こりすの工房便り

趣味の手芸や旅行、日々の出来事を紹介します。

黒部立山の旅 その6

2008-10-09 19:57:28 | 旅行―北陸地方
黒部立山アルペンルートの旅、最終回です。

黒部平から全線地下を走るケーブルカーに乗り、5分で黒部湖へ着きました。


このケーブルカーも立山駅から美女平までのったケーブルカーと同じ、中が階段状になっています。
駅はトンネルの中にあり、トンネルを抜けると…

こ~んな景色が待っています。
黒部ダム、通称黒四ダムです。
昭和31年から7年の歳月をかけて作られたダムです。
高さは186m、落差545mの水力を使用して発電を行っているそうです。

このダムの上を歩いて、対岸の黒部ダム駅まで行きます。

ダムを渡ると、展望台がありますが、時間の関係で、展望台の途中まで登って写真を撮りました。


動画も撮りましたので、見てくださいね。




時間があまり無かったので急いで、駅へ行きます。
駅入り口に殉職者慰霊碑があります。

延べ1000万人の人手で作られたダムですが、落盤や出水で多くの人命が失われたそうです。
石原裕次郎さん主演の映画『黒部の太陽』で工事の様子が再現されているそうです。

駅へはトンネルを通っていきますが、このトンネルも坂道なんです。

トンネルの中は、工事の様子のパネルがあります。


黒部ダム駅に到着です。

待合室のテレビに、ダム工事の様子が映し出されて、キャラクターのオコジョくんが説明してくれます。

改札口の近くにはポスター。

今度、舞台で『黒部の太陽』をやるそうです。
主演は中村獅童さんだそうです。

駅から扇沢駅まで、トンネルの中をトロリーバスが走ります。
約16分かかり、途中富山県と長野県の県境の標識があります。

扇沢駅に到着


後はバスに乗って、中央高速を走って千葉まで戻ってきました。

長々と旅日記を読んでくださってありがとうございました。


今日のお弁当


ノリ弁、梅干、シバ漬け
エノキ茸のベーコン巻き、葉唐辛子の佃煮、アサリとショウガの佃煮、お煮しめ、ゆで卵、サラダ(レタス、トマト、貝割れ大根)


黒部立山の旅 その5

2008-10-07 20:01:18 | 旅行―北陸地方
黒部立山の旅、まだ続きますので…

室堂からトロリーバスに乗って、大観峰(だいかんぼう)まで10分です。
このトロリーバスは立山の真下を通っているトンネルなんですよ。
途中、立山直下の表示板がありますので、お見逃し無く!

大観峰に到着です。

展望台からの眺めは最高です。

黒部湖が見えます。
これから乗るロープウェイのロープが見えるでしょうか。


湖と反対の立山方面を見上げます。

建物のすぐ後ろに山が迫っています。すごい迫力なんですよ。

紅葉も少しずつ始まっています。
例年は9月の下旬が紅葉の見ごろだそうですが、今年は少し遅いようです。

大観峰展望台からの動画です。




これからロープウェイに乗って、黒部平まで下ります。
このロープウェイは途中に支柱が1本も立っていないんですよ。
約7分の空中遊泳です。
2316mから一気に1828mまで下ります。


大観峰の建物が見えます。


途中すれ違います。


黒部平に到着です。

山は立山です。


ここは高山植物観察園もあるそうです。


キンモクセイ


キンモクセイが香ってきました。


まだツボミが開き始めたばかりですね。

今日のお弁当

ノリ弁、梅干、シバ漬け
コロッケ、玉子焼き、金平ゴボウ、金時の煮豆、貝割れ大根、ミニトマト





黒部立山の旅 その4

2008-10-06 19:29:36 | 旅行―北陸地方
今日は、立山の室堂の景色です。

高原バスの終点室堂ターミナルとホテル立山は同じ建物です。
ターミナルを出て階段を昇ると、まず立山の石碑と後に立山の山並みが見えます。
昨日のブログの最後の写真です。
その隣りに、「立山玉殿の湧水」があります。

