2017年11月24日発売、SMEE最新作「Making*Lovers」の体験版をプレイしてみました(*'∇')
本当は先月の内に終わらせるつもりだったんですけど、色々あって結局終わったのがマスターアップ後になってしまいました(爆)
Making*Lovers 概要
大学を卒業して社会人になってすぐブラック企業を辞めた主人公・小鳥遊和馬(名前変更可)は、色々なバイトをしながら次の仕事を探していたが、友人の朝比奈翔からの合コンの誘いを受けて、合コンに行くことになり、そこから運命の相手と出会うことになるという恋愛ADV。
今作の特徴的なシステムは体験版ではプレイできませんが(個別ルートはピックアップで一部分だけ見られる)、普通の選択肢形式は共通ルートのみで、個別ルートは自分で行動を決めていくタイプのもののようです。最近だと新妻ラブリケがそんな感じでしたね。尚、今回の共通ルートはすごく短くて、すぐに個別ルートに入るようになっています。
「Making*Lovers」製品版のあらすじ・感想はこちら↓
【小鳥遊亜子編】【鹿目レイナ編】【北大路可憐編】【月野ましろ編】【鳴瀬咲編】
Making*Lovers キャラクター紹介
小鳥遊和馬(名前変更可)
本作の主人公。社会人。大学時代から一人暮らしをしているが、春に入社した会社を辞め、現在はコネで紹介してもらった割の良いアルバイト(どこで見つけてきたかは企業秘密)やボランティアをしながら求職活動をしている。希望の職種はWebデザイナー。
血縁のない妹がおり、重度のシスコンである。その妹からは“変態で無駄にエッチで我儘で口は悪くて偏見が酷くて羞恥心も薄い”と評されている。これだけ聞くと随分と酷い男のように思えるが、向上心があって柔軟な発想が出来、前向きな性格で行動力がある(これはSMEE作品の主人公の特徴とも言える)。
恋愛に関して並々ならぬこだわりを持っており、とにかく「過程」を大事にしていて、偶然の出会いから始まるピュアで王道な恋愛しか認めず、合コンやナンパ、友人からの紹介などは全てNG。そして、頑なに自分の主張を崩そうとしない。
小鳥遊亜子
主人公の義妹。主人公の事は「お兄ちゃん」と呼んで慕っている重度のブラコン。そして、父親には冷たいw 料理上手で今や兄や母親よりも家事スキルを持っており、嫁力抜群の主婦みたいな妹。
普段はしっかり者だが、兄と2人きりのときは甘えんぼになる。兄が実家にいた頃は、兄に後ろから抱きつくのが朝の日課になっていた。以前は用事がある時にしか兄の部屋には行かなかったが、家をリフォームしてからは頻繁に訪れるようになった。
とにかく可愛い。
北大路可憐
主人公の大学時代の同期。主人公が亜子に言われて試しに参加した合コンで2人は再会を果たす。真面目な性格だが色々と不器用でお金の管理が苦手。
大学時代は主人公と同じ学部で所属サークルも一緒だった。そのため、大学では仲良く話をする機会はあったが、プライベートではあまり交流がなかったため、それ以上の関係にはならなかった。
主人公とは顔を合わせればいつも喧嘩ばかりしており、主人公に対して素直になれない。しかし、考え方が似ているせいか相性はいい。
普通の会社に就職し一般事務の仕事をしていたが、家庭の事情もあってすぐに退職。その後、お金の管理が苦手だったのが災いして、失踪したルームメイトに有り金全て盗まれてしまったため、家賃を払えなくなり路頭に迷うことになったが、そこを主人公に助けられる。実家には何があっても帰りたくないようだが・・・。
鹿目レイナ
現役学生モデル。レイナのマネージャーの小森多恵が車で主人公を轢いてしまったことキッカケで知り合うが、主人公が被害者であることをあまり態度に出さず、示談金を受け取らずに済ませたことから主人公に興味を抱き、引っ越し先の女子寮で主人公と再会したとき、主人公のことを彼氏だと言いふらし、外堀を埋めてしまう。
