たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

初「槍」!!― その1

2006年08月27日 | 山歩き

ついに行ってきました、北アルプス。以前からko-ichiが「次は『槍』」と言っていたので楽しみにしていました。登ってきた感想は、やはり人気の山域だけあって期待どおりでした。

行程は・・・・

1日目: 穂高駅 ― 中房(なかぶさ)温泉登山口 ― 燕岳 燕山荘泊

2日目: 燕岳 <表銀座縦走コース> ―  蛙(げえろ)岩 ― 大天井岳(大天井ヒュッテ) <喜作新道> ― 西岳 ヒュッテ西岳泊

3日目: 西岳 <東鎌尾根> 水俣乗越 ― 槍ヶ岳山荘 ― 槍ヶ岳山頂 槍ヶ岳山荘泊

4日目: 槍ヶ岳 ― 槍沢 ― 横尾 ― 上高地

5日目: 上高地 ― 帰宅

06年8月18日~19日

出発!!

夜行快速 ムーンライト信州

現地までの交通手段として選んだのが23:59発「ムーンライト信州」という穂高まで直通で行く夜行快速列車。

何だかワクワクしてきます。

列車に乗ると、やはり大きなザックをあちこちで見かけました。でも、初めてだったので無理もありませんが、この列車を選んだのはちょっと失敗だったのに後から気が付くことに・・・・。

中房温泉から登山開始

中房温泉登山口穂高駅からタクシーに乗って中房温泉へ。もうすでに登山の準備をしている人でいっぱいです。

ここで登山者カードを書いて投函し、私たちも出発 【6:15】。

いきなり登りの連続です。前週に練習したとはいえ、久々なのでかなりきつい。

ko-ichi ピース登っている後姿を撮ろうと思ってカメラを構えるといきなり振り向き「ピース」。おどけてますが、かなり無理してますよ。

合戦小屋

第一、第二、第三、富士見ベンチを過ぎ、合戦小屋に到着 【10:45】。

うどんを食べ、ここで美味しそうなスイカを売っていたのでこれもいただきました。それにしても、眠いしきつい。そうか、夜行列車で十分眠れていなかったんだ・・・。若いならいざ知らず、いい年の私たちには、夜行列車は想像以上にきつかったのかも。で、nobuはすこーし、ここでうとうとと仮眠をとりました。

合戦尾根

体調が若干回復したところで樹林帯を過ぎ、合戦沢の頭から展望が開けてくるのですが、ガスでこのとおり。

お花と雷鳥

今回の北アルプスではお花も随分楽しめました。いままで花の名前などあまり気にしなかったのですが、調べて分かってくると結構楽しいですね。燕岳へ登る道々にもたくさん咲いていて気持ちを癒してくれました。ここで、ほんの一部をご紹介します。お花の名前は間違っていたらゴメンナサイ。

アキノキリンソウ、ハクサンフウロ、ヒヨドリバナ

チングルマ、タテヤマリンドウ、ホソバトリカブト、エゾシオガマ

雷鳥 燕山荘が見えてきたあたりで雷鳥に出会いました。保護色なので分かりづらいですが。

燕山荘

燕山荘 燕山荘到着【13:35】。

広くてなかなか素敵な山荘です。オリジナルグッズもたくさん。

この山荘はオーナーのアルペンホルンの演奏が聞けると本で紹介されていましたが、都合により開催されませんでした。う~ん、残念。

かんぱ~いまずは初日、無事到着を祝って、「おつかれさまでした~」(^-^)v

このあと、ふたりとも睡眠不足を補うべく、晩ご飯どき以外は寝てばかりいました。夜も小屋泊まりではめずらしく爆睡状態。初めて使ったアイマスクと耳栓も効いたのかもしれません。

次の日へつづく >>