たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

自転車散歩-小石川後楽園

2008年11月10日 | 自転車散歩

小石川後楽園 囲いの塀

最近は私ひとりで自転車に乗って

都内をぶらり散歩するのが

楽しみのひとつになっています。

今回は江戸時代に広大な大名屋敷が広がっていた

一角のある庭園に行ってみました。

往路はいつも神田川沿い。

高戸橋のあたりは、川底に大きな段差があって

ザァ~っという水音が、こんな街中にいても

まるで山中の沢にいるような気分にさせてくれます。

高戸橋あたり

そして、「江戸川公園」。ここも好きな場所のひとつ。

朝早く訪れると、ジョギングやウォーキングを楽しむ人が

あちらこちらにいます。

早朝の公園は爽やかで気持ちがいい。

江戸川公園

そして今回の目的地。

小石川後楽園です。

小石川後楽園入り口の門

江戸時代(寛永6年(1629年))に水戸徳川家の祖である頼房が、

江戸の中屋敷の庭として造り、二代藩主の光圀(黄門様)の代に完成した庭園。

小石川後楽園入り

光圀が明の儒学者である朱舜水(しゅ しゅんすい)の意見をとり入れ、

中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、

天下の楽しみに後れて楽しむ」から

後楽園」と名づけられたのだそう。

小石川後楽園の池

さすが水戸徳川家の庭園。とても広大です。

ここに来たのは9月中旬だったので、池のほとりの「彼岸花」が

景色に色を添えていました。

池のほとりの彼岸花

でも、後楽園といえば私たちにとっては、

隣接する<東京ドーム>や<遊園地>の方が馴染み深い。

庭園の向こうを見上げるとドームの屋根が見えます。

そして、その屋根の上に・・・・・。

庭園の向こうに見える東京ドーム

点検でもしているのでしょうか。

ちょこちょこと動く蟻んこのような人が見えました。(@_@;)

ドームの屋根に人が

都会の庭園はどこでも、「都会の賑やかさの中に佇んでいる」

足を踏み入れるとふっと違う場所に来たような

そんな錯覚を覚えます。

:

これから、このルート上のポイントをひとつひとつ訪れ

つなげてみたいと思っています。

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