たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

初「槍」!! ― その2

2006年08月28日 | 山歩き

06年8月20日

2日目: 燕岳 <表銀座縦走コース> ―  蛙(げえろ)岩 ― 大天井岳(大天井ヒュッテ) <喜作新道> ― 西岳 ヒュッテ西岳泊

燕山荘出発

燕山荘で日の出を見る人々

山小屋の朝ごはんはたいてい早い。ここも5時なのでもう4時にはすでに出発の準備をする人たちでザワザワ。私たちはお弁当を頼んでおき、みんなが朝食をとっているときには出発する予定。それでも、日の出を見ようと夜明け前からたくさんの人が出てきていました。写真右の人がたくさんいるところがこの山荘の展望台になっているようです。

燕山荘からの日の出の眺め

そして、燕山荘から見る周りの景色はこんな感じ。右に燕岳山頂が、そして雲海の向こう、左に槍ヶ岳が見えます。

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雲海の向こうの槍ヶ岳

燕岳山頂方面

今回、燕岳山頂はパスして、出発 【5:5】。

表銀座縦走コースを大天井岳へ

朝日の中の槍ヶ岳朝日の中の槍ヶ岳 【5:22】。なんだか、嬉しくなってきます。

表銀座縦走コース

いいお天気の中で表銀座縦走コースを歩きます。

槍をバックに朝ごはんここで槍をバックに燕山荘で作ってもらったお弁当を広げ、朝ごはんといきましょう 【5:45】。

蛙(げえろ)岩 nobuの後方、写真右に見えるのが「蛙(げえろ)岩」。

このあたりは花崗岩がオブジェのようにゴロゴロしています。

歩け、歩け

「大下りの頭」を過ぎ、歩け、歩け。

歩け、歩け

気持ちのいいお天気。

切通岩のあたり

切通岩のあたり。

はしご場 こんなはしご場があったりします。

さらに進むと・・・、

大天井岳への分岐大天井(おてんしょう)岳への分岐に来ました。ここから、大天井岳の巻道をさらに進みます。

お花たち

この日出会ったお花たちです。ヒメコゴメグサは花はとても小さいのですが、その中にしっかり細かい模様が入っていてかわいい。トウヤクリンドウはほとんどこのように花を閉じていました。開いたらどんな感じになるんだろうか。

ヒメコゴメグサ、トウヤクリンドウ、コマクサ

西岳へ

大天井岳の巻道を通っていると、すばらしい景色が目の前に広がってきました。西岳の向こうに槍ヶ岳(写真左)、槍ヶ岳の右にちょこっと突き出ている「子槍」も見えます。

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大天井岳から槍ヶ岳の眺め

とはいうものもう大分雲がかかってきました 【9:00】。

湯俣温泉の池 ふと遠くを見ると、湖がありました。あとで地図を確認すると、おそらく湯俣温泉にある高瀬湖ではないかと。

18otensyouhyute大天井ヒュッテが見えてきました。

ここで、休憩 【10:00】。

水を買い、カップ焼きソバを食べ、栄養補給。北アルプスでは水も有料です。

ここから先が東鎌尾根に続く、小林喜作さんが開拓したと言う「喜作新道」。

ビックリ平標識 ビックリ平を通り、

赤岩岳 赤岩岳を越えると・・・、

ヒュッテ西岳

ヒュッテ西岳が見えてきました。到着 【13:50】。この日はとてもお天気が良く、すばらしい景色を眺めることができました。

でも、そんないいお天気は、せいぜい朝の8時か9時くらいまで。それ以降になると、ガスがどんどん上がってきて、瞬く間に視界が悪くなってしまいます。

山ノボラー達が早め早めに行動する意味がよく分かりました。もちろん、夏は雷を避けるなどの理由もありますが。

この日も早めに休んで、明日に備えます。

次の日に続く>>