中学受験 私立中高一貫校 先輩に憧れたきっかけ 参考用

まだ恋愛とは言えない憧れの気持ちを、わが子は3月に卒業した先輩に抱いています。
親から見れば、高3と中1じゃ、大人と子どもぐらいの差がありますし、
高3は、受験期で、学校で朝7時半から夜9時まで勉強する生徒が大半。
校舎だって、中学棟と高校棟は違うので、会うと言っても、年に数回程度だっただろう。
そう思っていました。
ところが、
「毎日先輩と会っていたよ」
と、ケロリという。
実は、わが子の通学する学校、校舎は離れていますが、玄関と移動教室は、
ほぼ真ん中の位置にあります。
ですから、移動教室の時とか、玄関を使うだろう時間帯に、どうもわが子は張って待っていたらしい。
いやあ、それって、ストーカーじゃないかなあ…
親は心配して、
「先生から注意されたことなかった？」
と聞くと、
「全然。話しかけるわけじゃなくて、ただ見て、普通に挨拶しているだけだから」
という返事。
そうなのか、その程度なら、OKなのか・・・
「たぶん先輩、いつも友達と一緒だったから、気が付いてなかったと思うよ。
いつも笑顔で挨拶してくれた」
そこで、どうして、憧れたのか、聞いてみました。
「やっぱり一番は努力家なこと。そして思いやりがあることだなあ」
わが子が、1年の時、理科室に教科書を忘れ、放課後取りに行ったとき、
先輩が同級生にホワイトボードに書いて、勉強を説明していたとのこと。
その時、素敵だなあと思った。
別の日に職員室に行ったとき、先輩がいて、先生に質問していた。
「〇〇くんなら、この問題、余裕じゃないか。模試でも合っていたはずだよ」
「はい、僕はわかっています。でも、同じクラスの大半がわからないので、
自分で解くことはできますが、説明ができないので、そこを聞きに来ました」
という姿にもう心を持っていかれたようです。
しかも、
「先生、僕は自分だけが合格するんじゃない。
3年全員が志望校に受験して合格したいので、どうかよろしくお願いします」
と、先生に頭を下げたようです。
すごい、すごすぎるよ、先輩…。
実際、この年の3年生、卒業式に、校長先生から、
「まだ結果が出ていない生徒が半数以上ですが、
今年の生徒は全員第一志望を受験しています。
行ける大学じゃない、行きたい大学を受験するレベルまで成長しています」
と、話されていました。
先輩は、きっとわからない同級生に、そうやって親身に教えていたんですね。
さすが、模範的生徒。
中学受験を乗り越え、大学に向かってみんな先輩たちは頑張っていました。
わが子も、頑張ってほしいものです。

ニュース

みずほ銀行　週休3－4日希望社員に導入
ただし給料は、本給6-8割程度

管理職　「女性・外国人を拡充」　政府

コメ余り再び深刻に

コカ・コーラ　早期退職　900人

ローソン　外食企業とのコラボ拡充