「御機嫌よう」の挨拶がNHK・TV『花子とアン』で不自然なほど多く使われている。家人は幼稚園や小学低学年の頃女先生が毎日、最終授業が終わり、帰宅前の挨拶で「御機嫌よう。さようなら」と言い、生徒も復唱していた記憶があるが、朝の授業を受ける前に「御機嫌よう。お早うございます」とは挨拶しなかった気がするので、TVでは出会ったときの挨拶でも「御機嫌よう」を使っているのには馴染めず、異様に感じた。また、高学年になると担任は男先生で生徒は起立し、「さようなら」しか言わなくなったのでそれ以後「御機嫌よう」は使ったり、聞いたことが無いと言う。「御機嫌よう」は気分を快く!より、体調・事故に留意し元気に!の意味で、“Good luck!”/“Thank you. Same to you.”(お元気でね! / あなたもね)、“How are you?”/“I'm fine, thank you. And you?”(お元気? / お陰さまで)に相当したり、それらに繋がっているように思う。「お陰さまで」(:何とか生かさせて貰っています)は年配者が使う挨拶です。私たちは「御機嫌よう」と健康を心配し合うよりも、良くても悪くても何事も受け入れる態度の「お陰さまで」をこれからは挨拶に多用していきたいと思っています。
今日の夕食は、
◆焼き物(塩紅鮭・千草焼) ◆南瓜サラダ ◆えのきの当座煮 ◆水なすの辛子漬け ◆ご飯