こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

マントヒヒまんだら

2008年08月22日 | つれづれ
ここ数日、やっとのんびりできる環境が整ったので、
家族でのんびり動物園へ出かけた。
車で三十分ほど走ったところにある小さな動植物園。
とりたてて珍しい動物が飼われているとか、
楽しいイベントが開催されているとかいうんじゃないけれど、
ただ、動物たちを見つめているっていうのが、
とても好きで。子どもたちなどほとんど体つきは大人だけど、
結構喜んでつきあってくれる。伴侶もしかり。
特に、マントヒヒや象さんはいい。
象さんと対面しながら色んなことを話しかけると、
それなりの表情をしながら返してくれる。
相手にしてくれるというだけでも、こっちとしては充足する。
マントヒヒの世界は圧巻だ。
取り巻きを多く抱えて偉そうに権威を振りかざすボス。
ひたすら我が道をいく者。
じ~っと静かに目を閉じて瞑想三昧の者。
他人へちょっかいばかり出している者。
自分の非を巧みに他人に押しつける者。
そんな様子を高見から黙って観察している者。
・・・
こんなマントヒヒたちの生き様を眺めていると、
人間社会とも共通の要素が多く見られて、
とても興味深い。

それにしても、・・・なごむ。

コメント (2)
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