主人公よりも年下で亜子と同じような年頃だが、亜子とは違い、自信家でちょっと小悪魔で生意気なところがあり、主人公を振り回しているが、それは主人公に甘えている証拠でもある。
鳴瀬咲
合コンの待ち合わせで勘違いして知り合った天気予報士。初対面時に主人公が驚いたほどの美人だが、割と物事をハッキリ言うタイプで言いにくいこともズバッと言ってくる。お嬢様っぽい雰囲気があり、ちょっと天然なところもある。
学生時代はずっと女子校だったのもあり、今まで恋愛経験が一度もなく、親戚のおじさんに紹介された男性は全て断っており、自分で恋愛下手を自覚している。恋愛下手なのは、男が苦手だったせい。子供の頃、周りよりも背が高くあまり喋らない引っ込み思案な性格だったせいか、男の子から避けられていたのが原因で自信を失っていた。
社会人になってから男性が苦手なままではやっていけないと思い、普通に話せるようにはなったものの、恋愛事になるとまだまだ苦手なようである。しかし、親戚の人が紹介した相手に直接断ろうとして待ち合わせしていたBARで、運命の人と出会うことになる。
月野ましろ
主人公が翔に誘われて参加した合コンの会場となったお店でバイトしている店員さん。主人公とは一切面識はなかったが、実はお隣さんで同い年であることが後に判明する。
普段は人見知りが激しく、特に男性とは距離を置くが、お店のトラブルを解決した主人公のことを意識するようになり、同じ職場で働くことになった主人公の教育係に名乗り出る。
ちょっと不思議ちゃんなところがあり、独特の価値観を持っているせいか、突拍子もない言動が多い。言動はアレだが仕事に対してはストイックなところがある、
朝比奈翔
主人公の親友。いつも飯目的で主人公のところへ遊びに来ている。その容姿から非常にモテて遊んでいるが彼女はいる。主人公に彼女がいないことを気に懸けており、様々な手段を使って女の子を紹介しようとしてる。
亜子からは兄に悪影響を及ぼすと思われ煙たがれているため彼女の事が苦手で、亜子が主人公の部屋に来ると一目散に逃げる。
Making*Lovers 体験版 あらすじ
ある日の事。小鳥遊亜子は父親から兄に対してのある伝言を頼まれます。それは、“いい加減に彼女を作って今月中にリフォームした家に連れてくるように”というものでした。亜子は最初は渋りますが、両親の必死な訴えに彼女の方が折れ、今日行くついでにそれとなく伝えてみると引き受けることにしました。
和馬の部屋では友人の朝比奈翔が紹介したい子がいると言って合コンの誘いに来ていましたが、そこへ亜子がやってきます。翔は亜子が来たと分かると窓から飛びだし逃げ出します。翔が部屋を出た後、亜子に昼食を作ってもらいますが、そこで両親からの伝言を聞いた和馬はいつもの過程至上主義の持論を展開。亜子を呆れさせます。その後、夕方まで一緒に過ごし、亜子は帰りますが、その帰り際に翔から合コンに誘われていて、翔の奢りなら顔を出すくらいはしてもいいかもと言うと、亜子は和馬に合コンに行ってきなよと促します。今のお兄ちゃんにはきっと荒療治が必要だからと。“大事なのは、どんな過程を踏んだって当人同士が幸せになること”・・・亜子はそう言葉を残して帰っていき、妹からアドバイスされた和馬は合コンに行くことに決めたのでした。
そして、合コンの時間。会場のレストランに集まったのは男性3人、女性3人。最初は自己紹介から始まりましたが、和馬は相手の女性陣の中に大学時代の同期である北大路可憐がいたため驚きます。しかも、翔が言っていた“紹介したい女の子”が可憐でした。しかし、いざ合コンが始まると2人は普通にお互いの近況を話し合い、そこそこ良い雰囲気になっていました。しばらくすると、和馬はトイレに行きたくなりますが、このまま可憐と話をするかトイレに行くか考えますが・・・。
【小鳥遊亜子編】
