今回は、ノコンギク(野紺菊)だ。いわゆる野菊を代表する植物の一つ。因みに、“野菊”は総称という。「なんの花? “なんとか菊”というのかな?」の質問に、「多分、ノコンギク(野紺菊)。ヨメナ(嫁菜)、ユウガギク(柚香菊)かもしれないけど……」とのこと。後で調べて「野紺菊」と判明。
<2017年11月6日> 北九州 若松 高塔山
◇ こんな感じ。花は、直径2.5㎝ほどと余り大きくない。 近寄って見る。
◇ うむ、いわゆる “菊” のイメージだよね。
◇ 可憐だよね。 ところで“野菊”って? 調べてみた。
【ノギク(野菊)】出典:Wikipedia(抜粋)
◇ 野菊(のぎく)とは野生の菊のこと。よく似た多くの種があり、地域によっても様々な種がある。
◇ 一般に栽培されている菊は、和名をキク(キク科キク属)と言い、野生のものは存在せず、中国で作出されたものが伝来したと考えられている。
◇ しかし、日本にはキクに似た花を咲かせるものは多数あり、野菊というのはそのような植物の総称として使われている。
◇ 辞典などにはヨメナの別称と記している場合もあるが、植物図鑑等ではノギクをヨメナの別名とは見なしていない。
◇ 一般には複数種が混同されている。………。
うーむ、ややこしい。ノコンギク(野紺菊)についても勉強しておこう。また、ヨメナとユウガギクとの違いも。
【ノコンギク(野紺菊)】
◇キク科・シオン属。
◇原産地:日本。各地で普通に見られる高さ50㎝~1m程の多年草。
※ いわゆる野菊を代表する植物の一つ。“野菊”は総称。
◇花期は8月~11月。
◇花は直径2.5㎝ほどで、花びらの色は淡い青紫色。
◇名前は、野に咲く紺色の菊から。
【ヨメナ(嫁菜)、ユウガギク(柚香菊)との違い】
◇花でヨメナと区別するのは難しい。違いは、
○葉の表面:ノコンギクはざらつくが、ヨメナはつるつる
○冠毛:ノコンギクは6㎜、ヨメナは0.5㎜。
※ 冠毛:花の後にできる白い綿毛 タンポポを思い浮かべるとわかりやすい。
◇ユウガギク(柚香菊)との区別は、名前由来の「柚子の香り」の有無だが、その香りは、微か(かすか)。
<2019年11月11日> 若松 高塔山
◇ 小次郎は、野紺菊には興味がなさそう。「パパ、勝手に観賞して楽しんでね」
◇ こじんまりと咲いているのもいいね!
◇ ズーム
お終い
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