たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

南八ヶ岳縦走2-硫黄岳~横岳~赤岳~権現岳編

2005年09月23日 | 山歩き

05年9月23日

硫黄岳山荘 4時起床。昨晩8時頃ふとんに入って寝たのだが、夜中1時頃目が覚めて参った!山の生活にはそうそう馴染めるものではないことを実感。kouichiはSさんと小屋のお兄さんたちとで10時頃まで盛り上がったようだ。 朝ごはんを食べて6時50分頃、Sさんと一緒に出発。

硫黄岳硫黄岳から横岳に連なる稜線を歩く。途中、高山植物についてSさんが説明してくれる。小さな草木でも50年・100年と樹木なみの年数で生えているのだそうだ。昨日の霧が晴れて気持ちがいい朝である。岩が突き出たような、「大同心」、「小同心」を右に見ながら歩く。途中で高山植物を写真に撮りたいSさんと別れる。

横岳山頂 8時頃、横岳山頂到着。一休みした後、次の赤岳目指して進む。


赤岳、権現岳、中岳、阿弥陀岳 左から「赤岳」、その向こうに「権現岳」、中央手前に「中岳」、右端に「阿弥陀岳」が見える。


赤岳山頂 11時頃、赤岳頂上小屋到着。小屋より赤岳頂上を望む。



赤岳をバックに 赤岳山頂より下ってきたところ。この後、急な登り・下りの岩場や鎖場などが続く。赤岳から権現岳までが、この日一番時間がかかった道のりだ。

源次バシゴ キレット小屋を経て、権現岳手前の源次バシゴを登る。なんと、61段!!少し登っては休み、を2、3回繰り返して登る。なんと言っても私たちは若くはないのだから・・・。それにしても、あのはしごを上りきった向こう側から、人の話し声が聞こえる。小屋が近いのだろうかとも思ったが、それほどでもないようだ。

余談だが八ヶ岳に来て気がついたのだけれど、ずいぶん遠いところにいる人の声も近くに聞こえる。空気が澄んでいるからか、気圧のせいだろうか・・・?

権現岳 はしごを上りきると権現岳が目の前に見えてきた。あのてっぺんのギザギザが印象的だ。

本日の泊まり先「権現小屋」ももうすぐ。

権現小屋 午後5時頃、 到着。この日は、7~8人くらいのグループで来ている人たちがいたので、小屋がにぎやかだ。ここも朝食5時半、消灯8時頃、朝食5時半である。