すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

襲われました・・・・

2018年03月28日 | おでかけ
公園あそびをしているこどもたちをながめながら、 小腹を満たそうと ファミマのつくね串をひっぱりだした瞬間、 とんびに襲われました。


どこからともなくやってきて 真上から わたしのアタマに ミサイルキック。 その後も なんども体当たり攻撃されました。 遊具の下に逃げ込んで つくね串は守ったぜ! わたしのアタマはぼろぼろになったけど!

ほかにもお弁当をひろげている家族は数組いたのに だれも襲われていません。 遠くで捨ててあるゴミをあさっている程度だったのに、 つくね串に反応したのか とろそうなオンナに反応したのか・・・・ あとあと 「さっき とんびに襲われてましたね」 と声を何度かかけられて はずかしかった・・・・

 こどもたちは遊具に夢中で気がつかず

         いい天気!

あんな高いところを飛んでいて つくね串が見えるって すごいよな~ そういえば、 寺田寅彦がとんびのこと書いてたな~

「たとえば長方形の水槽の底を一様に熱するといわゆる熱対流を生ずる。その際器内の水の運動を水中に浮遊するアルミニウム粉によって観察して見ると、底面から熱せられた水は決して一様には直上しないで、まず底面に沿うて器底の中央に集中され、そこから幅の狭い板状の流線をなして直上する。その結果として、底面に直接触れていた水はほとんど全部この幅の狭い上昇部に集注され、ほとんど拡散することなくして上昇する。もし器底に一粒の色素を置けば、それから発する色づいた水の線は器底に沿うて走った後にこの上昇流束の中に判然たる一本の線を引いて上昇するのである。
 もしも同様なことがたぶん空気の場合にもあるとして、器底の色素粒の代わりに地上のねずみの死骸を置きかえて考えると、その臭気を含んだ一条の流線束はそうたいしては拡散希釈されないで、そのままかなりの高さに達しうるものと考えられる。
 こういう気流が実際にあるかと言うと、それはある。そうしてそういう気流がまさしくとんびの滑翔を許す必要条件なのである。」

                                          寺田寅彦 「とんびと油揚」 青空文庫さんよりコピペ

この水槽の中を 一直線に色素がたちのぼっていく様の描写が 絵を見るようですばらしい。 わたしのもっていたつくね串から とんびまで一直線にひかれた 「つくね串の気配」 もこんなカンジだったのかな。

 桜並木を見に行ったんですが

 まだまだでした・・・・・・・
コメント (2)
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