今回は、ハナズオウ(花蘇芳)だ。マメ科だってさ。梅や桜のように春に葉が出る前に“赤い紫色=すおう色”の小さな花が密集して咲く。枝は横に広がらずホウキ状になるのが特徴らしい。
<2022年4月9日>
◇こんな感じで咲いている。お家の方とのやりとり。
Q:桃の花じゃないし…、何という名前ですか?
A:“ハナズオウ”ですよ。マメ科なんです。昨年の“実“が茶色になって残っています。サヤエンドウみたいでしょ。
◇ 上に伸びてホウキ状になるのも特徴らしい。
◇ ハナズオウは葉の展開前に紅紫色の蝶形花を枝や幹に咲かせる。葉はマメ科にはめずらしい単葉。花の色が“蘇芳”で染めた色(すおう色)に似ていることに由来する。
◇ 小さな花が密集して枝についているみたい。
◇ ん? 茶色いのが“実”なのかな? 形状はサヤエンドウみたいだけど………。
◇ 矢印を付けないと分かんないなあ。 ハナズオウの勉強をしておく
【ハナズオウ(花蘇芳)】
◇ マメ科ハナズオウ属の落葉樹。明るい茶色の樹皮が美しい落葉花木で、樹高は2~3mだが野生種では10mの高木になることも。
◇ 原産地
中国北部~朝鮮半島。日本への渡来時期は江戸時代初期とされる。
◇ 開花時期
4月初旬~中旬。葉が出てくる前に紅紫色の小さな蝶形の花が沢山かたまって咲く。木全体が花で埋まって見事な眺めとなる。花の色はピンクと白
※ ネットより
◇ 葉と豆果(とうか)
花後に展開するハート形の葉や、房なりになる豆果(とうか)もかわいらしい
【由来】
和名の「花蘇芳(ハナズオウ)」は花色が「スオウ(蘇芳)」で染めた色(蘇芳色:黒味を帯びた紅色)に似ている花の意味。
※ 実際の色は、本来の蘇芳色(黒味を帯びた紅色)とはだいぶ異なる。
【スオウ(蘇芳)】
◇ マメ科ジャケツイバラ属の小低木
◇ 心材やサヤ(鞘)からは染料がとれ、その色は「蘇芳色(すおう色)」と言われる。うーん、あずき色に似ているような………。
◇ 飛鳥時代から輸入され公家の衣服に用いられた。
改めて、小次郎とのツーショット
◇ 小次郎、バッチリ決まったね!
お終い