仕事柄、比較的たくさんの漢字と接する機会が多い。
お経しかり、戒名しかり。
そんな中、最も難儀するのが、その読み方だ。
お経は、その種類によってきっちり読み方が定まっているから、
それほど悩まないのだけれど、
古文書や古い戒名などを声に出して読む場合、
なんだかおぼつかないことが多々ある。
ご存じのように、
漢字の読み方には、呉音と漢音、唐音がある。
たとえば「行」という字は、ギョウ・コウ・アンという
音読が可能になる。
行間・旅行・行脚というように、
単語が固定されたものであれば問題ないけれど、
全く知らない単語だと困惑きわまりない。
ただ、一応の原則はあるらしく、
たとえば、数字の単位として使われる場合の「万」は、
(マン)と呉音で発声する。
一方、たくさんとかいっぱいとかいう意味で使う「万」は、
(バン)と漢音で発音するそうだ。
一万円、百万円・・・
千客万来、万里の長城・・・
なるほどね。
でも、一つ一つの漢字にまつわる原則を知るには、
これ又たいへんそう。
あ、そうそう。
今朝は、中学校のあるクラスで「平家物語」の一説を
語ってきたんだけれど、
その中に出てきた「太政大臣」という単語。
確か私が子どもの頃学んだ読み方は、「だじょうだいじん」。
でも、自前のテキストには「だいじょうだいじん」。
どっちの読み方で語りゃあいいのか、思わず口ごもって誤魔化した。(笑
お経しかり、戒名しかり。
そんな中、最も難儀するのが、その読み方だ。
お経は、その種類によってきっちり読み方が定まっているから、
それほど悩まないのだけれど、
古文書や古い戒名などを声に出して読む場合、
なんだかおぼつかないことが多々ある。
ご存じのように、
漢字の読み方には、呉音と漢音、唐音がある。
たとえば「行」という字は、ギョウ・コウ・アンという
音読が可能になる。
行間・旅行・行脚というように、
単語が固定されたものであれば問題ないけれど、
全く知らない単語だと困惑きわまりない。
ただ、一応の原則はあるらしく、
たとえば、数字の単位として使われる場合の「万」は、
(マン)と呉音で発声する。
一方、たくさんとかいっぱいとかいう意味で使う「万」は、
(バン)と漢音で発音するそうだ。
一万円、百万円・・・
千客万来、万里の長城・・・
なるほどね。
でも、一つ一つの漢字にまつわる原則を知るには、
これ又たいへんそう。
あ、そうそう。
今朝は、中学校のあるクラスで「平家物語」の一説を
語ってきたんだけれど、
その中に出てきた「太政大臣」という単語。
確か私が子どもの頃学んだ読み方は、「だじょうだいじん」。
でも、自前のテキストには「だいじょうだいじん」。
どっちの読み方で語りゃあいいのか、思わず口ごもって誤魔化した。(笑