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年末大寒波で多くの交通障害が、トラック等の運行に尿素水の確保等も忘れずに!!

2021-12-28 00:00:00 | 防衛
2021年の年末、日本列島を襲った年末大寒波。

ここ数年、暖冬が続いたせいか、数年に一度レベルの大寒波に筆者の住む地域でも右往左往しています。

12月26日16時39分にtenki.jpが「雪の見通し 28日にかけて大雪・暴風雪 注意警戒点は 大晦日~元日も強い寒気流入」の題で次のように指摘しています。

『26日は、冬型の気圧配置が強まり、発達した雪雲がかかっている所があります。強い冬型の気圧配置は28日まで続くでしょう。大晦日から元日も、強い寒気が流れ込む見込みです。

26日 冬型の気圧配置強まる 数年に一度の強い寒気

26日は、冬型の気圧配置が強まっています。午前9時、上空1500メートル付近で、平地で雪の目安のマイナス6℃以下の寒気が、本州や九州の南まで流れ込んでいます。福岡の上空1500メートル付近では、マイナス13.5℃と、12月として、2000年以降、最も低い値です。
さらに上空5500メートル付近では、大雪の目安のマイナス36℃以下の寒気が、東北北部まで流れ込んでいます。札幌の上空5500メートル付近では、マイナス46.9℃と、12月にマイナス45℃以下の寒気が流れ込むのは、2000年以降では、今回を含めて6日のみです(2002年12月26日のマイナス45.4℃、2009年12月18日のマイナス45.3℃、21日のマイナス45.7℃、2012年12月26日のマイナス46.5℃、2018年12月27日のマイナス45.7℃)。

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)も形成されています。JPCZとは、シベリアから寒気が日本付近に流れ込むとき、その途中で、朝鮮半島の北側で高い山にぶつかり、東西に分かれた風が、その後、日本海で再び合流する、風がぶつかる所です。特に雪雲が発達することで知られています。日本海にJPCZによる発達した帯状の雪雲も見られ、山陰や近畿北部にかかっています。

26日午後3時までの24時間降雪量の日最大は、新潟県妙高市の関山で82センチ、鳥取県大山で72センチとなっています。

強い冬型の気圧配置 28日にかけて続く 次に雪の強まる地域と期間

強い冬型の気圧配置は28日にかけて続く見込みです。27日午後から28日午前中にかけて、上空5500メートル付近で、大雪の目安のマイナス36℃以下が、北陸付近まで流れ込むでしょう。
北海道から九州に、日本海で発生した雪雲の流れ込みが続く見込みです。日本海側を中心に大雪になり、北海道や東北を中心に雪を伴った非常に強い風が吹くでしょう。大雪や暴風雪に警戒してください。

JPCZによる発達した帯状の雪雲は、次第に東へ移るでしょう。27日午後は、JPCZによる発達した雪雲は、若狭湾付近にかかる見込みです。北陸付近で、局地的に雪の降り方が強まるでしょう。雪雲は関ケ原を越えて、東海に流れ込む見込みです。東海では市街地でも、本格的な雪になる可能性があります。

28日は、雪やふぶきは、北海道や東北の日本海側、北陸が中心でしょう。北陸付近では、JPCZの影響は過ぎますが、平地に発達した雪雲がかかる見込みです。というのも、天気図をみると、28日は、冬型の気圧配置ですが、次第に西から等圧線の間隔が広くなり、季節風は、北陸付近で北よりから西よりに変わります。このため、北陸付近では、日本海で発達した雪雲が、平地を中心にかかるのです。


注意警戒すること

大雪が予想される地域では、不要不急の外出は控えてください。
やむを得ず、雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
①防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。

②飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。

③ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。

④軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

気象情報や交通情報を確認し、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
大晦日~元日も強い寒気流入
次に冬型の気圧配置になるのは、31日頃から1月1日にかけてです。再び強い寒気が流れ込む見込みです。北海道から九州の日本海側を中心に雪が降り、風が強まるでしょう。大雪や大荒れの恐れがあります。
寒気の程度は、今のところの予想で、今回(26日)ほど強くはありませんが、それでもJPCZの形成や、冬型の気圧配置が緩み始めるときに、山陰から北陸付近の平地でも雪が強まることが考えられます。北海道の西では、低気圧が発生し、北海道の日本海側を中心に局地的に雪が強まり、暴風が吹くことも可能性としてあります。

