6時15分、権現小屋出発。グループで来ていた人たちは4時半頃起き、準備をして先に発っていった。少しもやのかかった朝だ。
8時頃青年小屋到着。小屋の向こうにこれから登る編笠山が見える。
ごつごつした岩がはりついた山だ。岩に「○」や「→」のしるしがあるのでそれを頼りによじ登っていく。
9時頃編笠山山頂到着。少し休憩の後、下る。
天候はいまいち良くなかったが、雨がそれほど降らなかったのは幸いだったと思う。岩は濡れると滑って危ない。それでも、慎重に足を運ぶ。
下るほどに、樹木が多くなり、森の中に入っていく。苔の生えた木々が多く、この日は霧がかかって、幻想的な雰囲気だ。ここは木に赤い紐が結んであり、それが道標だ。これが無かったら道に迷ってしまうだろう。
10時45分頃、少し雨がぱらついていたので、緊急避難用のテントを張って昼食にする。何しろ朝が早いのでもうこの時間にはお腹が空いてしまうのだ。
森がまだまだ続く。あまりに長いので少々飽きるかもしれない。
13時40分、不動清水到着。 ここの水を飲んだりして1時間ほどのんびりしていると、今朝先に権現小屋を出たグループ一行と会う。「あら、もしかして!!?」とお互い言い合う。私たちは編笠山経由だが、この方たちは、西岳を登ってきたらしい。この先の予定を聞くと、鹿の湯に入って帰るとのこと。今日の私たちの宿泊予定地だ。
1時間ほど歩き、15時15分、富士見高原 八峯苑・鹿の湯到着。この温泉は登山客にもよく利用されているらしい。余談だが、八ヶ岳登山道入り口がゴルフ場を入ったすぐ脇にあったのは以外だった。