ペットボトルが空の人は、ここで水を汲むと良いですよ。
室堂での自由時間は約2時間。
お昼のお弁当も食べて、2時間です。みくりが池1周のハイキングコースは1時間ちょっとかかります。
団体写真の撮影をしていたら、時間がちょっとヤバイです。
1周するのはきつそうなので、途中までいくことにしました。


立山を見上げると、山の中腹にも残雪が・・・
夏の室堂はもっと雪が残っているんですよ。ハイキングコースの中にも雪が沢山残っています。

チングルマの実


夏の室堂は、チングルマの花で真っ白になります。花が終わると実がでます。
以前夏に来たときには、一面のチングルマの花畑があり、その中に雷鳥の親子がいました。今回も会えるといいなと思いましたが、残念、見つかりませんでした。


雲海を見ながら、整備された道を歩いてみくりが池まで行きました。


風が無かったので、池に立山が鏡のように映っていました。
なかなかステキ!
立山といっていますが、立山という山はないんです。
この山全体を立山って言うんですよ。
山の右端の1番高い部分、神社が建っていますが、この場所が1番高い山で『雄山』(おやま)といって、3003mの高さがあります。


みくりが池の先にみくりが池温泉があります。
ここまで来ると、剣岳が少し見えます。
後のゴツゴツした岩山が剣岳です。
迫力がありますね。剣岳は最近の測量で2999mだったことが分かったそうです。

途中、休憩できる椅子が沢山用意されています。
そこで早めのお昼を食べて、ターミナルまで戻りました。

ターミナルの屋上は展望台になっています。


写真の中央を横切っている道がありますが、このあたりが大谷です。
4月の下旬から5月の上旬にかけて出来る雪の大谷です。
今年は16mの積雪があったようです。

立山黒部アルペンルートのHPはこちら… クリック


みくりが池の動画をYouTubeに投稿しました。
良かったら見てください。

動画はまだ始めたばかりなので、見苦しい画像ですが、ご容赦を!



黒部立山の旅 その3

2008-10-05 21:12:34 | 旅行―北陸地方
黒部立山アルペンルートの旅、第3弾です。
まだまだ続きま~す。

美女平から室堂までは、高原バスに乗って50分です。
始めは林の中をバスが走るので、景色は見えませんが、標高が高くなるにつれて、木が低くなり、周りの山が見えてきます。


弥陀ヶ原(みだがはら)あたりになると、木々が色づいてきました。


草紅葉の中に小さな池が見えてきます。
ここは弥陀ヶ原周辺のガキ田といわれる湿地帯です。


遠くを見ると、山の向こうにもう一つ山が見えました。
バスの案内放送が入り、白山だそうです。


天気が良いので、こんな素晴らしい景色を見ながらどんどん山を登っていきます。

左端の山の上にチョコンと三角形の山が見えますが、剣岳です。

天狗平近くになると滝が見えてきます。
ソーメン滝です。

滝が流れ落ちている上に白い煙が見えます。地獄谷の噴気です。
アップで撮った写真です。煙が見えますか?


さっきまで三角形の山頂が少しだけ見えていた剣岳が見えてきました。
この剣岳は天狗平で見ることが出来ますが、室堂まで行ってしまうと、端の方だけしか見えなくなるんですよ。


室堂にある、ホテル立山が見えてきました。
ホテルの手前にある白いものは、雪です。このあたりは真夏でも雪がのこっているんです。


雲ひとつない晴天!
と思ったら、はるか山の下に雲がありました。
綺麗な雲海です。
雲がないと、この下に富山湾が見えることがあるんですよ。でもなかなか見ることが出来ないんです。


室堂からみた天狗平。

右の建物が、天狗平にある「立山高原ホテル」です。
私はこのホテルに泊まったことがあります。とても雰囲気の良いホテルなんですよ。

室堂に到着しました。
青空の中、立山が雄々しくそびえていました。


室堂周辺はまた明日!
引き伸ばしてごめんなさい。
写真が沢山ありすぎて、選ぶのに時間がかかっています。


庭の花
コスモス

満開のコスモス。






ピンクばかりだと思ったら、1本だけ白がありました。

黒部立山の旅 その2

2008-10-04 20:06:09 | 旅行―北陸地方
黒部立山アルペンルートの旅、第2弾です。

泊まったホテルは立山駅から車で10分程度の場所にありました。
今日のスケジュールはきついので、朝8時に立山駅を出発したいということで、7時30分にホテルを出ました。