全国的に真冬の寒さでしょう。たとえ雪が多く積もらない地域でも、路面の凍結などに注意が必要になります。今後、最新の気象情報を確認し、雪や寒さへの対策をして、よいお年をお迎えください。』

本当に、年末年始だからと言って、今回の大寒波に油断は禁物です!!
例えば、同日23時09分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「大雪で数十台が立ち往生 鳥取自動車道」の題で次のように伝えました。

『26日午後6時半ごろ、鳥取県智頭(ちづ)町の鳥取自動車道上り線福原パーキングエリア付近で、大雪の影響で大型トレーラーが進めなくなり、後続していた数十台の車が一時立ち往生した。国土交通省鳥取河川国道事務所などによると、午後9時15分ごろに大型トレーラーをけん引して移動させたが、最大で2・1キロの渋滞が発生した。けが人や体調不良者はいないという。

同事務所が道路状況をチェックするカメラの映像から、大型トレーラーが進めなくなっていることを把握。午後8時半ごろから、鳥取自動車道の智頭インターチェンジから大原インターチェンジ(岡山県美作市)を通行止めにして対応に当たった。大型トレーラーをけん引後、後続車を移動させて除雪作業を行った。』

今後とも注意警戒が必要です!!


一方、日本の隣国、特に韓国で厳しい供給不足が続く、トラック等の排ガス対策として欠かせない尿素水。
これが日本でも高騰か、というニュースが、同日10時00分にzakzak by 夕刊フジが「「日本も尿素水不足」報道は本当なのか? 韓国では需要逼迫し流通に打撃 経産省担当者「来年1月には緩和期待」」の題で次のように指摘しています。

『韓国でトラックなどディーゼル車に使われる尿素水(アドブルー)の需要が逼迫(ひっぱく)し、流通に打撃を与えたことが話題になった。日本でもフリマアプリで高値で取引されており、韓国メディアでは、「日本も混乱の兆しがある」と報じたが、果たして本当なのか。

韓国では、アドブルーの原材料となる産業用尿素の97%以上を中国に依存しているが、中国が輸出規制したことで物流や社会インフラが混乱し、詐欺事件まで発生した。

一方、中央日報(日本語電子版)は「韓国批判した日本も『尿素水大乱』の兆し…」と報じている。

「価格が高騰していることは事実で、企業側から手に入りづらいと聞いている。ただ国内の製造メーカーはフル稼働していると聞いており、需要逼迫の明確な理由が分からず、われわれも困惑している」

そう語るのは、全日本トラック協会の担当者だ。企業側が必要以上の在庫を抱えていることに加え、アドブルーの転売が横行している可能性があると推察する。

フリマアプリ「メルカリ」を確認したところ、数多くのアドブルーが出品されており、従来1リットル当たり300円程度のものが1000円程度で取引されている。中には10リットルのアドブルー57個を約54万円で取引したものまであった。メルカリは21日、冷静な行動を取るよう呼び掛けた。出品者に入手経路を確認する可能性もあるという。

そもそも日本は韓国と違って、アドブルーを国内で生産できるはずだが、なぜ逼迫しているのか。

経済産業省は「10月15日からアドブルー用の尿素について中国が輸出を停止している状況のためだ。ネット上での高額な出品は把握しており、対策は不断に検討している」(素材産業課)と回答した。

中国では尿素の原料となるアンモニアの生産に不可欠な石炭不足が輸出規制の背景にあった。

一方、国内最大級の商用生産尿素プラントを持つ三井化学は「アドブルーの原材料が液化天然ガス(LNG)のため、中国の影響は受けていない。ただ10月中旬から11月末にかけて定期修理のため工場の稼働を停止していた。稼働停止中も在庫をお客さまに適切に供給しており、現在は高稼働を続けている」(コーポレートコミュニケーション部)と回答した。


中国の影響と大手の一時的な稼働停止が重なったのが要因だと考えられるが、前出の経産省担当者は「早ければ来年1月を目途に需要逼迫の緩和が期待できる」と話す。


国内での影響は限定的といえそうだ。』


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12月26日15時現在の雲の動き
出典:tenki.jp


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