小浜逸郎・ことばの闘い

評論家をやっています。ジャンルは、思想・哲学・文学などが主ですが、時に応じて政治・社会・教育・音楽などを論じます。

ワクチンによる世界制覇 その1

2021年08月27日 12時38分53秒 | 社会評論


あなたはもうワクチンを打ちましたか? まだでしたら、これから言うことをよく聞いてください。ちょっと長くなりますが、ご辛抱願います。

新型コロナと、コロナワクチンを巡る騒ぎは、始めから終わりまで、その基礎情報から政策に至るまで、正しいとされていることがとにかくめちゃくちゃで、デタラメです。
そして、なぜこんなひどいデタラメが世界中でまかり通ってしまったのかと言えば、ずっと前から恐ろしいことを考えてきた一部のグローバル・エリートたちの思惑どおりに事が運んでいるからなのです。
陰謀論者と嘲笑せずに、まあとにかく聞いてください。

まずPCR検査ですが、あの検査で新型コロナに感染しているかどうかは検出されません。
Ct値といって、喉や鼻の粘膜についている微量のウイルスを採取し、それを何億倍、何兆倍にも増幅して陽性と診断するのですが、これで検出されたからといって、感染したことにはなりません。
だれでもいろんなウイルスを体表にもっているので、何億倍、何兆倍にも増幅されれば、たいていの人は「陽性」とされてしまいます。
感染は、ウイルスが体細胞のなかに何千、何万と侵入して初めて起きるのです。
また、この検査では、新型コロナウイルスだけではなく、インフルエンザウイルスや、アデノウイルス、ウイルスの死骸、Ct値が高ければ、その他のいろんなものも拾ってしまいます。コーラや果物で陽性と出たという話さえ広がっています。
アメリカのCDC((疾病予防管理センター)は、インフルエンザウイルスも拾ってしまうからという理由で、今年いっぱいでPCR検査をやめると発表しました。

PCR検査法は、ウイルスの遺伝子配列を確認するためだけのもので、これを発明したキャリー・マリス博士は、決して診断に使ってはならないと警告していましたが、2019年に謎の死を遂げました。
マスコミは、PCR検査で陽性と判定された人をすべて感染者としてカウントしていますが、今述べたような不適切さについて、これまで一度もきちんと説明したことがありません。
第何波とか、感染爆発とか、今日の感染者何名とか、緊急事態とか騒いでおりますが、もともと感染を確定する検査そのものがいい加減なのですから、こんな騒ぎには何の意味もありません。

新型コロナの死者についてですが、厚労省が発表しているデータでは、Ⅰ年半以上かかって13,000名ほど(人口比で0.01%)で、しかも70代以上が88%、それもほとんどが基礎疾患持ちの人に限られています。30代37名、20代10名、10代以下ではだれも死んでいません。
ちなみにこの死亡数は、他の原因による死亡数と比べると、肺炎9万5千人、自殺2万人で、それらよりずっと少なく、全体で10位です。
つまり、パンデミックなど全然起きていないのです。

世界ではそんなことはないだろうとお考えの方もいるでしょうから、世界中でこの期間にどれくらい亡くなっているかを示しましょう。
ジョンズ・ホプキンズ大学が公表しているデータでは、8月26日時点で、100万人当たり572人、1万人当たりに直すと、5人から6人しか死んでいません(0.06%)。
そしてこの割合は、2020年の5月くらいからやや増えたものの、そんなに変わっていないのです。つまり、世界でもパンデミックが起きたとは言えません。

しかも多くの国がやっていることですが、これらの死者数は、水増しされています(中共は別)。
日本でも2020年の6月18日に、厚労省が他の病気が直接の死因であっても、死亡時に新型コロナに感染していればコロナ死としてカウントせよという通達を出したのです。
ずいぶんインチキな操作をやって、さも新型コロナが恐ろしい流行病であるかのように見せかけているわけです(それでも実際の死亡率を見ればちっとも恐ろしくありませんね)。