立山駅に到着です。

屋根の上に、風見鶏ではなくて、鹿があるんですよ。可愛いでしょう。
駅の前には湧き水もあります。

熊王の水です。飲めるんですよ。

早めに到着したのに、高校生の団体がいて、登山電車に乗るのが遅くなりました。
駅の回りを散策していると…


電車が発車するところでした。

時間になって、電車に乗り込みます。
こちらがホームです。

駅のホームって普通は平らを想像しますが、こちらのホームは階段です。
電車自体、斜面に対応するように角度がついているんです。勿論電車の中も階段状になっています。
最大斜面は28度だそうです。すごい角度なんですよ。
約7分間電車に乗ると、美女平に到着です。

ここから高原バスに乗って室堂まで行きます。
電車が到着すると、すぐにバスに乗り込んだので、美女平の風景写真が撮れませんでした。

明日は、室堂の写真を載せます。お楽しみに!


リコリス

庭の黄色いリコリスが満開になりました。

黄色というよりは、山吹色ですね。


今年の花芽は14本。途中で折れることも無く、全部が咲いてくれました。


小さな虫を発見。米粒よりも小さいんです。てんとう虫の赤ちゃんかな?


二十日大根

2回目の二十日大根に本葉が出ました。
間引きしました。

1回目の二十日大根は、少しも大きくなりません。
試しに抜いてみました。

赤い根のまま、大根になっていません。
ちょっと悲しいです。


今日のお弁当

栗を頂いたので、茹で栗と栗ご飯を作りました。

すっごく大きな栗を頂いたんです。
ちょっとタバコと比較してみました。
2粒でおなかがいっぱいになりそうです。


栗ご飯、梅干、昆布と葉唐辛子の佃煮
ワラサの照り焼き、玉子焼き、ツボ漬け、あさりとショウガの佃煮、インゲンのしょうが醤油、ミニトマト

黒部立山の旅 その1

2008-10-03 19:30:17 | 旅行―北陸地方
  
ブログ1周年のプレゼント企画をやっています。
まだ応募していない方は、見てくださいね。10月8日午前0時まで受け付けます。

プレゼントのお知らせはこちら  クリック


10月1日から2日、1泊2日で黒部立山へバス旅行しました。
今日はその第1弾です。

朝、千葉を出発したバスは、午後2時30分にやっと富山県の宇奈月に到着しました。千葉から6時間30分以上バスに乗ったままです。途中トイレ休憩とお土産屋さんへ1度寄っただけです。
ツアー参加者はバスの中でお昼のお弁当を食べ、昼寝をしている間に着きましたが、バスの運転手さんはお昼も食べずに大変だったと思います。ご苦労様でした。


さあ、黒部渓谷鉄道の宇奈月駅に到着しました。
青空が見えます。千葉を出発したときは雨が降っていましたが、台風は何処へ行ったのでしょうか?

鐘釣駅まで約1時間、トロッコ電車に乗ります。


私達が乗ったトロッコです。屋根付きの普通車です。
割増料金を払うと、屋根付きガラス張りの特別車両や、屋根も全部ガラス張りのパノラマ電車に乗ることが出来ますが、渓谷のスリルを味わうのなら普通車の方が良いですね。(風が冷たいので、少し厚着を勧めます)

駅を出発すると、すぐに赤い新山彦橋を渡ります。橋のうえから見た風景です。

こんなスリル満点の景色を見ながら走るんですよ。


黒部川に沿って線路が引かれています。
なんともいえない川の色です。

途中見所を説明をしてくれ、電車のスピードも落としてくれるんですよ。
仏石(赤い帽子を被っています)


急なカーブを曲がりながらどんどん進みます。


何本もの滝が川に流れ落ちていました。


出し平ダム



1時間トロッコにのり、鐘釣駅に到着しました。
私達はここで降りますが、まだまだ先に駅があります。
終点は欅平駅です。

この駅は、スイッチバックになっていて、出発する前に一度バックしてから進むんですよ。このときにブレーキ音を緩和させる為に、レールへ散水するんです。
箱根登山鉄道も、傾斜が急なのでレールに水をまきながら走っていたのを思い出しました。

