今回は、月下美人の「開花から萎む」までを取り上げる。『開花期は6月~10月頃。花は、夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼむ』とのことなので、その付近を観察してみた結果を示す。まずは、開花時の小次郎とのコラボを確認しておく。
<開花直後の月下美人と小次郎>2024年10月25日20時10分
開花“直前”からの時系列
【2024年10月25日 18:10】 開花直前
【2024年10月25日 20:10】 開花直後 ※20:00に開花(推定)
【2024年10月25日 20:40】 開花50分後
◇広がりが進んでいる
【2024年10月25日 21:20】 開花1時間20分後
◇まだ、広がっている。※(多分)満開
<花の構造>
月下美人の花を構造を見てみよう
◇花の先端の。タコの足みたいなのが雌しべ
※コウモリが、ホバリングして授粉する?
◇花の中心部に(花粉ある)雄しべ
◇雄しべと雌しべを囲む「花弁」。その後ろに「花柄」と「萼片」があり、それらが相まって“妖艶な美しさ”を醸し出している。
【花柄(かへい)】
茎や花軸から枝分かれして花に至るまでの柄の部分を指す
【萼片(萼片)】
花の最も最外輪に位置する器官で,葉の変形したもの。
【2024年10月25日 22:40】 開花2時間40分後
◇少し萎んできた。
【2024年10月26日 00:00】 開花4時間後
◇だいぶ萎んできた。
【2024年10月26日 01:25】 開花5時間30分後
◇花柄と萼片も縮れてきた。
【2024年10月26日 02:40】 開花6時間40分後
◇かなり萎んできた。下の葉に支えられている感じ。
【2024年10月26日 05:00】 開花9時間後
◇(支えている)下の葉がなければ、完全に下向き。
【2024年10月26日 07:00】 開花11時間後
◇花の重みで、花茎がへたって曲がりを維持できなくなっている。
【2024年10月26日 08:00】 開花12時間後 ※ 花茎の根元から切ってワイングラスに活けてみた。
<鉢植え>
一輪だけ咲いた、鉢と株を見ておこう。
◇「蕾は“葉状茎”の丈が1~2mに達すると形成される」とあるが、まだ1mに達してないのに1輪咲いた。ラッキー。
◇株は三つある。来年はもっと咲くことを期待しよう。
お終い