合コンは微妙な感じに終わり、翔からの再度の誘いも断って、鹿目レイナに一日付き合わされた和馬。久しぶりに実家に帰り1日のんびり過ごし、夕飯で亜子が好きな特製のパスタを振舞うと、亜子は上機嫌になって、お兄ちゃんのご飯が食べられるのは嬉しいと言われます。その後、和馬がお風呂に入ってここ数日の出来事を振り返っていると、亜子が風呂の外から声をかけてきて、一緒に寝ちゃ駄目?と聞いてきます。和馬は、「亜子さ」と言い、寂しいのは分かるけど、今時兄妹揃って仲良く寝るなんて恥ずかしいと答えますが、亜子はその返事を「OK」と受け取ります。何故なら和馬が本当に断るときは亜子のことを「お前」と呼ぶから。そう妹に指摘された和馬は一緒に寝ることを了承し、亜子はお兄ちゃん大好きと言って喜ぶのでした。
夜11時。風呂から上がった亜子が和馬の部屋にやってきて早速布団の中へ。電気を消すと会話も少なくなり亜子が抱きついてきたため、和馬も彼女の方へ向き頭を撫でてあげます。亜子がこんな風に甘えてくるのは何か話したいことがあるのだろうと思い聞いてみると、亜子は家をリフォームしたときあちこち綺麗になってしまい、お兄ちゃんと居間に書いた落書きが無くなって、かくれんぼで隠れた押入れも綺麗なクローゼットになって、これが大人になるということなのかなと考えたら急に寂しくなったと話します。以前の亜子は用事があるときにしか和馬の部屋には来ませんでしたが、家がリフォームされてからは訪れる回数が多くなっていました。和馬と亜子は血の繋がりはありませんが、和馬は兄妹としての絆は誰にも負けない自信がありました。だからか、2人はあえて恋人を作らなかった節があり、和馬も何となく亜子の気持ちに気が付いてました。すると、亜子がこの夏の間だけお兄ちゃんの彼女になってあげると言い出したため、流石の和馬も驚きます。
今まで兄妹間で禁句になっていた部分に亜子の方から踏み込んできて、亜子は夏の間だけ妹を卒業するからお兄ちゃんもお兄ちゃんを卒業してねと笑顔で言い、和馬は「意味分からん」と頭を抱えるのでした。
【北大路可憐編】
可憐とそのまま話すことにした和馬ですが、可憐の友人が彼女に彼氏作れと言ったため、可憐の不満が爆発。友人たちは可憐がキレたことに驚きますが、和馬は可憐の主張に納得したため、何も言わず黙って聞いていました。合コンが終わった後、明日出張に行くという可憐の荷物を持ってあげた和馬は、別れ際に可憐から悪い人じゃないんだから彼女作り頑張りなさいと亜子と同じようなことを言われるのでした。
合コンの翌日。鹿目レイナと出会い、1日中つき合わされたため、亜子との約束通りに実家に帰ったものの、帰るなりすぐに爆睡してしまいました。そのまた翌日、久しぶりに実家でのんびりしていた和馬は、夕方になってから出掛けますが、駅の近くで可憐を見かけたため、声をかけます。すると、可憐が逃げ出したため、彼女を追いかけることにします。海岸で可憐に追いついた和馬は、出張に行ったんじゃなかったのかと聞くと、可憐は行ったけど1日で帰ってきたとふてくされたように答えます。そして、和馬に対して色々と愚痴を言いますが、彼女の身だしなみがボロボロだったことに気付いた和馬は、出張の話も嘘かもしれないと思い、ひとまず彼女を自分の部屋に連れていきます。
先ずは彼女を風呂に入れた後、夕飯を食べさせ、落ち着いたところで事情を聞くと、可憐は会社にはもう行ってないと答えます。彼女は先月の頭に退職し、家は元々優美というと友人とルームシェアしてたものの、そのルームメイトが失踪して可憐のキャッシュカードや通帳も全部持って行ってしまったため、住んでいた家を追い出され帰る家が無くなってしまいました。次の就職先が決まっているのと実家の両親とは何かあるらしく実家には帰りたくないと話す可憐に対し、和馬はしばらく彼女を自分の保護下に置くことにします。こうして、和馬と可憐の奇妙な共同生活が始まるのでした。
【鹿目レイナ編】