鐘釣駅で1時間の自由時間です。
回りを少し歩きました。
駅から少し歩くと、万年雪を見ることが出来ますが、今年は大雨で万年雪が流されてしまったとか。う~ん、残念

この場所に万年雪があるそうです。


そして、こんな階段を下りると河原へ行くことが出来るそうですが、途中でリタイアしました。


帰りは途中で日が落ち、宇奈月駅に戻る頃は、真っ暗でした。
ここから、またバスに乗って約1時間、宿泊先の立山国際ホテルへ向かいます。
やっと到着したら、夜の7時を過ぎていました。

実は、この黒部渓谷鉄道に乗るのは2度目です。
もう20年以上も前に、高校時代の友人達と乗ったんです。そのときは終点の欅平まで行きました。10月中旬でしたが、まだ紅葉していませんでした。
すごく寒かった記憶が残っています。でもトロッコは20年前と全然変わっていませんでした。
黒部渓谷鉄道のHPはこちら  クリック


続きはまた明日~


今日はもう一つお知らせがあります。

HPの「こりす工房」は今日更新しました。
良かったら見てくださいね。

こりす工房はこちら  クリック

佐渡の旅6 *佐渡金山*

2008-06-23 20:16:48 | 旅行―北陸地方
今日の午後、すごい雷でした。
近くに落ちたかなと思うくらいの地響きがしましたよ。びっくりです。


長らくお付き合いいただきました佐渡の旅日記、今日で終わりです。


3日目、ホテルを9時に出発して、向かった先は…

佐渡金山

海岸線から少し山の中に入るとすぐに見えてきました。

国指定史跡の「道遊(どうゆう)の割戸(われと)」
この山が金山なんです。

朝1番ということもあって、他に観光客もいなくて、ゆっくりと中を見学することが出来ました。

この前で団体写真を撮って、中に入ります。

今回は宗太夫抗コースに入りました。
1601年に発見された金山は平成元年まで金が掘られていたそうです。
東西に3000m、南北に600m、深さ800mの範囲で採掘され、坑道総延長は400kmもあるそうです。

この「宗太夫抗」は江戸時代初期から開発された「青盤脈」の採掘跡に作られています。



中には実物大の人形があり(一部動きます)金の採掘を再現しています。
地下水が湧き出るため、排水作業が大変だったようです。

ほかに資料館もあり、坑内模型は、まるでアリの巣のようでした。

12.5kgの金塊

資料館の中に12.5kgの金塊があり、(穴の開いたプラスティックケースの中に)この金塊を取り出せた人は記念品がもらえるそうです。
早速…トライ
片手では無理ですよね。12.5kgですよ。

佐渡金山のHPはこちら>>


金山を後にして、両津港近くの加茂湖へ行きます。
加茂湖観光センターで早めのお昼を食べて、12:40のフェリーで帰ります。

海鮮丼

カニ汁も付いています。
お刺身が新鮮でおいしかったです。


両津港に到着。乗るフェリーです。

新潟港までは2時間30分の船旅です。
追加料金を払って、1等室に入りました。中はとても快適でした。

ジェットフォイルは全席指定席で、シートベルトをしたまま、中を歩くこともできませんでしたが、フェリーは甲板に出てみたり、売店に行ったり、中を探検しました。

甲板ではウミネコに「カッパえびせん」をあげている人がいて、楽しそうでした。

綺麗な海の色でしょう。本当にこんな色をしていたんですよ。

売店で買ったものはこれです。

コシヒカリアイス

普通のアイスなんですけど、中にコシヒカリが入っています。
一口食べて、口の中でアイスが溶けると、米粒が残ります。
新潟に来ると必ずといって良いほど、このアイスを食べてしまうんですよね。

そうこうしている内に新潟港へ到着。
新潟駅から上越新幹線に乗って東京へ着いたのは19時でした。


佐渡の旅もこれで終わりです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
来月にはHPの方で、もっと詳しく旅日記を書きますので楽しみにしていてくださいね。

