今回は、クフェアだ。バス道路沿いの植え込みに咲いていた花。小さく目立たない。小次郎くんがクンクンして教えてくれた。小さな花びらは、(寒さで)萎れている? と思ったが、そう言った花の様だ。5月~10月の花らしいが、暖かければ「周年開花」するので、この付近は暖かいのかな?
◇ 花は何処に? 小次郎と落ち葉だけだぞ? うむ、近よっていこう! 因みに、ここは南風交差点の近くだ。
◇ 小次郎の右の植物なんだけど………。 まだ、花は、分かんない!
◇ これで分かったかな? かなり近づかないと花の形もよく分からない。
◇ 花は、こんな形。花びらがよれている。 これ250種あるクフェアのなかで「クフェア・ヒッソビフォリア」という品種らしい。ちょっと勉強しておこう。
【クフエア(メキシコ花柳)】
小型で、剪定してもよく萌芽するので、小型の鉢植え、花壇に使われる。また、常緑性で開花期が長いので生け垣としても使われる。
◇ミソハギ科クフェア属(タバコソウ属) 常緑性の低木。
◇原産地:メキシコ、グアテマラ 日本は明治に渡来。
◇樹高は30㎝~100㎝
◇花は:濃いピンク、薄桃、白、淡紫色、オレンジ、等の花径1㎝ほどの小さな花を咲かせる。花びらがよれているので花としてはイマイチかもしれない。
※ クフェア・ヒッソビフォリアは淡紫色。クフェア・イグネアは、筒状のオレンジの花
◇開花時期:5月~10月だが、周年開花する性質があり冬でも暖かければ開花する。
※ 周年開花とは、特定の開花期というものがないこと。
【由来】
◇ クフェアは、ギリシャ語のkyphos(キフォス、意味:曲がる)に由来。萼(ガク)が微妙に曲がっていることからといわれる。
◇ 和名は、メキシコ花柳、草禊萩(クサミソハギ)、煙草草(タバコソウ)
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ほー、と思って、探してみると、結構あった。ここは、南風台。
◇花より道路の境としての生け垣としての用途かな?
◇ ここの花は、薄紫だ。
◇ここは、近くの方が世話をしているようだ。
◇ 花は、やはり、目立たない!
他にも、チラホラあった。
◇ よれている花びらが、特徴の一つらしい。
小次郎と冬の草花 3 ークフェアー