以前取りあげたこともあるヨルガオ(夜顔)。今回は、夕方にパッと咲く様子と共に紹介する。因みに、夕方に開花し、夜明け前にはしぼむので半日しか咲いていない。※ 開花の動画(YouTube)のLinkも最後の方にあるよ。
<2021年9月10日~25日> 自宅
◇ まずは、小次郎とヨルガオのコラボだ。時間は夕方の5時30分。うむ、バッチリだね。
これ、以前紹介したお家から種を頂いて、育てたものだ。
以前のヨルガオはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花3 -ヨルガオ(夜顔)-
初めて一輪咲いた!(9月10日)
◇ 大きな花
◇ 15㎝はあるねえ。
◇ 小次郎クンは観賞しているのかな? いや、外が気になっているようだ。
2輪咲いた(9月17日)
◇ 角度と変えて観賞しよう。
◇ 正面から
◇ 上から
◇ 側面から
◇ズームイン。
改めて、ヨルガオについて、ユウガオとの違いも含めて勉強しておこう
【クイズ 出典:ウエザーニュース(2017/2/06)】
4つとも名前も花も似ているが、一つだけ“仲間外れ”があるという。わかりますか?「花びら」がポイントらしい。色は関係ない。
【答え:夕顔】
◇ ユウガオだけが “ウリ科”で、他の三つは “ヒルガオ科”。
◇ ポイントは花の形。花びらはいずれも5枚だが
ヒルガオ科:繋がった花びら(合弁花)
ウリ科 :別れた花びら(離弁花)
今回取りあげているのは、花びらが繋がっている → ヨルガオ(夜顔)
【ヨルガオ(夜顔)】
◇ ヒルガオ科サツマイモ属(ヨルガオ属とも)の つる性一年草。本来は「多年草」だが、寒さに弱いため園芸的には1年草として扱われる。
※ ヨルガオを「ユウガオ」という人も多いが、ユウガオはウリ科の野菜(かんぴょうの原料)で花が似ているが別の種である。
◇ 原産地は、熱帯アメリカ。明治初期。観賞用に栽培されている。
◇ 花は、ロート形で夕方から咲き始め翌朝にはしぼむ。
白色と赤色があり、各々「シロバナヨルガオ」「アカバナヨルガオ」と呼ばれる。
シロバナは直径15㎝ほどの大輪咲き。アカバナは別名ハリアサガオ(針朝顔)とも呼ばれ、5㎝ほどの極小輪である。いずれも芳香がある。
◇ 開花時期:7月~10月頃。
【由来】
明治初期に入ってきた新しい植物だが、夕方から白色の大きめのアサガオに似た花が咲く特徴から、博物学者の田中芳男が『ヨルガオ(夜顔)』と命名したといわれる。
開花はあっという間!?
5時ちょっと前のパパとママの会話
パパ:このつぼみ、いつ開花するんだろう? ねじれが広がっている気がする。カメラでも持ってこよう
(部屋に戻ってスマホを探す)
ママ:「お父さん! 花が咲いたよ! すごい!」
(急いで庭へ)
パパ:すごい! さっきまでつぼみだったよね。あっという間に開花するんだ。
別な日にじっくり観察。
◇ まもなく開花するつぼみを見ていると、小次郎が「なに見てんの?」とやって来る。
◇ 16:50(開花1時間前) ねじれの内側の白色が見えるようになる。
◇ 17:36(開花5分前)
◇ 17:36(5分前)の拡大 この程度にねじれが広がると数分程度で開花する。
開花は、ちょっとした風がトリガーになる。
◇ 17:41(開花10秒後) 一気にこの程度まで開く
17:41(開花20秒後)
◇ 17:41(開花30秒後) みるみる開いていく。
17:42(開花90秒後) 落ち着いてくる。
17:50(開花8分後) 満開。
21:35(夜中) 妖艶な美しさがある。
◇ 夜中の小次郎とヨルガオ
◇ (翌朝)5:34 夜明け前にはしぼみ始めている。 うむ、開花時間は、12時間と短命!
【動画】
開花の様子はこちら Link先 → 小次郎とヨルガオ(夜顔)ーパッと開花するヨルガオー
お終い
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