たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

お参り日和

2013年09月04日 | 日常のひとこま

実家のお墓と母

7月半ば、実家のお墓が完成し

ささやかに父の納骨式がありました。

















お坊様にお経をあげていただく。

和尚様

お世話になっているこのお寺は禅宗。

宗教のことはさっぱり分かりませんが

葬儀の時あげてくださったお経が

父の生い立ちの事を言ってるな、とか

何となく分かる部分があったり

法要を終えていちばん最後に和尚様がおっしゃった

「これからはお母様のことを皆で大事にしなさいよ」

というお言葉が胸に沁み

とても親しみやすいなと思った覚えがあります。

墓地の空

納骨を終え、収まるところに落ち着いて

父も天でホッとしていることでしょう。

母も肩の荷が降りたようでした。


早朝、朝散歩するときに

この墓地の脇の道を通るのですが

大抵幾人かの人が手入れしていたり

お参りしている姿を見かけます。

朝焼けの墓地の空

そして、私がお墓で手を合わせていると

「〇〇さんって◆◆にいる〇〇さんかね?」

などと話しかけられ

そこから相手の身の上話が始まったり。


きっとこの岬の穏やかな空気が

そうさせるのでしょうね。





見上げる秋の空には天翔る馬がいました。

秋の空 天翔る馬