今回はフェイジョアだ。フトモモか科の常緑低木。果物として食用に栽培される他、庭木や生垣としても評価が高いという。散歩中、木に咲く赤い花を見つけた。遠目に、木の緑の葉の間に赤い点々が見え、最初は“赤い実?”とも思った。近づいてみると、エキゾチックな赤い花だった。
<2018年6月4日>美咲が丘
全体像から見てみよう。
◇ 遠くからは、木の緑の葉の間に“赤い点々”が見えるんだな。近づいて見上げてみる
◇ 花びらはピンク色で、長い赤色の雄しべが見える。うーん、花の形状はイマイチ。
逆方向から見てみよう。
◇ 木は大きく、花も沢山咲いているんだけどね。
◇ 見上げると首が痛くなるね。お家の方とのやり取りを示す。
パパ:この木は何ですか? 赤いのは花ですか?
家人:フェイジョアですよ。家を建てた時、庭木の選択に迷っていると、植木屋さんに「フェイジョアは如何ですか? 赤い花を楽しめ、実は果物として美味しいので、今、人気ですよ!」とのことで庭木に選んだのです。
パパ:ほー、食べられる実ができるのですか、いいですね!
家人:実ったら差し上げましょう。熟した実は美味しいのですが、熟すとすぐ落ちちゃうので収獲のタイミングが難しいのですよね。
「背が高くない木もありますよ」と教えてくれた。
◇ 確かに、近くで花を観察出来る。
◇ こっちは50㎝位。幼木かな?
こんな花なんだ。 フェイジョアの勉強をしておこう
【フェイジョア】
◇ フトモモ科・アッカ属の常緑小低木。果物として食用に栽培されるほか、庭木や生け垣としても人気がある。別名パイナップルグアバと呼ばれる。
◇ 原産地:ブラジル、ウルグアイ、パラグアイ。 渡来時期は昭和初期(米国経由)
◇ 開花期:7月~8月。
◇ 花は、分厚い花弁の外側は白い綿毛が生え、内側は薄紫色、鮮やかな赤いおしべが特徴
※ 果実の写真 出展:DELISH KITCHEN
◇ 果実:パイナップルとバナナとリンゴを混ぜたような味で、甘い香りを漂わせる。ジャコウ(麝香)のような香りがあり、食味は西洋ナシやグアバのような甘味がある、との表現も。生食やジャムにして食べられるという。
◇ 由来:名前は植物学者“フェイホア”に因む。
お終い
【写真一覧】
小次郎とフェイジョア