合コンは可憐がいたため微妙な感じで終わった和馬は、翌日も翔に誘われたものの、昨日の今日で疲れているからと断って外に出ますが、お腹が空いたためどこかで昼食を取ろうとしたところ、交通事故に遭ってしまいます。幸い打撲だけで済み、相手の女性も完全に自分の過失だったことを認め示談金として20万円を渡そうとしますが、和馬はお金の問題じゃないと言って断り、代わりに近くの牛丼一杯を要求します。その様子を見ていた1人の女の子がじっとこちらを見ていたため声をかけると、どうせならもっと高そうなお店に行けばいいのにと言ったため、和馬はああいう人は一度場を設けてちゃんと謝らないと気が済まないタイプだから牛丼にしたと答えます。そして、少女が女性の妹だと思った和馬は、少女の方からお金を返してほしいと言うと、少女は妹ではなく仕事仲間だと答え、お腹が空いたと言って女性に電話をかけます。
女性が牛丼を持ってやってきたため、和馬はこんな大きなお金は受け取れないと言って断ると、女性は驚き、それでも誠意を見せようと治療費は全額払うから連絡をしてほしいと言って名刺を渡してきます。その名刺には株式会社ビーキャスティングと書かれており、どうやらモデルなどの所属事務所のようで、少女がモデルの鹿目レイナ、女性がレイナのマネージャーの小森多恵と自己紹介します。和馬は小森多恵が大金を積もうとしたのもイメージを商売にしているからだと思い、それまでの高圧的な態度を謝り、これでお互い水に流しましょうと言います。すると、小森は和馬の意図を汲み取り、ただその場で頭を深く下げ和馬に感謝するのでした。
その後、実家に帰ろうとした和馬ですが、レイナに声をかけられ、何故か一緒に買い物をすることになります。どうやら目的は小森へのプレゼント選びのようでした。最近仕事で失敗ばかりで小森に迷惑をかけている自覚があったレイナは、謝罪と感謝の意味を込めて何かプレゼントをしようと考えていたようでした。自分が選んだプレゼントを喜んでくれるかどうか悩むレイナに対し、和馬は小森のことを自分のせいとはいえ、レイナのイメージ悪化を避けるために必死だった、それを見る限り、お前を成功させたいからああしてまで大事に守ってくれてるんだと評し、レイナのことも罪悪感から人を裏切るのは簡単だけどお前は多分そんなタイプじゃないと言うと、レイナは人のこと何も知らないくせにムカつくと言ったものの、その言葉で元気が出たとお礼を言い、和馬と選んだ物をプレゼントとして買うことに決めます。その後、結局和馬は半日丸々レイナの買い物につき合わされ、実家に帰ると疲れてすぐに寝てしまうのでした。
翌朝、亜子に起こされ、久しぶりに家族4人で朝食を食べますが、亜子が部活に行った後、母親から割の良いバイトとして、親戚の叔母さんが入院しているからその代理として住み込みで女子寮の管理人をやらないかと紹介され、行ってみることにします。女子寮に着くと、母親に寮の中を案内されますが、その途中で寮生が次々と起き出したため、和馬は皆に自己紹介します。すると、今度はこの日引っ越してくる新しい寮生の子が引っ越し屋と一緒に来ますが、その子は昨日会った鹿目レイナでした。レイナは和馬を見かけると、いきなり彼氏呼ばわりしてべったりくっついたきたため、和馬は急に頭が痛くなってきたのでした。
【鳴瀬咲編】
合コンの翌日、再び翔から合コンに誘われた和馬。昨日の可憐の一件もあり、和馬は合コンにはもう参加しないと言ったものの、翔が今度こそ超優良物件だからと言ったため、もう一度だけ翔の話に乗ることにします。その日の晩、今回は1対1で会うことになっていたため、昨日合コンしたお店の地下にあるBARへ1人で向かいます。慣れない場所で戸惑いつつ相手を待っていると、翔の言った通りのとびっきりの美人がやってきたため、和馬は驚きます。そして、しばらくお互い緊張してなかなか会話が盛り上がらない中、女性の方が電話で席を立ちますが、そのとき丁度翔から電話がかかってきて、今日約束していた相手が来られないという話を聞いて、和馬は話の途中で電話を切り、女性の方も電話の相手から何かを聞いたらしく和馬に「どちら様ですか!?」と聞かれてしまうのでした。
