今日は熊谷で、日本新記録の40.9度を記録!
これってなんか微妙な気がするのですが(笑)・・・・・・。
でもこれだけの暑さで、新米の出来は一体どうなるのだろう?
何年か前に、全国的に高温障害が続いた年があったけど、
今年も早生品種は、高温障害の危険性が高いような・・・・。
コシヒカリがデビューしたのは、もう何十年も前になるし、きっとこれだけの暑さは
開発者はもちろん、コシヒカリ自身も『想定外』であると思う。
現在のお米市場は、コシヒカリが飽和状態で、北海道米や、各産地の安価な銘柄米が
人気になっている現状を考えると、今年のコシヒカリの品質・動向は、一つの大きな
転換期になると思う。
それでなくとも、昔のようにコシヒカリと、その他のお米の価格差が縮まっている現状の
中で、コシヒカリを作れば高く売れるという意識は、もう限界ではないだろうか?
需要と供給のバランスが一気に崩壊して、価格が暴落したもち米のように。
温暖化で、これからは今年のような暑さが標準になるかもしれない中、暑さ対策が
なされず、ただ同じようにコシヒカリを作り続けても、行く末は間違いなく厳しいはず。
今年の新米の動向は、この暑さの中での、各産地間の品質の差・見極めがまず、
大きなカギになると思います。
久し振りの、夢ごこちの田んぼです。
こちらは、コシヒカリです。
どちらも、9月10日頃までには新米販売開始予定です。
人間にとっても、イネにとっても過酷な夏ですね。