今回は、ハナカタバミ(花酢漿草)だ。“カタバミ” は、春~秋に黄色の花を咲かせるが、日向では花を出すが、日陰に咲いてしまうと花がしぼんでしまうのが大きな特徴という。カタバミ属には、「フヨウカタバミ」「イモカタバミ」「アカカタバミ」、等がある。ハナカタバミはピンク色で「中心部が淡緑」と言われるので、「これはハナカタバミ!」と判断した次第。名前の由来:「カタバミ」とは葉が半分という意味で「傍食」または「片食」がその語源と言われる。が、漢字は「酢漿草」と書く。果実を咬むと酸っぱいからとも言われ、諸説あるようだ。(Wikipedia、他)。
<2016年11月17日>JR筑肥線・東荻浦踏切の近く。
東荻浦踏切の近くには、大きな桜の木もあり、ハナカタバミは、その根元に咲いている。
桜はこちら リンク先 → 小次郎と桜 -東荻浦踏切 -
また、白いフヨウカタバミもキレイ。
フヨウカタバミはこちら リンク先 → 小次郎と冬の草花 -フヨウカタバミ(芙蓉酢漿草)-
木の根元なので、日陰になりやすく、開いている時間帯は短い。
開花中(午後1時20分頃)
◇キレイに開いている。
◇沢山咲いている。花にズームしてみよう。
◇ 「中心部が淡緑」なので、ハナカタバミ(花酢漿草)で間違いなさそう。 花について、再度勉強しておく。
【ハナカタバミ(花酢漿草)】※Wikipedia、他
◇カタバミ科カタバミ属の栽培種。暖地の田畑、草原、道端でよく見かける。因みに、カタバミ属はカタバミ科に含まれる植物の一群であり、花の美しいものは園芸用に栽培され、多くは学名のカナ読みで「オキザリス」と呼ばれる。
◇原産地は、南アフリカで江戸時代に観賞用に導入されて野生化している帰化植物とのこと。
◇花は、葉腋(ようえき)から花柄(かへい)を出し、3㎝ほどの淡紅色の5弁花を付ける。花期は10~11月頃。
◇「カタバミ」の由来は、この属の植物にしゅう酸を含み酸っぱいものが多いことから。【漿】(しゅう)は、米を煮た汁。おもゆ。
【カタバミの種類】
ネットで調べて、整理してみた。
① カタバミ(酢漿草):黄色
② イモ(芋)カタバミ:中心部が赤紫 ※ これが基本種で、他はこの亜種らしい。
③ アカ(赤)カタバミ:花は黄色だが、葉っぱが赤!
④ ムラサキ(紫)カタバミ:中心部が黄緑
➄ ハナ(花)カタバミ:中心部が淡緑
⑥ オオキバナ(大黄花)カタバミ:葉に、紫色の斑点がある。
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「夕方には花が閉じる?」を確認すべく、夕方の5時頃に再度見てみた。うむ、やっぱり、小次郎にも登場願おう。
◇ 確かに閉じているように見える! が、小次郎が目立ち過ぎ! うむ、花に着目してみる。
◇ 確かに 閉じている。ん? 開きかけ? それとも日陰?
◇ 「閉じている」よりは、「萎んでいる」ようにも見える。 うーん、時折観察するだけではイマイチ分からない。
お終い
【写真一覧】
◇ハナカタバミ(花酢漿草)福岡県糸島市 2016年11月17日撮影
◇フヨウカタバミ(芙蓉酢漿草) 福岡県糸島市 2016年11月と12月、2017年12月
◇ガザニアソフトクリーム 福岡県糸島市 2016年~208年、11月末撮影)
◇ユリオプスデージ 福岡県糸島市 2017年1月2日~2018年11月27日撮影
◇皇帝ダリア 福岡県糸島市 2014年11月21日撮影
小次郎と冬の草花 - ハナカタバミ(花酢漿草) -