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中学受験 中高一貫校 人権教育公開授業 参考用

2020-10-19 07:38:35 | 日記
先週、完全予約制の人権教育公開授業が実施されました。
やはりコロナの影響で、今までみたいには、何でもオープンというわけにはいきません。
3密にならないように、学校は常に配慮されています。
中学受験を希望する小学校6年生や保護者も参加しているご家庭が多かったです。

私が会社員時代以前は、人権教育=同和教育でしたが、
今はご存じのように様々な人権教育が行われています。
コロナウイルスが、今年の焦点でしたが、
菅首相が、高卒で段ボール工場で働き、その後苦学で法政大学を卒業後、
政治の世界に入ったことは、就任後かなり有名になりました。
立身出世の見本ともいえるでしょう。
今は、実力社会と言われていますが、やはり田中角栄時代のように、
中卒でも、実力があれば、という時代ではありません。
※もちろん中卒でも成功者はたくさんいますが、割合での意味です
菅首相は、秘書に、
「高卒でも関係ない」
とは言った話も逸話としては有名ですが、
「大学に行かなくてよい」
という同意語ではないことを担任は言われました。
実力社会・能力主義になったとはいえ、少なくとも同じ土俵にいなくては戦えない。
場外がのし上がることは、非常に困難になるので、同じ土俵で戦うように、
今後自分たちがどうしたらいいのか、考えるように。
と、最初のあいさつで言われました。
やはりそこは進学校なので、くぎを刺しますね。

コロナウィルスの差別は、ネットで書かれているのは、
医療従事者や疾患した人に焦点が当てられがちですが、
実は、家族も差別されていることが多いです。
実際、このコロナウィルスで、特に非常勤勤務者は、
職を失ってしまった人も多いです。
私は、一部上場企業に、独身時代と、15年後の今働いていますが、
特に田舎では、職がないため、正社員になるのは、非常に大変な道のりでした。
私の働いている会社は、売り上げは落ちたものの、リストラは特に現時点では実施されていません。
でも、売り上げが落ち、会社の存続が危ぶまれた時、弱い人から切られる傾向と、
高額所得者が切られる傾向の2通りがあります。
今回は、コロナ疾患した家族と非常勤勤務者に焦点が当てられ、
「単純に差別をしない」だけでなく、今後どうしたらいいのか。
という意見交換がありました。
中2なりにもみんな考え、グループ発表をしていました。
一番印象的だったのは、SNSで差別が増長されるなら、SNSの取り締まりだけでなく、
刑罰を厳しくするという意見ですね。
みんな少しずつ成長していますね。