佐渡の旅5 *七浦海岸*

2008-06-22 21:01:56 | 旅行―北陸地方
今鴨川は、大雨警報が出ています。土砂降りの雨です。


佐渡の旅2日目の最後は、七浦海岸にある夫婦岩に寄りました。

夫婦岩

とても、風光明媚なところです。

夫婦岩といえば、伊勢の二見浦の夫婦岩が有名ですが、佐渡の夫婦岩はピッタリ寄り添っているのが自慢のようです。
二見浦の夫婦岩は注連縄でつながっていますね。こちらは注連縄はないんです。




帆かけ岩

夫婦岩を後にして、車で5分。目と鼻の先に2日目のホテルがあります。

ホテル 吾妻

このホテルも夕日が有名なんですよ。
ホテルにチェックインしたのが16時。
今回のツアーは宿入りが早いのが特徴です。

7千坪の庭が自慢ということで、庭から、ホテル下の海岸を散歩しました。


庭からもさっきの帆かけ岩が見えます。


遠くに見えているのは、小佐渡の小木のようです。
あの半島の向こう側でたらい舟に乗ったんですよ。

海岸へ降りてみました。
丁度潮が引いているようでした。

イワユリの花


チャイブの花のようですが、沢山咲いていました。

磯に下りて石をひっくり返してみると…

小さいけれど「バフンウニ」が沢山付いていました。びっくりしました。
私が子供の頃は鴨川でも、ウニは珍しくなかったけれど、今は全然見かけません。
佐渡は海が豊かなんですね。

そしてお楽しみの夕食

かに1杯、サザエ、イカのお刺身などなど…
デザートは「おけさ柿」のシャーベットです。
柿1個をそのまま冷凍にしてあるんですよ。
おいしかったです。

そして、夕日。

水平線の少し上に雲がかかっていました。

夕日は何処かな?と思っていたら、雲の中でした。


雲の切れ間から、夕日が少し見えますね。















2日目も、素晴らしい夕日を見ることが出来ました。

そして夜9時にホテルのロビーで、「佐渡おけさ」の保存会の方たちが踊ってくださいます。
最後に希望者に佐渡おけさの講習会があるんですよ。
講習会に参加している人も沢山いましたよ。

全員男性でしたが、とても優雅で、素晴らしい踊りでした。

ホテル吾妻のHPはこちら>>

佐渡の旅4 *佐渡の歴史とたらい舟*

2008-06-21 20:15:25 | 旅行―北陸地方
尖閣湾を後にして、バスで40分位走ると、真野の町です。
ツアーの行程は佐渡金山に寄った後、真野の予定ですが、最終日の行程やフェリーの時間を考えて、多少変更になりました。

真野って地名は良く聞きますよね。
北朝鮮に拉致された「曽我ひとみ」さんの住んでいる町です。

バスガイドさんが、拉致された現場を教えてくれましたが、民家の多い街中でした。こんな場所で拉致?ってびっくりしたくらいです。夕方はひとけがなくなるのでしょうか。


真野宮


真野宮は順徳天皇を祭っているそうです。
順徳天皇は承久の乱破れ、1221年に佐渡に流刑になったそうです。


佐渡歴史伝説館

入り口





阿新丸(くまわかまる)の人形

ここは、佐渡の歴史を等身大の人間型ハイテクロボットが説明してくれる場所です。
何でもこの人形、かなりのお金がかかっているそうです。

日蓮聖人、塚原問答の場面

鎌倉の竜ノ口の法難のあと、佐渡に流罪になった日蓮。


世阿弥観音像(北村西望作)

足利義教に疎まれて佐渡に流罪になった世阿弥の像


佐渡は民話の多い場所でもあるそうです。
有名な木下順二の「夕鶴」も外海府の北片辺地区の民話だそうです。


鬼太鼓(おんでこ)も飾られていました。


ここのレストランで食事です。
海鮮丼

お刺身がてんこ盛りです。

そして、ここの売店に、ジェンキンスさんがいらっしゃいます。

気さくに記念撮影に応じてくれます。
ここで売られている伝説館のオリジナル商品の『太鼓番』(せんべい)は、売り上げの一部を拉致被害者の会に寄付しているということで、小さなおせんべいを買いました。

