◆甲府市農業センターで試験栽培中◆
甲府市農業センターで「パパイヤ」を栽培していると聞き、さっそく取材に行ってきました。
甲府市農業センターは、甲府市の農業の拠点として、担い手育成や農機具の貸付けなど、農業の普及・指導を積極的に行っている施設です
市民の皆さんにも農業への理解を深めていただくため、年間を通して、花壇花の栽培セミナーや味噌作り教室、枯露柿づくり教室など、様々な教室を開催しています
広い敷地を進んでいくと
大きな温室が2棟
覗いてみると・・・そこは、まるで南国の雰囲気
南国でしか育たないと思っていたパパイヤが、ここ甲府でたくさんの実をつけていました
「え~甲府で育つんですか?」驚きと感動です
センター職員の方にお話を伺うと、今年の3月に苗木を植えて試験的に栽培をしているそう。
3月に定植したばかりなのに、この成長の早さには驚きです
ハウス内の温度は加温していないそうです。
パパイヤってこんな風に実をつけるのですね
この、長細いラグビーボール型のパパイヤは「オキテング」という品種だそうです。
青い状態で収穫をすると、野菜として(青パパイヤ)食べることができます
この丸い形のパパイヤは「レッドレティ」という品種。
切った瞬間から、切り口から白い乳液状のものがしたたり落ちます。
これは、酵素の「パパイン」というものだそうです
皮膚が弱い人が触るとかぶれるので要注意です
ハウスの隣では、露地栽培もしていて、こちらもたくさん実っていましたよ
センター敷地内の圃場では、白菜の新品種5種類や甲府の伝統野菜である長禅寺菜の試験栽培も行われていました。
甲府市の農業の拠点である甲府市農業センター日々、こうして農業振興のために様々な取組みを行っているのですね甲府市の農業の可能性を感じた取材でした