工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

勧修寺の、睡蓮、はなしょうぶに彩られた広大な池は水鳥の天国!

2010年06月06日 | Weblog
勧修寺(かじゅうじ)の、睡蓮と、はなしょうぶが、「今、見頃の記事」を見て、

久振りに、池が花で彩られた、初夏の勧修寺に出かけました。

勧修寺は、900年に醍醐天皇が創設した、歴史ある寺です。

震殿や観音堂など優美な建物に、広大な氷室の池があり、池には白、紅色の睡蓮、

紫のはなしょうぶが咲き乱れ、朝9時過ぎに行ったら、写真撮影する人達が、

多く訪れていました。 池の中の島には、白鷺の巣があり、びわ湖からも水鳥が飛来する

水鳥天国です。 紅、白、紫の花で色どられた池と、飛び交う水鳥、優雅な観音堂

絵のような感動の風景! 池をめぐる道に、この先危険の看板! その看板見ると

いつも行ってみたくなり、いつものように、池を周遊する道を散策! ぜんぜん危険な道で

はないのに、なぜこの看板がある?? 池を周遊して欲しくないから???

看板のおかげで、池周遊道で、散策する人に会ったのは一人のみ!  静かな散策路です!


寝殿    元禄10年(1697)明正天皇の御殿を下賜された。江戸時代の御所の
      建物です。 門跡寺院


観音堂と氷室の池


池には、白、紅色の睡蓮が満開!


いろんな紫の色の、はなしょうぶ






池にある島と鯉   島にはシラサギの巣があり、シラサギが飛びかっています。


氷室の池は千年にわたる古池で、平安時代には毎年正月二日に、この池の氷が御所に献上
され、氷の厚さで、五穀豊凶が占われた。
今は氷が池に張ることがない時代になっています。  昔は、寒かったのですね!


紅色の睡蓮


池を周遊する道には、危険の看板!  快適で、危険でない道なのです。
この看板見ると、絶対に行く気になるのは、挑戦心、それとも反抗心???


池を一周する道からは、鴨が泳ぐのが、見えます!


池を一周する危険(???)な道からの池


新緑の境内


池の向こうには千年杉があります。枯れ木のような杉の木に水鳥が止まると狩野探幽の絵
のようですという看板がありました。


勧修寺灯篭は、水戸黄門のデザイン! まわりにはっているのは、ハイビャクシンの木 


反対側から見た、ハイビャクシンの木。 看板があり、このハイビャクシンの木は
樹齢750年とか! 木は生物の中でもっとも長寿かもしれない!
日本の人間の女性の平均寿命は85年! はかない命ですと、変な感慨にふけりたくなる!