佐渡歴史伝説館の入場料:大人700円

佐渡歴史伝説館のHPはこちら>>

尾畑酒造
そのあと、尾畑酒造さんでお酒の試飲と酒蔵の見学です。

全国新酒鑑評会で近状を受賞した、「真野鶴」の試飲が出来ます。

尾畑酒造さんのHPはこちら>>


小木のたらい舟

真野湾をぐるりとまわり、次に行ったのが、たらい舟です。


たらい舟って、丸いものだと思っていたら、楕円形で、思っていたよりも大きかったです。
こぎ手を入れて4人乗ることができます。



結構面白いんですよ。
途中で記念撮影もしてくれます。
希望者は途中でこぎ手の体験できるんですよ。
今まで海に落ちた人はいないそうです。安心して乗れますね。

たらい舟
所要時間7~8分
料金:大人400円(団体料金)

たらい舟の力屋観光汽船のHPはこちら>>


佐渡の旅3 *尖閣湾*

2008-06-20 21:38:46 | 旅行―北陸地方
佐渡の旅第3弾は、尖閣湾です。

ホテルから外海府海岸を走ること約1時間で尖閣湾に着きました。

尖閣湾揚島遊園

昭和7年に文部省天然記念物調査委員の脇水鉄五郎氏が、この地を天下の絶景と賞し、「尖閣湾」と命名したそうです。
昭和28年に名作「君の名は」のロケ地となり、一躍有名になったそうです。



海水の透明度が高いので、海の底が見えます。
深さは浅いところで3メートルくらいだそうです。かなり深いんですね。


この舟がグラスボートです。底の一部がガラス張りになっていて、海の底を見ることができます。


ボート乗り場の岸壁には、沢山の魚がいました。


ボートは12人乗りの小さいものです。
当日は「べたなぎ」といって、波一つ立っていない、穏やかな海です。
小さなボートに乗るには最高の日です。少しでも波がある日は、小さいボートは揺れて船酔いします。

ボートからの景色



所要時間は15分間ですが、ボートのガラス越しに海の中を見たり、景色を見たり、とても忙しかったです。

黄色い花が満開です。これはイワユリだそうです。
トビシマカンゾウは大野亀周辺にしか自生できない花なんだそうです。他の場所にはこのイワユリが沢山咲いていました。


ボートを降りて、展望台に行きます。
ここからの風景も素晴らしかったです。

展望台


展望台からの景色

園内には小さな水族館があります。
中は日本では珍しいイカの遊泳を見ることが出来ます。

でも、私が面白いって思ったのは…

メバル
水槽の中で一斉に上を向いて、動かないんです。
メバルの特徴だそうです。なんだか可愛いんです。

尖閣湾揚島遊園のデータ
入園料:大人500円
グラスボート:大人500円

HPはこちら>>

尖閣湾周辺の海岸です。


尖閣湾を後にして、次に向かった先は…
明日をお楽しみに

佐渡の旅2 *佐渡フィッシャーズホテル*

2008-06-19 22:11:09 | 旅行―北陸地方
佐渡の旅はまだまだ続きま~す。

大野亀から車で5分のところに二ツ亀という場所があります。
佐渡島の一番北にある場所です。1日目はこの二ツ亀にあるフィッシャーズホテルに宿泊です。
ここのホテルは、朝日と夕日を見ることが出来るんです。
それから、見渡す限りの水平線で、地球が丸く感じることが出来る場所です。

ホテルに到着したのは16時。
まだまだ日も高いし、夕食までに2時間もあるので、近くを散歩しました。
大野亀と二つ亀の間に「賽の河原」があることを知っていたので、時間があったら行ってみようと思っていたんです。

ホテルは海岸の上の小高い場所にありました。
階段を下りて5分くらいで二ツ亀海水浴場に着きました。
そこから1キロちょっと、海岸を歩きます。
岩がごろごろしていて、かなり歩きにくい場所です。

賽の河原
途中に、トビシマカンゾウの群生地がありました。
こちらは満開です。


ここの海岸線はハマナスの群生地でもあるんですね。

ほとんどが終わりかけでした。たくさん実が付いていました。


賽の河原から見た二ツ亀

海水浴場から歩くこと25分くらいでやっとたどり着きました。
ここは海岸の洞窟の中に観音様が祭られ海岸には石が積まれ風車と小さなお地蔵様がたくさん置かれていました。


