法園寺
律宗の寺で、雄徳山と号する。当寺は鎌倉時代に石清水八幡宮の別当田中宗清(34代)・行清(39代)が二代にわたって創立した寺で、南部の中道上人を請じて開山したとつたえる。本尊釈迦如来坐像(重文・南北朝)は87cm、寄木造り、漆箔、玉眼の押木に正平16年(1361)大仏師院全の墨書銘があり、作者と制作年代の明らかなことや、胎内にまた当寺の建立を物語る多くの古文書や経巻(重文・南北朝)等の納入品があることで、重要な仏像とされている。
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