新型コロナは、指定感染症の2類に分類されていますが、これはエボラ出血熱などの致死率がたいへん高い伝染病に相当するものです。
ところが、上記の通り、新型コロナの致死率はたいへん低いので、5類に分類されているインフルエンザ以下にするのが妥当です。
これをいつまでもやらないために、新型コロナに感染したとされると(それもPCR検査といういい加減な検査によるものです)、医療行為を受けられる施設はごく限られ、医療従事者は大げさな防護服などを着て看護に当たらなくてはなりません。
普通の医院、病院では診ることが出来ないので、指定された病院で受診できない人は、自宅監禁ということになります。
それで「医療崩壊」というデマも流されています。
もしインフルエンザ並みに5類に下げれば、普通に風邪を引いたのを治すのと同じ治療を考えればよいだけの話です。
こんなバカなことをやっているのは日本だけです。

以上、新型コロナなるウイルスによる流行病は、多少はあったかも知れませんが、コロナパンデミックなどという現象は世界中どこにも存在せず、恐怖心が作り出した亡霊だということです。
しかも、武漢で発生したと言われる新型コロナウイルスのオリジナルは、じつは実験室できちんと分離・同定されていないのです。
また、どこの国の保健衛生部門も、その分離・同定とコピーの確定に成功したという証拠書類が残っていません。
しかし、これだけ世界中に広がった恐怖の渦をいったいだれが何のために巻き起こしたのかということをしっかり考えておく必要があるでしょう。

さてここからいよいよワクチンの話。
ファイザー製のワクチンが最も使われていますが、ファイザーでは、ワクチンの有効性を95%と謳っていました。
これ、どうやって計算したのかご存じですか。
2万2000人ずつのAグループとBグループ。Aにはワクチン注射をし、Bには生理的食塩水。つまりプラセボですね。それで2ヶ月未満の期間を経て、新型コロナにかかった人数を調べたら、Aは8人、Bは162人。
つまり8÷(8+162)=0.047だから、4.7%しかかからなかった。故に100-4.7=95.3で、95%以上の有効性があるというのです。
これは2重におかしい。
一つ。2ヶ月以降、この人たちがどうなったのか、全くわかりません。
仮にこの時点でのワクチン効果を認めるとしても、mRNAワクチンは効果が消えるのが早いと言われている。それに、プラセボ群のコロナにかかった人だって、治ってしまった可能性が高い(しかもPCRによる診断自体、当てにならない)。
二つ。プラセボ群でも、2万人-162人で、ほとんどの人はコロナにかかっていないのです。その率、99%です。
こんな数字のマジックで、ファイザーは、世界中にその有効性を強弁したのです。

なお厚労省は、ワクチンの予防効果を自ら否定しています。
重症化予防の効果があると苦し紛れの言い訳をしているようですが、その証拠は全くありません。
いろいろな人に問い詰められて、「わからない」「はっきりしない」とドギマギ答えるだけです。
予防効果もなく重症予防効果の証拠を示せない厚労省が、なぜこのいいかげんなワクチンを、新型コロナに一度もかかったことのない子どもも含めて、全日本人に接種することを勧めるのでしょうか!

さて、ワクチンの有害事象が各国で相当数報告されています。
アメリカのCDCが正式に認めているVAERSというデータシステムがあります。この最新の報告結果(8月13日)を以下に掲げます。



赤地に白数字は、左上から順に、死者、入院者、緊急処置、外来診療、アナフィラキシー、ベル麻痺の数です。
しかしこれらはごく一部に過ぎません。
実際には、少なくともこの10倍、あるいは100倍という説もあります。
10倍とすれば死者13万人、100倍なら130万人ですね。
というのは、この報告システムは、医者が自由意志で報告したものだけだからです。
医者は自分が打ったワクチンのせいで死んでしまったと思ったら良心がとがめます。
あるいはそう思わなくとも、まわり(たとえば遺族や医師会)からそうみなされたら、訴えられたり、村八分にされたりすることを覚悟しなくてはならない。だから報告したくないと考えるのが人情ですね。

