼントすると言い、成はその翌日に彼女から貰えるプレゼントのお返しにお弁当を作って研究室に向かいますが、研究室の近くまで来ると中でガラスの割れた音がしたため、急いで研究室に入ると、物質変換の魔法に失敗した御影が立ち尽くしていました。いくらやっても制御が上手くいかない・・・初めての挫折に御影は自分には魔法しかないと言って相当混乱し、目の焦点も合っていなかったため、成は彼女に落ち着いてもらおうと近づきますが、御影はそんな成を突き飛ばします。成が倒れて怪我をすると御影は冷静さを取戻し、成を魔法で治療しようとしますが、一瞬動きが止まり、魔法は使わずに普通の治療を始めます。
成の治療が終わった後、御影は一人にしてほしいと言って成を研究室から追い出そうとしますが、成はそれを拒否し、御影の傍にいると伝えます。少し落ち着いた御影と屋上に向かい、そこで話をしますが、御影にとって魔法だけが自分の価値を見出せるものであり、自分の心の拠り所だったため、その魔法に失敗して裏切られたショックが大きく、今は魔法を使うことが怖いと話します。そして、魔法を止めてしまおうと言う御影に成が肯定すると、お互い魔法を使わない生活の話を始めます。そして、御影は成がずっと自分の傍にいてくれることが分かると、成にキスをおねだりし、2人がキスを交わすと、御影は師匠がいつまでも弱音を吐いていられないと言って立ち直り実験を再開するために研究室に戻ることにしたのでした。
翌日、成にたくさん弱音を吐き支えてもらった御影は、自分が失敗したことをエニスに報告し、その上でアドバイスを求めます。すると、エニスは笑顔で私に分かることなら何だって教えてあげると言って笑顔を見せます。そして、早速アドバイスをしますが、御影が成功したのはパンからパン、水から水という“同系統”の物質変換だけでした。異系統への物質変換はイメージが難しく大量の魔力と精密な魔法制御が必要になることから成功率は低く、ましてや御影が作ろうとしていたのは、ただの石から魔法付与された“魔法の杖”だったことから、失敗するのは当然だと言います。御影はエニスの説明に納得するも、すらすらとアドバイスを言えることに違和感を覚え、その理由を聞くと、以前保育園で見せてもらったパンからパンへの変換を見て分かっていたと話し、その時にアドバイスをしなかったのは、その頃の御影は失敗を知らないことから言っても聞かないであろうと判断したからでした。御影はそれを聞いて否定できなかったため顔をしかめます。
エニスが御影に物質変換の研究をそれとなく止めさせていたのは、失敗したことのない御影にとって失敗したときの挫折のショックが大きいからであり、その為に卒業まで待ってもらい、それまでに少しずつ小さい失敗を経験させるつもりだったと話します。そして、今回研究を強く止めようとしなかったのは成の存在があったからでした。その後、エニスからアドバイスを貰った御影は図書館で術式の基礎が学べる魔導書を捜していました。彼女は感覚的に術式を組み立てていたため、術式の基礎というのを習っていなかったのです。だから基礎から始めれば何か新しい発見があるかもしれないと思い至りました。御影がどの本がいいか悩んでいると静流がやってきて、自分の使っていた魔導書を御影に渡します。そして、普通の人は何度も何度も失敗するもの、それなのに一度の失敗で魔法使いを辞めるなんて情けないこと言わないでほしい、お姉ちゃんは私の目標なんだからと言って図書館を後にします。御影はそんな妹の姿に、自分は独りなんかじゃなく色んな人に支えてもらっているのだなと感じたのでした。
それから数日後、術式の基礎を最初から学んだ御影は、再び成の“魔法の杖”を作ることにします。最初は上手くいかなかった制御も、成に支えられて初めて成功し、御影は大はしゃぎして喜ぶのでした。
九条御影編 感想
最初はドSすぎて正直引いてたんですけど、真っ向から受け止められたり、ストレートに言われると弱いという大きな弱点を持っていて、後半は主人公にイジられまくっててだんだん可愛くなっていきましたね。ニヨニヨしちゃいますw そういうところが静流と姉妹なんだなぁと感じましたね。だから恋人になってからの御影はドS部分がほぼ無くなってました。いや、ドSは変わってないけど、それ以上に弱点を晒しちゃってる感じなんで、ドSっぷりが発揮できてないというかw まぁとにかく最初のイメージからはだいぶ変わって可愛いなと思うようにはなりましたね。
御影編で1番良かったのは、静流編では見られなかった、和解後の九條姉妹の会話があった点ですね。静流編の感想でそれが見たいと言いましたが、御影編で見せてくれたので満足です。イチャラブも割とあります。ほぼ毎回照れる可愛い御影を見るだけでしたがw クーデレも良いものですな(*'∇')
Hシーンは5回。静流よりかは大きいけど巨乳とは言い難い・・・いわゆる普通乳の部類になるかと思いますが、5回ある本番Hでおっぱい見せたのはたったの2回。人によっては3回になるかもしれないけど、最後のは授乳Hで主人公が片方のおっぱいを吸ってて見えなかったので、私的にはアウトだったかな。透明人間エッチはバックでおっぱい見えませんでしたが、透明になって女の子にイタズラするというのは男子の憧れですw
一般シーンだと先程言った通り、静流との和解があってそれが割と早い段階にあるおかげで姉妹の会話が多かった点が良かったですね。あと、御影と寮生の交流も描かれていましたし、そのあたりのガールズトークはもう少し見たかったかなって思います。魔装脱衣ゲームとか見てみたかった(爆)
「まほ×ろば -Witches spiritual home-」のあらすじ・感想はこちら↓
【小向こなつ編】【山吹久遠編】【九条静流編】【星川照編】【九条御影編】【エニス・ユートリア編】
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姉妹丼は無いんですねw