たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

雪の八ヶ岳-その4

2007年01月06日 | 山歩き

この日は2007年の元旦。すばらしい初日の出を見ることができました。

◇◇あしあと◇◇

■06年12月30日(土) [茅野駅]==[桜平]==【夏沢鉱泉】泊
■06年12月31日(日) 【夏沢鉱泉】 登山開始----<夏沢峠>----<硫黄岳>----【硫黄岳山荘】忘年会
■07年1月1日(月) 【硫黄岳山荘】 初日の出を見に/横岳手前まで歩く/山荘でトランプ 【硫黄岳山荘】新年会
■07年1月2日(火) 【硫黄岳山荘】 下山開始----<夏沢峠>----【夏沢鉱泉】==[桜平]==[茅野駅]

初日の出

夕べは山荘の忘年会で夜遅くまで賑やかだった人たちもいましたが、初日を拝みに行こうと、さすが皆さん朝早くから起きだしてきました。私たちも支度をして出かけます。硫黄岳の中腹で待つこと十数分。

地平線の向こうから光が見えてくると、日が登るのはあっという間。急いでデジカメを懐から取り出します。

登る初日の出

↑クリックで拡大 6時50分から56分位の間の画像です。

初日に向かって 初日に向かってWAOーーー。

今年もいい一年になりますように!

日の出と山と人々気温は氷点下の中、カメラを構えてじっと待ってる人もいました。

すばらしい初日の出を堪能したあと、山荘に戻ってお雑煮をいただく。

その後、山荘でじっとしていてもと思い、「横岳でコーヒーでも飲もうよ」と、歩きに出かけました。

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【11:23】 向かう途中でそこで見えた富士山~♪まるで絵画のような景色にまた感動!!

八ヶ岳から見る富士山

横岳手前でお湯を飲む【12:00】 横岳の手前、台座の頭あたりまで来ましたが、風が思ったより強く、コーヒーを淹れて飲むという考えはちょっと甘かった~。

ko-ichi 「お湯を沸かしてコーヒー淹れましょうか?ぜひにとお望みならがんばりますが

nobu「い、いえ。け、結構です(^_^;)」

岩場を降りてくる人たち結局、ふたりで座ってテルモスのお湯をすすりました。少しの時間でしたが、座ってボーっと眺める景色もまた、いいもんです。

横岳方面から岩場を降りてくる人たち。クライミングの格好で、ひとりひとりをザイルで繋いでいます。

Space180180

山荘に戻ってからは~(^^ )~ikeさんや去年もいらして親しくしていただいた方とko-ichinobuの4人で夕方までトランプ。「ページワン」という「UNO」によく似てるゲームです。ko-ichiは慣れているせいか、ナントひとり勝ち・・・。ウーン、くやしい~((+_+))

このあとは山荘の新年会。またまた、楽しいひと時を過ごしました。去年お会いしたかわうそ山岳会の方たちのお姿も。

さぁ、明日はいよいよ下山です。


雪の八ヶ岳-その3

2007年01月05日 | 山歩き

さぁ、これから硫黄岳山頂に向かって登ります。

◇◇あしあと◇◇

■06年12月30日(土) [茅野駅]==[桜平]==【夏沢鉱泉】泊
■06年12月31日(日) 【夏沢鉱泉】 登山開始----<夏沢峠>----<硫黄岳>----【硫黄岳山荘】忘年会
■07年1月1日(月) 【硫黄岳山荘】 初日の出を見に/横岳手前まで歩く/山荘でトランプ 【硫黄岳山荘】新年会
■07年1月2日(火) 【硫黄岳山荘】 下山開始----<夏沢峠>----【夏沢鉱泉】==[桜平]==[茅野駅]

硫黄岳

硫黄岳山頂へ向かって登るko-ichi

【12:17】 夏沢峠を過ぎ、爆裂火口に沿って歩き、樹林帯を抜けると急坂を登るようになり、だんだん硫黄岳頂上に向かっていくのが分かります。登りは私(nobu)の方が速いので先に歩き、ko-ichiは後ろを歩きながら、しっかり帰り道のルートを振り返り、振り返りこのとき確認していたんですね。これが、下山のとき重要になってきます。

それにしても、いいお天気!!普段強い風が吹く硫黄岳ですが、この日はあまりそれを感じませんでした。

硫黄岳山頂のko-ichiとnobu【13:00】 硫黄岳山頂です。

ムービーで180度ずつ撮ってみました
(撮れる時間が足りないので ^^;)。

最初はこちら↑

続きはこちら↓

山頂の展望写真はこちらにも>>

硫黄岳山荘の忘年会

山頂の展望を満喫したあと、硫黄岳山荘へ。やはり、年末年始は混んでいましたが、寝るところがほぼ埋まるくらいのほどよい込み具合。このくらいの方が、賑やかで良いですね。

【16:52】 夕日もさぞかしきれいだろうなと思って写真を撮りに出ると、「今さっききれいな夕日が沈んだところだよ」と教えられ、う~ん、残念。でも、沈んだ後でもせっかくだからと何枚かパチリ。