どうやら女性の方も和馬のように別の相手と会う予定だったらしく、お互いの事情を話しあうと、こんなことがあるんですねと笑います。そんなトラブルがあったお蔭か、お互いに緊張が解けたため、その後は会話が弾みますが、彼女に恋愛経験が一度もないことを知ると驚き、このまま愚痴になってしまうと可哀想だからと落ち込んだ女性が言ったため、和馬はきっといい彼氏が見つかると思うから頑張ってと励まします。すると、女性は「ありがとう」と言って笑顔が戻るのでした。
翌日、翔に女性の話をしたところ、飯を食っただけで名前も聞かずに帰るとかアホかと罵られますが、2人で何気なくTVを見たときに、天気予報をしているお姉さんが出てきて、それが昨日BARで会った人だったため、和馬が昨日会ったのこの人だと教えると、翔は嘘だろと驚き混乱していましたが、冷静に言っていた和馬も頭の中では混乱していました。翔はあらゆる手段を使って再び和馬とお天気お姉さんを引き合わせようと考えますが、和馬は相手の職業とかを知ってそれで会いたいというのは少し違う気がして、翔にそんなことをしなくていいと言って止めさせるのでした。
その後、亜子と約束していたため、久しぶりに実家に帰った和馬。しかし、恋人のいない兄妹揃って母親に早く恋人作れと延々と説教を喰らってしまいます。夕飯を食べた後、母親から泊まっていけと言われたものの、また説教されそうな気がしたため、父親が帰って来る前に戻ることにします。
実家から帰る途中、母親の説教が堪えた和馬は、試しにナンパでもしてみようと思い、海岸の方へ向かいます。すると、そこで見知らぬオッサンと昨日の夜のことで言い争っているお天気お姉さんがいました。昨日のセッティングをしたらしいオッサンが呆れて帰っていくと、お姉さんは和馬と目が合い、2人はまたも偶然で再会します。先ほど話していたオッサンはお姉さんの親戚らしく、お姉さんの父親からの頼みでお姉さんに男を紹介しているようでした。その後、2人は海岸近くの展望台へと移動し、そこで話をします。
和馬はお姉さん・・・鳴瀬咲は何か事情があって恋愛出来ないんじゃないかと思い、その辺のことを聞いてみると、咲は子どもの頃は妙に男の子から避けられていたと答えます。他の子よりも背が高くなるのが早く、性格も引っ込み思案だったから。そのせいか、彼女はすっかり自分に自信を失くしてしまったため、恋愛下手になってしまったようでした。咲は大人になっても男性経験ゼロなのはおかしいことなのかと和馬に聞きますが、和馬は全然おかしくないとハッキリ答えます。咲は和馬とは普通に話が出来ることを不思議がりますが、和馬は多分俺のことを男として見てないからだと教えます。すると、咲はそんなことないと和馬をフォローしますが、逆にそのフォローが和馬の心をえぐったため、必死で何かないか考えると、最終的に「可愛いから」という結論になりました。背伸びしようと頑張ってる姿が、少し前の社会人になったばかりのこのままではいけないと思って男に慣れようと頑張っていた頃の自分に似ているから。
そこで和馬はそれなら俺と付き合ってくださいよと半分冗談で言うと、咲は「それも良いかもしれない」とあっさり答えたため、言った本人の方が戸惑います。そして、咲が付き合う理由について、“あなたのことをもっと知りたいと思ったから”と答えたため、“とにかく付き合ってみて相手のことを知る”という亜子のアドバイス通りに自分も彼女のことを知るために付き合ってみることにしたのでした。
【月野ましろ編】
