こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小太郎くん物語(その20)最終号

2019-10-13 14:27:22 | 小太郎くん物語

小太郎くん物語(その20)だ。今号で最終です。

亡くなる1ヶ月半前にさかのぼってふり返ってみる。

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<平成17年4月20日ー10才11ヶ月->

パパが定年を見据えて、福岡へ異動するんだって、ボクたちも当然一緒だよ!

※ 福岡へ引っ越し後の一ヶ月と少しで、小太郎が亡くなるなんて、この時は知るよしもない。

◇ 2年前は、車で帰省したが、今回は引っ越しだ。関東での33年間の生活で荷物が山ほど。かなり処分してもトラック2台とキャリアカーの合計3台にもなったんだってさ。33年! うーん、ボクはまだ11才だし、途方も無い永さだね、

◇ 家族は、セフィーロで途中一泊して行くんだって。ん? キャリアカーは? お兄ちゃんのスタリオンとママのワゴンR、それにパパのバイクだってさ。

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以降は、福岡(糸島市美咲が丘)だよ。

<平成17年4月29日ー10才11ヶ月->

この写真は、前号(その19)で取り上げたが、4月29日の間違い! そう言えば、小太郎くんはこの頃は体調がかなり悪かったよね。

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<平成17年6月2日-11才と4日->

◇4日前の5月29日は、君の11才の誕生日だったんだけど、もう、殆ど食べられなくなっていたね。

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<平成17年6月4日-11才と12日ー>

 

【あの日のこと】

 昨夜(6月3日)は、1階で、小太郎君を囲んで休む。夜中、何度も、ふらふらと立ち上がり、もどす。食べ物は、数日前に3さじ、プリンを食べただけ。「水を飲んではもどす」を繰り返す状態。小太郎君、つらいよね。背中をさすってあげるしかない。

 長い夜が明け、朝を迎え。朝6時、ママが抱っこして、庭に出る。石段に腰を下ろしてお話。ママの子守唄を時折、目を閉じたり開けたりしながらきいている様子。唄に合わせ、腰をトントンしてあげると、安らいだ表情。チュンチュンと小鳥のさえずり。静かな静かな土曜の早朝。このまま、穏やかな時をもう少しだけ、下さい。

 昼過ぎ、小太郎君、ウッドデッキで、パパの傍で横になっている。目を細めて、若葉があざやかな、庭の木々を眺めていたけど、吐き気がしたのか、突然起きあがり、吐くしぐさをした後、クーンと鳴いて、バッタリ倒れて、そのまま動かない。力尽きたんだね。よく頑張ったね。生きるということ、身をもって教えてくれた小太郎君。

 君が我が家に来たときは、太郎君がいて、一人だけの時間は短く、すぐに、次郎君が来ましたね。きっと、色々ストレスも多かったのでしょう。本当にお疲れ様でした。

翌日は葬儀

<平成17年6月5日 (葬儀)ー 動愛園ー>

【動愛園(HPより抜粋)】

◇ 昭和47年に九州で最初に開園したペット霊園。 平成 20年に NPO法人として認定され、福岡市博多区吉塚明光寺に納骨堂並び福岡動物愛護会が建立した慰霊碑を管理している。

◇ 糸島市の福岡霊園(福岡県糸島市志摩吉田1233-1)は二見ヶ浦の近くに 5,700坪の敷地を有した福岡最大級のペット霊園。 火葬場施設と埋葬施設の設備が整っている。

【愛しきペットへ】

家に来たその日から ペットは家族の一員になります。

一緒に暮らしている間 語り尽くせないほどのエピソードを作り出してくれます。

大好きなぬいぐるみ お気に入りの毛布 こちら向かって走ってくる足音

嬉しいときのしっぽ しかられたときの見上げる目 窓から外を見ている後ろ姿 喜びや悲しみを共に分かち合った日々。

この愛する家族はとても残念なことに 私たちを置き去りにしていってしまうことがあります。

それを悟った彼らは、片隅に隠れようとします。 こんな時には、出来るだけ静かにして 優しく見守ってやるしかない………

出来ることは何らかの形で供養してやること。

それが私たちの心も癒し 家族の一員の死を厳粛に受け止めることにも なるのではないでしょうか。

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それから2年 そう、三回忌。これを機会に大地へ還ってもらうことに。

<平成19年6月3日 (三回忌)ー 動愛園ー>

 

< 小太郎くん物語は、これでおしまい>

 

小太郎くん物語(続き)

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