今回は、ランタナ。和名は七変化として知られる。ん? 秋の花か? うーん、5月~10月に咲いているけど………。ま、いいじゃん。
◇ ランタナは花が次々と咲いて次第に色濃くなっていき、一つの株で様々な色の花が楽しめる。多くは、薄い薄い燈黄色から燈色、朱色、赤紫へと次第に変化し美しさを際立たせる。美咲が丘では、多くは、街路樹の間に咲いている。
<5月31日(春)> ※ 撮影年は違うけど季節に着目する
◇ 美咲が丘では街路樹の間に沢山咲いている。これ、植えたのかなあ? 繁殖力が強いと言うから野生化したのかもね。
◇ かなり繁茂している。花に着目してみよう。
◇ 全体としてボールのように丸まっているようにも見える。 ちょっと勉強しておこう
【ランタナ(七変化)】
◇ クマツヅラ科シチヘンゲ属(ランタナ属)の常緑低木。
※ 和名はシチヘンゲ(七変化)
◇ 原産地は中南米。日本へは江戸末期に渡来。
◇ 樹高は30~200cm。世界の熱帯域で広く野生化している。熱帯~亜熱帯ではキチンと管理しないと増えすぎるので「植えてはいけない花」とも言われる。
※ 日本は鑑賞用に栽培されている。
◇ 開花期は5月~10月。花色は、白,赤,ピンク,オレンジ,黄,複色
【由来】
◇ ランタナ:「ビバーナム・ランタナの花に似ているから」と「ラテン語の“曲がる”意味のランターレ」らの二つの説が有力。
◇ 七変化:言葉の通り、花色が次々と変わっていく花姿から。
変化するだけでなく、花色もいろいろあるので、ちょっとみてみよう。※ ネットから引用
◇ 単色の花が咲いているのは、確か「フウセントウワタ(風船唐綿)」で紹介したところだったなあ。
フウセントウワタはこちら → 小次郎と秋の草花ーフウセントウワタ(風船唐綿)-
<8月31日(夏)>
◇ 真夏なのでボクは日差しがちょっとまぶしい!
◇ 下に見えるのはボクの毛だよ。
<9月12日(秋)>
◇ 秋になって花がの勢いがちょっと弱まったような気もするね。因みにボクは元気だよ。
◇ あっ! お友達のワンちゃんがいる。ボク花よりお友達がいいんだけどね。
<1月2日(冬)>
◇ ん? 花はないじゃん! うむ、ここでは、剪定した後の様子を見て「ランタナの繁殖力の強さ」について勉強しておこう。ランタナは「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されているんだからね。
◇ これだけみたら「草」ではなく「木」だよね。ランタナは「ツル状に横に這って茂みを作り茎に逆刺(さかとげ)があり」厄介な植物という。そう言えば、「セイダカアワダチソウ」はアメリカからの侵略的外来種。ま、ススキは逆に日本からアメリカへ侵略しているそうだけどね。
セイダカアワダチソウはこちら → 小次郎と秋の草花2ーセイタカアワダチソウ(背高泡立草)-
ススキはこちら → 小次郎と秋の七草ーススキ(芒)-
お終い