合コンの途中、急にトイレ行きたくなったため、席を立った和馬。しかし、トイレの場所が分からなかったため、近くにいた店員に声をかけます。しかし、驚いた店員はその拍子に客の酒瓶を割ってしまいます。自分のせいだと思った和馬はその店員と一緒に客のところまで行き誠意を持って謝ると、その客も優しい人だったため、失敗は誰にでもあると言って許し、事なきを得ます。その後、和馬の柔軟な行動に店のスタッフ達は感心し、お礼として食事券を渡されますが、和馬は気持ちだけで十分だと断ろうとします。すると、先ほど酒瓶を割ってしまった店員が、それ受け取ってまたお店に来てほしいと言ったため、和馬は受け取ることにし、店員は顔を赤くして去っていくのでした。
翌日、出掛けた和馬は、新しいバイト先として昨日行ったお店が気になったため、再び行ってみることにします。すると、お店のカニのオブジェを掃除している店員がいたため声をかけると、昨日和馬が声をかけたせいで酒瓶を割ってしまった店員さんでした。和馬はバイト志望なので店長に取り次いでほしいと言いますが、店員さんは新人さんはまずカニのオブジェを洗うことから始めると言って、面接もなしにいきなり掃除用具を渡し、和馬にオブジェを掃除させます。その後、事務所の中を案内されますが、丁度店長がやってきたため自己紹介します。昨日の件の報告を受けていた店長は、和馬に礼を言った後、業務等の説明をしようとしますが、和馬に散々パワハラししていた店員が自分が説明するとはりきっていたため、店長も彼女に任せることにします。和馬の方も活き活きとして自分に笑顔を向けてくれるこの店員さんの存在が気になり始めていました。結局、和馬はそのお店で働くことに決め、初日から遅くまで頑張りましたが、家に帰って部屋の鍵を開けようとすると、お隣さんも帰ってきたため、そっちを向くと、見知った顔だったため驚きます。隣に住んでいたのは、この日ずっと付きっきりで和馬の指導をしていた月野ましろでした。2人は連絡先の交換をし、和馬も気になり始めた彼女と同じ職場で働くことが楽しみになってきました。
翌日、正式にバイトとして採用され早速働くことになった和馬ですが、教育係を名乗り出たましろに、“恋人契約書”を出され驚きます。しかし、ましろにクーリングオフが可能と説得され、恋人契約書にサインをしちゃった和馬は、彼女と1ヶ月間だけお試しで付き合うことになったのでした。
Making*Lovers 体験版 感想
亜子ちゃん可愛い(*´Д`*) しっかり者に見えて甘えんぼさん。この子がいるだけで買う価値がありますね、ええ。それだけ可愛かったです!今回は個別ルートの比率が多いようなので、可愛い亜子ちゃんを延々と見続けられるのは大変良いことだと思います(*´Д`*)b
そして、相変わらずのノリが良い主人公。最初は恋愛方面ではややヘタレっぽいところを見せるけど行動力は抜群なSMEE主人公っぽさは健在かな。比較的安心して見ていられる主人公であることが多いので、今回も問題ないかな。エロゲで1番問題になるのは主人公ですから、その点ではSMEEは安定していると言える。毎回同じ性格だからワンパターンではあるけど、ヘタレられるよりかはずっと良い。
共通ルートが短く、ヒロイン同士の繋がりもほぼ皆無なので、その点では物足りなさはあるでしょうが、そのぶんヒロインとのイチャラブが楽しめるのは良いことだと思います。ただ、幼馴染がいない点だけが不満かな。あとはラブラブルの店長、フレラバのサル&モチョッピィ、ピュアコネのメガネ君などSMEE作品はサブキャラも魅力的(?)なので、そういうキャラが登場するか楽しみにしていますw
ともあれ、前作のカノステのように絵の段階での好き嫌いは少なくなったと思いますし、今まで通りのSMEE作品であると仮定するなら、コメディ寄りのイチャラブが楽しめると思うので、明るくて時々笑えるイチャラブを楽しみたい人にはオススメだと思います。発売日が楽しみですわ~(*'∇')
※gooブログではSMEEのURLは貼れません。御理解下さい。