近くの海岸風景です。

賽の河原というと物悲しいイメージがありますが、これだけ天気が良いと、まったく暗さは感じられませんでした。


賽の河原が詳しく出ているHPはこちら>>

佐渡フィッシャーズホテル
ホテルに戻って、夕食です。

さすがに海の幸が満載で、お刺身が美味しいです。
でも、あえてブログに載せるとしたら、この1枚です。

トビシマカンゾウの花びらの天ぷらです。

今日このホテルに宿泊しているのは、私達のツアーだけ。
ということもあって、料理長自らレストランで料理の説明をして下さいました。
そして話の途中にトビシマカンゾウの話になって…

料理長がどこかに行っちゃった…
と思っていたら、トビシマカンゾウの花を天ぷらにして持ってきてくれたんです。
熱々の天ぷらは、ほのかな甘みがあって美味しかったです。
漢方にもなる花だそうです。


そして、夕食も終わりに近づく頃、レストランの窓の下に、現れました。

たぬき。
「まさゆき」と名前をつけて、料理長が可愛がっている野生のたぬきだそうです。
えさを貰いに時々来るそうです。

そして、夕陽が…






どうでしょうか?
素晴らしい夕陽でしょう。

あたりが薄暗くなると、今度は漁火が見えました。
イカ漁の灯りです。

水平線に3つ見えますね。

翌日、朝の二ツ亀



ホテルの庭から見た大野亀



佐渡フィッシャーズホテルのHPはこちら>>


2日目の日程は、ゆっくりの9時出発です。
今回のツアーは32名限定のツアーですが、何故かな?と思っていたら、
中型バスに乗って観光するのが目的だからです。

大野亀から外海府海岸をまわる道は、一部が道が細く大型バスでは通れないところがあるんだそうです。
大型バスで大野亀を観光するには、行きも帰りも内海府海岸を通らなくては行けないんだそうです。

中型バスのおかげで、なかなか通ることの出来ない外海府海岸をドライブできるのです。


外海府海岸
大野亀の裏側

この景色も、このツアーならではです。

雄大な外海府海岸の景色です。





滝もありました。

この分だと、まだまだまだまだ旅日記は続きます。
今回も最後まで見てくださいね。

佐渡の旅1 *トキの森・大野亀*

2008-06-18 21:33:30 | 旅行―北陸地方
15日~17日まで、2泊3日で佐渡島へ行ってきました。

東京から新幹線で新潟駅へ、新潟港からジェットフォイルで佐渡の両津港を目指します。


佐渡への交通手段は、フェリーとジェットフォイルがあります。フェリーは2時間30分、ジェットフォイルは60分です。今回の旅行は行きはジェット、帰りはフェリーです。

佐渡に到着してまずは両津港から程近い、「トキの森公園」へ行きました。


トキはコウノトリ目トキ科の鳥の一種で、以前は東アジアに広く分布していたものの、19世紀後半から20世紀前半にかけて激減、現在では野生のトキは中国の陝西省にのみしか生息していないそうです。
学名が「ニッポニアニッポン」というのは有名ですね。


全身ほぼ白色で翼や尾羽などの裏側は、朱鷺色と呼ばれる独特の淡橙赤色をしているそうですが、6月は繁殖期ということで、体全体が灰色をしていました。
いま日本で飼育しているトキは121羽いるそうです。

こちらは「クロトキ」です。頭が黒いんですね。


トキの森公園を出て、次はトビシマカンゾウの群生地の「大野亀」です。

内海府海岸沿いに北へ向かいます。
海岸線は起伏にとんだ、素晴らしいものでした。
バスの中からの撮影です。




海の底が見えます。透明度が高いんですね。


大野亀

逆光になってしまって、上手に撮れませんでした。
ここはトビシマカンゾウの群生地です。
トビシマカンゾウは山形の一部と佐渡にしか自生していない花です。

ニッコウキスゲに似ていますが、こちらの方が背丈が高いそうです。


まわりは遊歩道が整備されています。

看板の写真が綺麗だったので…

満開になると、こんな風景になるんですね。

大野亀からみた二つ亀

泊まるホテルは二つ亀のまん前です。

続きは、また明日。