すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

こどもが何かじぶんにとってまずいことをかくそうとするパワーのすごさ

2019年03月07日 | ぐり8~9歳(小学3年生)
今日はまた冷え込みますね~ ばーちゃんは 寒暖差アレルギー (という診断があるそうな!) で寝込んでいます。 

 ローストビーフをつくってみた~


魚焼きグリルでつかえるグリルパンを買ったので 、 まずはローストビーフをつくってみました。 塩コショウとにんにくをすりこんで常温で10分おき、 グリルパンに入れて7分加熱。 これだけで たっぷりのローストビーフができちゃいました。 これは使える。

 さっそくお夕飯に。

1年生の登下校のつきそいをしていてかんじるのが、 「こどもが何かじぶんにとってまずいことをかくそうとするパワーのすごさ」 です。

登校班のなかの ある女の子にちょっかいをだしてばかりいる〇〇くん。 なにかでつついてみたり、 じぶんの荷物をもたせようとしたり、 暴言をはいてみたり。 そういや ムスメも低学年のあいだは ずっとこんなちょっかいをかけられてたなあと見ていました。 あまりしつこいと制止はしてたんですが、 その女の子も口が立つし そこそこやりかえしてるので たいしてしんぱいはしてなかったんです。

その日も 「泣くまでなぐる」 などの暴言がひどいので、 その女の子が 「▽▽先生にいいつけるよ!」 と言ったんです。

そしたら、 いきなり 〇〇くんが ぐーの手で その女の子のおなかをパンチ! 

いままで 手が出たことはなかったので、 わたしもびっくりしてしまって 大声で怒鳴りつけて 〇〇くんにもうしませんとは言わせたんですが、 あやまろうとはしなかったので (クラスの××くんはいつもけんかしてるとか もっといじわるする子がいるとか そういう言いわけばかり並べて) かわりに女の子にあやまり、 その子も 「オトコがバカなのはわかってるからもういい」 といってくれたので (それもどうかとおもうが)、 その場はおさまったんです。 (まあ いまのところ。 親や学校の先生にいいたかったら 言ったらいいよ、 とも伝えましたが、 その気はなさそう)


それにしても いままでは口だけだったのに いきなり手がでてびっくり。 そのきっかけが 「いいつけるよ」 なんですよね。

「〇〇くんが わるいことばをいいます」 っていいつけられるのを阻止するために、 女の子のおなかをグーでなぐるって、 バランス感覚なさすぎ


まあ、 でも こどもって そういうところありますよね。 こないだカギを落とした子も 親にばれるのがこわさに もっとあぶないことしようとしてたし、 うちのムスコも なにかこわしてしまったときに 「なんかね、 見たら こわれてたの」 (その前に はでに落としてただろ) みたいな報告じゃない報告をしてくることがあります。

そりゃ おこられるのはこわいよね。 わざわざ 言いたくないっていうのは じゅうぶんわかるし、 刑法にも 犯人が犯罪やその証拠を隠匿する分には それはあらたな犯罪を構成しません。 ニンゲンの本性だから しょーがないよね、 って法律ですら そうおもってる。

ただ、 その言いたくない、 チクられたくないがために より悪質な行為をするって それはどーなの? ってことですよね。 隠そうとするのはしかたがないにしても、 そのために人を傷つけるって それは行き過ぎてるよね。

ニュースでも 女子大生が援交のお金を払わないことを ネットでバラすっていわれたのに激昂して 殺して死体を遺棄したりしてますよね。 バラされたって 警察がかわりに取り立てにくるわけじゃなし、 「おう やれるもんならやってみろ」 でよかったのに、 なんでそこまでするかなとおもいますが、 その判断がつかないほど 「バレる = もう終わりだ」 っておもっちゃうんでしょうね。

 牡蠣づくしをやってみた~ 串焼きとホイル焼き、 グラタン~


あとは うちのこどもたちもふくめてですが、 親が こどもが叱られないように 外でいやな目にあわないように 先回りして 手を打ち過ぎてしまっていて、 こどもが あまり叱られたことがないので 叱られること = 悪、 こわい、 ってなってしまっていることも 原因としてある気がします。

〇〇くんのお母さんなんて 「うちの〇〇は 大家族のなかで あまやかしすぎて、 打たれ弱いから 外でいじめられてないか しんぱいで」 っていつも語ってるくらいなんで、 たしかに 〇〇くんは 叱られ慣れてなさそう。 (外では 女の子のハラをグーでなぐってます



保育園で 年中さんになると それまで親と先生のあいだにいきかっていた連絡帳がなくなります。 きゅうに先生と連携がとれなくなって しんぱいになるんですが、 面談で理由を教えてもらいました。

「こどもが じぶんでじぶんのことを伝えられるようになってほしいから」 なんだそうです。

小学校の先生も 中学年あたりになると 「宿題ができなかった理由などは できるだけ こどもがじぶんで伝えるようにと おうちでも声かけしてください。 忘れ物をしても だまっている子がいます。 じぶんに不利なことでも 報告することが大事だと教えて行きたいので」 とおっしゃってました。 たしかに、 忘れ物をじぶんでカバーしようとして 貸し借りトラブルが起こってましたしね。


それに、 そういうちょっとしたことで叱られ慣れているほうが、 隠そうとしてほかのトラブルを引き起こさないし、 だいたい打たれ強くて困ることなんて よのなかにはないですよね。 もっと こどもをばんばん叱ってもらいましょう。 ちょっとしたことでも ちゃんと叱ってもらえる時間て 人生のほんのちょっとのあいだだけなんですよね。




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