工房八重の部屋

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京都府立植物園、「松谷名誉園長さんときまぐれ散歩」は、面白い!

2010年06月29日 | Weblog




京都府立植物園の名物園長松谷さんは、5月に六十歳で定年退職され、現在は母校の京都府

立大客員教授になられ、植物園から初の「名誉園長」の称号を贈られました!

松谷さんは、一時60万人を切っていた来園者を、77万人まで回復し、来園者を日本一の

植物園にした功績素晴らしい、名物園長でした。

今後も名誉園長として、二ヶ月に一回来園者を案内するイベント

「名誉園長さんときまぐれ散歩」を、継続されるとのことです。

京都新聞に27日1時と、記事が出たので、今回は100人越える多くの参加者でした。

始めて、参加してみて、こんなに面白イベントとは、思いませんでした!

ただの木くらいしか、認識なかった木々の面白さに、興味わいてきました。

植物園は魅力に満ちた場所ですが、松谷さんも、人間的魅力に溢れた方でした。

今回のテーマは  「植物も動きます」  パンフレットいただいたので紹介します。

(松谷さん記)

動物は見ている目の前で動きます
だれが見てもカワイイし、愛しくなります

植物は歩きません
がしかし、時間経過の観察で、動いていることがわかります

つぼみは いつしか  花に そして果実に
緑色の葉は いつしか 紅葉、黄葉 そして落葉します

植物を観察すると無限の発見があり それはイコール 楽しみに

少しの時間と少しだけの焦点を合わせた集中力

ねばり強いアナログが基本です


「名誉園長さんときまぐれ散歩」のポスター 定員30名とネットで調べたら、書いて
あったので、12時半に行きましたが、全員参加できるとのことです!


レストハウス前に集合した、参加者に松谷名誉園長さんが、説明!
松谷さんは大勢の参加者に、びっくりされていました!
マイクを持って説明されます!


タイサンボクの説明


タイサンボクの花は芳香があり、葉の裏は茶色です!


京都府立植物園の歴史を写真で説明していただきました。
大正2年に博覧会のために土地を購入、予算ないので、あきらめて、三井などの寄付も加えて6年から、植物園にする工事に着手、13年に完成した! 今86年位の歴史あります!


ヒマラヤ杉の説明! 足元にあるのは、土壌改良した場所に種から、生えてきた、3~4年
のヒラヤマ杉! ヒラヤマ杉が自然に生えるのは、めずらしい例だそう!


樹齢100年のヒマラヤ杉のまつぼっくり! 上向きです!


ヒマラヤ杉のまつぼっくりって、大きいですね! 今のシーズンは、緑色です!


ノアサガオの説明! アサガオのつるは上に向かって伸びる習性あるので、綱を渡して
アーケードにすると、綱から垂れ下がり、カーテンのようになるとのことです!


銀杏 イチョウの木の実のぎんなんは、もうすでに実となっていて、メスの木のぎんなん
の実が出来ますとのことです! イチョウの木にメス、オスとあるなんて知らなかった!


ハリノミのまつぼっくり


シリブカガシは秋に花が咲き、どんぐりの実が出きます!日本にはどんぐりの実が出来る
木は9種類位あるとの事! どんぐりはどんぐりという木にできるものと思っていました!
目からうろこの、説明で、いかに、植物に対する、知識が無いかが、わかりました。