硫黄岳山荘から見た夕暮れの眺め

↑クリックで拡大

硫黄岳山荘の忘年会のメニューの一部【18:00】 この日は山荘での忘年会。心づくしのお料理とお酒が振舞われました。

それぞれの自己紹介があり、いろんな方々の一面が伺われ、楽しいひと時♪

硫黄岳山荘の忘年会結構常連さんが多く、ここに来るようになって○○年などとおっしゃっていました。

私たちは2回目ですが、前回来た時にお話した方とまたこうしてお会いすることができる、コレがまた、良いですね。

硫黄岳山荘から見る夕暮れさて、明日は初日の出です。

続きます>>


雪の八ヶ岳-その2

2007年01月05日 | 山歩き

この日は硫黄岳へ向かって登ります。お天気も良く、絶好の登山日和になりました。

◇◇あしあと◇◇

■06年12月30日(土) [茅野駅]==[桜平]==【夏沢鉱泉】泊
■06年12月31日(日) 【夏沢鉱泉】 登山開始----<夏沢峠>----<硫黄岳>----【硫黄岳山荘】忘年会
■07年1月1日(月) 【硫黄岳山荘】 初日の出を見に/横岳手前まで歩く/山荘でトランプ 【硫黄岳山荘】新年会
■07年1月2日(火) 【硫黄岳山荘】 下山開始----<夏沢峠>----【夏沢鉱泉】==[桜平]==[茅野駅]

登山開始

夏沢鉱泉の朝ごはん前 【7:00】朝ごはんをしっかり食べて、硫黄岳へ登ります。

夏沢鉱泉からの眺め【8:50】夏沢鉱泉出発。

お天気がいいから北アがとてもきれいに見える。

硫黄岳へ向かって歩くそれぞれ10本、12本爪のアイゼン・目だし帽・冬用の手袋など冬装備は万全に。

雪をまとった木行く道のいたるところにこんな雪をまとった木があり、しばし見とれてしまいます。

〔八ヶ岳 雪のオブジェ〕アルバムはこちら>>

雪の道を歩くko-ichiサクサク、キュッキュッと雪を踏みしめながら歩きます。あたりはシンと静まり返って。

夏沢峠

夏沢峠の道標【11:06】夏沢峠です。ここに来るまでにあった[オーレン小屋]、そしてここにある[ヒュッテ夏沢]、[やまびこ荘]は冬季休業。

ここで、ちょうど降りてくるSさんや昨日迎えの車でご一緒したテノール歌手の方とばったり。Sさんは05年9月の南八つ縦走のとき以来、硫黄岳方面に来るときは必ずお会いする方。この年は30回ほど八つに来たそう。「これから北八つの方へ行ってきます」と言って歩いていきました。

夏沢峠の見晴らし

そしてこれからが、硫黄岳山頂。続きます>>


雪の八ヶ岳-その1

2007年01月04日 | 山歩き

07年の元旦を山で迎えようと昨年と同じく八ヶ岳に行ってきました。前回同様、美濃戸から行く予定にしていたのですが、桜平からのアプローチもトレースがついていると聞き、それならば5月の連休に行ったルート<夏沢鉱泉から硫黄岳>を行くことにしました。

◇◇あしあと◇◇

■06年12月30日(土) [茅野駅]==[桜平]==【夏沢鉱泉】泊
■06年12月31日(日) 【夏沢鉱泉】 登山開始----<夏沢峠>----<硫黄岳>----【硫黄岳山荘】忘年会
■07年1月1日(月) 【硫黄岳山荘】 初日の出を見に/横岳手前まで歩く/山荘でトランプ 【硫黄岳山荘】新年会
■07年1月2日(火) 【硫黄岳山荘】 下山開始----<夏沢峠>----【夏沢鉱泉】==[桜平]==[茅野駅]

夏沢鉱泉

茅野駅【9:30】今までに何度も訪れた茅野駅到着です。

夏沢鉱泉の宿泊者は車での送迎をしてくださるのでそれに甘えることにしました。

ワゴン車で迎えに来てくださったのは、ガイドブックやDVDなどでよくお見かけする浦野栄作さん。硫黄岳山荘グループには今回で4度訪れていますが、直にお会いするのは初めて。

気さくなおやじさんといった感じの方で、今は息子の岳孝さんに社長の座を譲られているとか。

ちなみに、このとき車に同乗した方のおひとりに、テノール歌手の方がいらっしゃって、7月のこまくさ祭では歌を歌われるそう。

夏沢鉱泉【12:30】夏沢鉱泉です。この時期は常連さんでいっぱい。

一休みしていると、どこかでお見かけしたお顔、聞いたような声。

nobu 「ねえねえ、去年泊まった権現小屋にいた人に似てない?」
ko-ichi 「う~ん、覚えてないなぁ」

「権現の小屋番だよ。この時期はこっちに手伝いに来てる」と背中越しに浦野のおやじさん。

「去年は権現岳でお世話になりました」と声をかけ、ko-ichiが「僕は良く覚えていないんですよ。何しろ薄暗かったもんで・・・」。
そー言えばあの小屋は電気が通っていなくて、食事時もヘッデン点けてましたっけ。その方苦笑いしてらっしゃいました。あとから、ko-ichi曰く、「彼、純粋な目してるなぁ」。

硫黄岳を望むお昼ごはんを食べ、付近を散策です。

【13:50】ここはオーレン小屋手前。硫黄岳が見えてきました。

あたり一面の雪のオブジェに見とれてしまいます。

オーレン小屋前の雪化粧をした木こちらはオーレン小屋前にそびえる雪化粧した木。どこを歩いても美しい雪の世界に圧倒されっぱなし。硫黄へ登るのが楽しみ。

次の日に続きます。


明けましておめでとうございます(^o^)/

2007年01月03日 | 山歩き

2007年元旦 硫黄岳から見る初日の出

2007年元旦 硫黄岳から見る初日の出

明けましておめでとうございます。

昨日(1/2)、無事に八ヶ岳から戻ってきました。この日はお天気も良く、すばらしい日の出を拝められ、良い1年の始まりを迎えることができました。

また、今年もよろしくお願いします。

とても楽しかった雪の八ヶ岳レポは、これからおいおいUPしますのでお楽しみに!!