今回は、モチノキ(黐の木)の赤い実だ。赤い実といえば、正月飾りの「千両、万両」も赤い実だった! 他に、黒鉄黐(クロガネモチ)、山茱萸(サンシュユ)、等もある。
◇千両はこちら → 小次郎と赤い実の草木ーセンリョウ(千両)ー
◇万両はこちら → 小次郎と赤い実の草木ーマンリョウ(万両)-
◇黒鉄黐はこちら → 小次郎と赤い実の草木ークロガネモチ(黒鉄黐)-
◇山茱萸はこちら → 小次郎と赤い実の草木ーサンシュユ(山茱萸)-
◇ 散歩をしていると、たわわに赤い実が実っている木があった。見応えがあるねえ。ここは何処?
◇ ここは、南風台の通りだ。名前は『みなにこ通り』。この木は、剪定されてないし、勝手に、種から生えた“実生樹”かもね。
◇ ふーん、実はこんなんだ! ちょっと勉強しておこう。
【モチノキ(黐の木)】
東北南部~九州の山地や海辺に自生する常緑樹。現代はその知名度は低いが、日本庭園には欠かせない。モッコク、モクセイとともに「庭木の三大名木」とされる
◇ モチノキ科モチノキ属の常緑の高木。
◇ 原産地:日本(東北南部以西)、朝鮮半島
◇ 樹高は5m~10m ◇ 開花は春(4~5月)だが、話題にならない。秋に熟す赤い果実が美しい。結実期は10月中旬~12月下旬。
※ 雌雄異株。実は雌木のみ。
そう言えば、花は、見たことがない。ネットで探してみよう。
ふーん、こんな花なんだ! 5月頃に、実物を見てみよう。
【由来】
樹皮から鳥黐(とりもち)が取れることから。 鳥や昆虫を捕まえるのに使う粘着性の物質。 パパは『子供の頃、竿(さお)の先にとりもちを塗ってセミを捕まえていたそうだ、が、捕った後が大変だった』ってさ。
逆方向からも見てみよう。
◇ 南風台2丁目付近だよ。
◇ 一杯あるね! 食べられる? パパは、小学生の頃に食べたことがあるんだってさ。
◇ 赤い方が熟れているのだろうね。
小次郎と赤い実の草木 - モチノキ(黐の木)-