◆ 思い遣(や)る心でみんなぽかぽか ◆
困っている人を助けたり、進んで地域活動に参加したり、社会福祉に奉仕したり、そんながんばっている良いことをした子どもを表彰する「なでしこ賞」
今回は2月8日に甲府市教育研修所で開催された「平成24年度 なでしこ賞・撫子賞表彰式」を紹介します。
なでしこ賞は「新しい時代を担う人づくり基金」事業の一環として、「思い遣(や)る心」をもった個人または団体に贈られるもので、他の模範となる行いをした児童・生徒を奨励する「善行賞」と友達や下級生などを思いやる子を表彰する「友達賞」があります
ちなみにひらがなの「なでしこ賞」は小学生を対象に、漢字の「撫子賞」は中学・高校生を対象にしているそうです。
今年度の表彰は、小学生を対象とした「善行賞」が個人14人・団体103人、「友達賞」が個人4人、また中学・高校生の「善行賞」は中学生が個人9人、高校生が団体32人、「友達賞」は個人2人が表彰されました!
表彰の理由は、必死にがんばり明るい学校生活を送る、分け隔てなく友達に接する、下級生の面倒をよくみる、道路の落ち葉を拾う、明るいあいさつ運動などを通して学校・地域づくりの和を広げているなど。みんながんばっています
また東日本大震災の被災地へ、復興への思いをつづったビデオレターを届けたり、洗剤を贈ったりもしたそうです
そんな子どもたちに、市長さんからは「恕(じょ)」という字を贈りました。「恕」は思いやりです
今回表彰された子どもたちにはこのような心をずっと持ち続けていってほしいですし、引き続きみんなの目標となるような行動をしていってほしいですね。また子どもたちの行動がその友達や大人たち、地域全体に広がっていけばとても素敵ですね