日本ではどうか。
厚労省に上がってきた最新のデータ(8月25日)では、ワクチン接種後に死亡したという報告が、1093人となっています。
しかし厚労省はこれらの一つも、ワクチンとの因果関係を認めません。
補償額4000万円なんて、宙に浮いた話です。
また日本の場合も、実態はこれよりずっと多いという状況証拠があります。
「泣いて生れて来たけれど」というブログを運営している方が、早い時期から、ワクチンの有害事象の事例をツイッターに投稿された庶民のツイートから、丹念に集積してきました。
「報告は氷山の一角!コロナワクチン接種後の副反応、死亡のツイートが多すぎて戦慄!」というタイトルがついています。
https://ameblo.jp/sunamerio/entry-12694152400.html
これは、普通の人たちが自分の身近なところで起きたことを素朴に語っているので、上から目線で調べたものなどより、はるかにリアルで真に迫るものがあります。
すでに69回を数えているのですが、この読者の一人が通算で死者が何人出ているかを数えたところ、3800人に上ったそうです。
これだけでもまさに「氷山の一角」でしょうから、実際にはもっとずっと多いでしょう。
一説に17000人から20000人に及ぶという算出例もあります。可能性を否定できません。

新型コロナワクチンの危険性については、すでに多くの専門家が指摘しています。大きく分けて短期と長期と二つあります。
一つ。ファイザーおよびモデルナのワクチンのmRNAは、スパイクタンパク(コロナウイルスの表面の突起の部分)を体内に生成するために、これが血液によって全身を巡り、肝臓、脾臓、卵巣などに蓄積し、さらに血小板減少や毛細血管の破壊による血栓を引き起こすというもの。
事実、接種後に起きた重篤な有害事象には、くも膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞、皮膚の発疹など、血栓を原因とするものが数多くみられます。
mRNAの寿命は短いのですぐ消えるから安心だという説がありますが、先頃、ファイザーのワクチンには、mRNAの一部に寿命を長くする措置を施していたことが明らかになりました。
また、ADE(抗体依存性感染増強)といって、ウイルスと結合した抗体がかえってウイルスの標的の細胞に侵入してウイルスの作用を助けてしまう現象があり、今度のワクチンではそれが自然免疫の作用を阻害してしまうと警告されています。これは、GAVIというワクチンを普及させる世界的な組織のメンバーだったボッシュ博士が明確に証言しているのです。

長期的な懸念のほうですが、mRNAが逆転写されてDNAが形成されると、永久的に残るため(アストラゼネカははじめからDNAを核に埋め込む)、数年後に何が起きるかわかりません。
特に、これから妊娠する女性には不妊症の危険があるので、決して打ってはならないと警告されています。
また男性の精巣にも影響を与えると言われています。
このほかにも、命にかかわるさまざまな問題が発生する可能性があります。
そもそも未知の遺伝子ワクチンを、安全だと称して世界中の人に接種させているのですから、私たちは巨大な規模の人体実験の対象にされているのです。

こんなに危険な、しかも接種の必要のないワクチンを、政府は12歳以上の子どもにまで勧めているのです。

ところで、昨年は新型コロナがあんなに騒がれたにもかかわらず、総死亡数は9000人減少しています。高齢社会ですから、例年2万人ほど死亡者は増加していたのですが、なんと昨年は11年ぶりに減少に転じました。
しかし今年の4月、5月、6月になって、死亡者が急に増え始めたのです。


出所:厚労省人口動態統計速報

このグラフの濃い赤の線が2021年です。明らかに浮き上がっていますね。5月の速報で例年と大きく開いたことはたいへんなショックですが、みんなまだこのことに気づいていません。あるyoutuberによれば、3月の月報では、死者の内訳が出ていて、特に自殺など、何かの死者が増えたということはないそうです。4月以降はまだ月報が出ていず、何がこんなに死者を増やしているのかわかりません。
しかし皆さんには、もう想像がつきますよね。この月から高齢者に対するワクチン接種が行なわれ、さらに6月からは一般者の接種も行なわれています。今後、このカーブがどうなっていくか、予想するだけで恐ろしいものがあります。

今回はここまでにしておきますが、どうでしょうか。やっぱりワクチン打ちますか?
ワクチンパスポートのような脅迫に屈せず、同調圧力にも振り回されないよう、意志と勇気を固めておく必要があるのではないでしょうか。
フランスでは、マクロンのワクチンパスポート方針に反対して、毎週数十万人規模のデモが起きています。

次回は、なぜこんなことになるのか、国際情勢も含めて、考察を深めてみましょう。


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