工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

近代美術館4階からの眺めは絶景です!着物姿のワンちゃんに遭遇!

2010年06月14日 | Weblog
京都国立近代美術館で、稲垣兄弟展が6月27日まで開催され、京都新聞に何回もこの

展示会の事が記事に、なっていましたので、平安神宮神苑散策の帰りに、立ち寄りました。

展示会場は4階にあり、ここに来ると、4階の会場前の大きな窓から、景色眺めます。

大鳥居が、目の前にそびえ、京都市立美術館、黒谷にある寺や、比叡山が一望でき、

真下には疎水の流れ!   まさに絶景!

近代美術館の建物は、無料で入場出来、展示会場入り口で、券を見せて展示会場に

入るのです。 一階の喫茶ルームの、疎水に面した、カフェテラスは好きな場所なので、

ミヤコメッセに行った帰りなどに、お茶を飲んで帰る、自然満喫できるカフェです。

稲垣仲静(ちゅうせい)は、26歳の若さで亡くなった、日本画家で、そのデッサン力に

感嘆し、もし生きながらえていたら、大家になっただろう! とその作品を見て

思いました!

61歳まで生きた、弟の稔次郎(としじろう)は40歳過ぎから、頭角を現わし、

型絵染紙作家として、大成し重要文化財保持者(人間国宝)に、なった方です。

その作品は、若かりし頃、いつか見た記憶がある、なつかしいものでした。

この時期、染色世界は、同じ型絵染の人間国宝だった、芹沢介(せりざわけいすけ)と

ともに、「東の芹沢、西の稲垣」 と称されたとのことです!

ついでに3階に展示されている、19世紀写真と旅 「ローマ追想」展を見て帰りました。

イタリアは好きで、留学中に5回にわたり、行った国ですが、今でも行きた~い!

歴史ある素晴らしい国です! バチカンやフォロロマーノ、コロッセオなどなどの

名所旧跡の100年以上前の写真を、見て、今と変わらない姿に、驚かされます。

日本の首都東京では、考えられない風景ですね。京都や奈良が、観光地として人気

あるのは、昔と変わらない、寺、神社、建物が、まだあるからなのだ、と感じました。




4階窓からの眺め! 向かいは京都市美術館。 無料で4階まで上がれるので
京都観光の穴場かもしれない!


4階、3階の階段踊り場から見た疎水


4階、3階の階段踊り場から見た白川  先日この白川を散策したので、疎水の流れ
から、白川に流れているのが、上から確認できました。


美術館出て、歩いていたら、着物姿のワンちゃんに遭遇!
おもわず、その美姿に見とれてしまいました! 「今、ペットショップでこういう犬用の
着物が売っています!」 と飼い主が、教えてくれました! さすが京都の犬です!
着物姿で、散策しているのですから!