世界の中でも特に運行時間に厳密で、かつ車両や関連設備の性能や維持管理にも定評のある日本の鉄道。
その中でも、鉄道関係者が長年誇るものの一つが、車両を連結する「連結器」です。
9月19日、その連結器が東北新幹線の走行中に外れる、という希な、日本の新幹線の歴史で前代未聞のトラブルが発生してしまいました!!
9月19日21時56分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「東北新幹線車両分離、回転錠が不完全 信頼できる「密着連結」で走行中外れるレアケース」の題で次のように伝えました。
『(前略)
東北新幹線で19日、走行中の車両が分離する衝撃的なトラブルが起きた。JR東日本は同日中に「はやぶさ」と「こまち」の連結運転を含めた通常運行を再開した。同じ形式の連結器は在来線でも幅広く使用され、「信頼性が高い」(鉄道関係者)とされる。同社関係者によると、何らかの原因で連結器を固定する回転錠が不完全だったとみられる。
盛岡駅では東北新幹線の「はやぶさ」と秋田新幹線の「こまち」の2つの編成が毎時上下1本ずつ、上り線では連結、下り線では分離する作業がそれぞれ行われている。
この連結部が宮城県内の古川-仙台間を走行中に突然外れた。脱線衝突事故を防ぐ自動ブレーキは正常に作動し、安全面に問題ないことから早期再開に踏み切った。
同社関係者によると、車両の連結を行う際は通常、両側の連結器が正常につながったことを運転士が電気信号で確認する。さらに盛岡駅での連結作業には新幹線車両の検査や修繕を行う整備作業員も立ち会うという。
ただ、在来線の車両基地などでは電気信号で連結が確認できても機械的に連結が不完全で外れてしまうことが、まれにあるという。盛岡駅での作業員による目視では状態を確認しきれなかった可能性もある。
JR東は19日、連結器の外観には異常はみられず、人為的ミスの可能性は低いとの見方を明らかにした。連結して運行する全96編成を緊急点検する方針も示した。
連結器には主に貨物車両で使用される「自動連結器」と、連結器同士が隙間なく接続される「密着連結器」がある。新幹線では密着連結器が採用されている。鉄道アナリストの川島令三氏は「密着連結器は信頼性が高く、走行中に外れるのはかなりのレアケースだ。経年劣化などで連結を固定するロックが緩み、振動で外れた可能性も考えられる」と指摘する。(市岡豊大、山本玲)』
鉄道関係者には申し訳ないのですが、どう頑張っても、人間が造り出した鉄道であり、人間が保守点検もする以上、何らかのトラブルはどうしても、避けられません。
筆者も長年、製造業に携わってきた経験からも、それは言えます。
ですから、造っては改良を重ね、また新製品を造る、という製造ルーチンが欠かせないのです。
それにしても、日本の新幹線は、北海道から九州の鹿児島まで、日本列島を縦走する形に整備され、その例外が秋田・山形・北陸、そして西九州の新幹線です。
自民党総裁選挙でも、上川外相がまだ計画段階の四国新幹線の整備を訴えました。
西九州新幹線は一部区間の開通、北陸新幹線は敦賀以降の新大阪まで未開通、そして秋田と山形の両新幹線は「新幹線直行特急」扱いです。
東九州新幹線や山陰新幹線は、計画そのものから全く動いていません。
今年だけでも、台風や南海トラフ地震情報などへの備えから東海道新幹線などの運行停止や運休があり、山形新幹線も運休を強いられました。
それらへの対策として代替ルートやリニア新幹線の広域整備も必須になってきますよね。
貴方も貴女も、筆者の提案にご賛同されるかと存じます。
新幹線のトラブルや災害対策にも奥羽・羽越など複数ルートを
その中でも、鉄道関係者が長年誇るものの一つが、車両を連結する「連結器」です。
9月19日、その連結器が東北新幹線の走行中に外れる、という希な、日本の新幹線の歴史で前代未聞のトラブルが発生してしまいました!!
9月19日21時56分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「東北新幹線車両分離、回転錠が不完全 信頼できる「密着連結」で走行中外れるレアケース」の題で次のように伝えました。
『(前略)
東北新幹線で19日、走行中の車両が分離する衝撃的なトラブルが起きた。JR東日本は同日中に「はやぶさ」と「こまち」の連結運転を含めた通常運行を再開した。同じ形式の連結器は在来線でも幅広く使用され、「信頼性が高い」(鉄道関係者)とされる。同社関係者によると、何らかの原因で連結器を固定する回転錠が不完全だったとみられる。
盛岡駅では東北新幹線の「はやぶさ」と秋田新幹線の「こまち」の2つの編成が毎時上下1本ずつ、上り線では連結、下り線では分離する作業がそれぞれ行われている。
この連結部が宮城県内の古川-仙台間を走行中に突然外れた。脱線衝突事故を防ぐ自動ブレーキは正常に作動し、安全面に問題ないことから早期再開に踏み切った。
同社関係者によると、車両の連結を行う際は通常、両側の連結器が正常につながったことを運転士が電気信号で確認する。さらに盛岡駅での連結作業には新幹線車両の検査や修繕を行う整備作業員も立ち会うという。
ただ、在来線の車両基地などでは電気信号で連結が確認できても機械的に連結が不完全で外れてしまうことが、まれにあるという。盛岡駅での作業員による目視では状態を確認しきれなかった可能性もある。
JR東は19日、連結器の外観には異常はみられず、人為的ミスの可能性は低いとの見方を明らかにした。連結して運行する全96編成を緊急点検する方針も示した。
連結器には主に貨物車両で使用される「自動連結器」と、連結器同士が隙間なく接続される「密着連結器」がある。新幹線では密着連結器が採用されている。鉄道アナリストの川島令三氏は「密着連結器は信頼性が高く、走行中に外れるのはかなりのレアケースだ。経年劣化などで連結を固定するロックが緩み、振動で外れた可能性も考えられる」と指摘する。(市岡豊大、山本玲)』
鉄道関係者には申し訳ないのですが、どう頑張っても、人間が造り出した鉄道であり、人間が保守点検もする以上、何らかのトラブルはどうしても、避けられません。
筆者も長年、製造業に携わってきた経験からも、それは言えます。
ですから、造っては改良を重ね、また新製品を造る、という製造ルーチンが欠かせないのです。
それにしても、日本の新幹線は、北海道から九州の鹿児島まで、日本列島を縦走する形に整備され、その例外が秋田・山形・北陸、そして西九州の新幹線です。
自民党総裁選挙でも、上川外相がまだ計画段階の四国新幹線の整備を訴えました。
西九州新幹線は一部区間の開通、北陸新幹線は敦賀以降の新大阪まで未開通、そして秋田と山形の両新幹線は「新幹線直行特急」扱いです。
東九州新幹線や山陰新幹線は、計画そのものから全く動いていません。
今年だけでも、台風や南海トラフ地震情報などへの備えから東海道新幹線などの運行停止や運休があり、山形新幹線も運休を強いられました。
それらへの対策として代替ルートやリニア新幹線の広域整備も必須になってきますよね。
貴方も貴女も、筆者の提案にご賛同されるかと存じます。
新幹線のトラブルや災害対策にも奥羽・羽越など複数ルートを
山形県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟HPより、いかに奥羽新幹線や羽越新幹線が現存ルート(破線)の迂回ルートになりうるかを示した画像
奥羽・羽越新幹線に加えて、リニア新幹線とか、仙台~山形~新潟のルートも欲しいですね。
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