05年5月5日(金)-根石岳方面へ
この日は最終日、帰りの電車まで十分時間はあるので、また、付近を歩いてみることに。
前日、前々日よりも空はすこーしもやっているが相変わらずさわやかないいお天気だ。
kouichiからダメ出しが2回出たショット。人物中心ではなく、足元のこの橋に積もった雪の感じを撮って欲しいと・・・。なるほど、積雪具合が良く分かる。
登山者にはお馴染みだけれど、木々には良くこんな赤いリボンが道しるべとして結び付けられている。硫黄岳では「ケルン」、岩場には「→」や「○」のマークなどがある。
今日はオーレン小屋から、根石岳方面に向かって歩く。
ただ、この道は樹林帯が延々続き、あまり視界が開けない。すれ違う人に聞いてみても、「う~ん、根石岳まで行かないと・・・」と言う。次回行くときは、夏沢峠まで上がってそこから行った方がいいかも。
それでも、箕冠山(みかぶりやま)に行くまでの途中で振り向くと、おぉ!!硫黄・赤岳郡が拝めるではないか。
さらにもう少し登って、振り向くとこんな具合。
先へ登るときりが無いので、また、今日もこの辺で折り返す。北八つはまた、いつか必ず行きたい(あくまでもnobuの希望♪)。
オーレン小屋を過ぎ、1日目で岩が転がり落ちてきた斜面に面した道を慎重に通る。先にkouichiが過ぎ、その間nobuが上を観察していた。そのとき、斜面の向こうの上の方で黄色いものが動く気配。
「また岩が転がってくるのかしら?!」と思っていたら・・・・・、動物だ!!
「ん!??、きつね?、むささび?、いや・・」、「テン?」。
あまりの突然で、まるでUFOにでも遭遇したみたいに、ただ見とれて写真を撮らなかった私。せめてこの画像で。
「Yahoo! きっず図鑑」より。
あとで、帰りに雪上車で送ってもらった鉱泉のご主人にこのことを話すと、へぇーと驚き、結構長い時間(それでも10分弱くらい?)見ることができたので、「それは大サービスですねぇ」とおっしゃった。
桜平からは普通車に乗り換え、リレーでお送りしてもらう。帰りの電車までまだ時間はあるので日帰り温泉へ。
「玉宮温泉 望岳の湯」。
八ヶ岳山嶺が一望の下に見渡せる。男湯と女湯が左右に分かれていて、月ごとに場所が入れ替わるらしいが、左側がお風呂の中からも山の景色を楽しめる。この日は男湯が左だったので、残念。
↑パノラマ合成してみました
でも、大広間の窓からはこのとおり。蓼科から北・南八つまでいい眺め。
日帰り温泉でまったりした後、また、茅野から特急あずさ号に乗って帰路に着く。今回も楽しんだぁーー。そして、すっかり、元気回復した山行だった(^-^)v。