郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

暗くなる

2022年11月21日 | 日記

 もう17時になると陽が落ちて暗くなる。暗くなると時間が早く経ったような感覚を持ってしまう。それは暗くなる前にやるべきことを急かされていた体験から来ているのでしょう。昔は戸外での仕事が主であり、薄暗くなれば家路に急ぐルーティンが身体に刻まれているから。灯りを付けてやる仕事などは稀であり、1878年(明治11年)に日本で初めて電灯を点灯させたことから考えるとたった百数十年の歴史でしかない。しかし、今は電灯がなければ生活が出来ない。徐々に身体が電灯に慣らされてきているとは言え4,5世代くらいしか経っていないのです。こうやって夜も仕事を昼間と同じようにすることによって研究開発や技術が格段に進歩して逆にそれ(超IT社会)について行けない人間は破滅的人生を歩むことになっていくように思えますが、本来の人間に帰っていくようでそれはそれで正しい道であるようにも思われます。超IT社会に付いていける人の道とそうでない人の道、この2つの道のギャップがどんどんと広がっていくとき、人間はどうなるのでしょう。私たち高齢者は健康であっても新時代に取り残され、長生きすることが喜ばしいことであったはずが暗澹〔あんたん〕たる(将来の見通しが立たず、全く希望がもてない暗い)思いになります。しかし、あまり先のことを深く考え過ぎると辛くなるので考えないことにします。

 今日の夕食は、


 ◆鶏肉と豆のクリーム煮 ◆トマトと鰯のココット ◆南瓜サラダ ◆大学芋 ◆レタススープ ◆ご飯
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