今回は、イングリッシュブルーベル。英名でもあるブルーベルは「青い釣鐘のような姿」から付いたものという。
<2021年4月10日> 美咲が丘3丁目
◇ こんな花、うーん、青よりは紫色のような気もするね。
全体から見ていこう
◇ ここは美咲が丘三丁目。我が家の近くだよ。
花に着目していこう
◇釣鐘形で、茎の片方に花が付くため、先の方が垂れ下がって咲くのが特徴らしい。
別の角度から
◇ ん? 白いのは? そっちはアマドコロ(甘野老) 以前紹介したよね
アマドコロはこちら Link先 → 小次郎と春の草花-アマドコロ(甘野老)-
ちょっと、勉強をしておこう
【イングリッシュブルーベル】
◇ キジカクシ科ヒアシントイデス属 春咲きの球根性多年草。日本では「イングリッシュ」「スパニッシュ」「(二つの)ハイブリッド」の3種があるけど、殆ど「イングリッシュブルーベルブルーベル」で流通しているという。
◇ 原産地は西ヨーロッパで、西ヨーロッパの森林床は、春にはこの密集して咲く青い花のカーペットに覆われ、一般に「ブルーベルの森 」として知られている。渡来時期は、不明。
◇ 開花期は4月~5月。花茎は10~30㎝で、先端が湾曲して下垂する。釣鐘状のブルーの芳香を放つ花を咲かせる。
【由来】
学名のHyacinthoides(ヒアシントイデス)とは、ギリシャ語でヒヤシンスに似たという意味で、花の姿がヒヤシンスに似ていることから。ブルーベル(bluebell)は、青い釣鐘のような姿から名前が付きました。
【ヒアシンス(ギリシャ神話)】※ 画像はネットより
イングリッシュブルーベルの学名「Hyacinthoides(ヒアシントイデス) non-scripta」の "non-scripta" および "non-scriptum" は「文字が書かれていない」意味で、ギリシャ神話に登場する花「ヒアシンス」と区別するためこの名が付けられた。
『ヒアシンスは、額に重症を負った瀕死のヒュアキントスの流した血から現れ咲いた花である。
太陽神アポローンは、熱愛していたこの美しい少年の死を嘆き悲しみ、その涙は生まれたばかりのこの花に降り注いだ。
以来ヒアシンスの花弁には、アポローンの嘆きの声を表す "AIAI" の文字が記されているのだと伝えられている』
改めて見てみよう 以下は、2023年。ボク(小次郎)も老いを感ずるなあ。
<2023年4月11日>
お終い