筆者は人から良く言われる事があります。
「経済に明るいね」とか、「何故そこまで分かるの?」とか。
かの自動車王となり20世紀の成功者の一人、ヘンリー・フォードは成功の秘訣について、次のような意味の言葉を遺しています。
『もし、成功の秘訣があるとすれば、自分と同時に他人の立場を理解する事だ。』
これを実践する事が、世の本当の動きを理解するための第一歩になるのです!!
この言葉の意味、基本そのものに聞こえますが、実に意味深いですね!!
この点が個人のみならず、企業や各種団体・組織、そして国家や民族クラスでも分かるかどうかが、今、本当に問われる時代になったのだ、という感じを筆者は持っています。
読者の皆様はいかがお感じですか??
恐らく、同感だと。
そうです、このような、自分の立場と同時に相手の立場を理解できるかどうかが、国際情勢ですらも左右するのです!!
3月22日22時32分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「EUが対中制裁を発動 ウイグルで人権侵害、天安門事件以来」の題で次のように伝えました。
『【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)は22日、外相理事会を開き、中国新疆ウイグル自治区での人権侵害をめぐり、中国当局者4人と1団体に対する制裁発動を決めた。EUによる対中制裁は1989年、当時の前身機構が天安門事件を受けた武器輸出禁止を決めて以降、初めて。中国に対する圧力強化で、米国と歩調を合わせた。
制裁はEUへの渡航禁止や資産凍結を科す措置で、22日付で発効した。対象となった4人は、自治区の朱海侖(しゅ・かいりん)前政法委員会書記ら。イスラム教徒のウイグル族に対する「大規模な監視、拘束、思想教育を担う地位にあり、深刻な人権侵害の責任者」と名指しされた。準軍事組織「新疆生産建設兵団」の公安局も、ウイグル族の強制収容所の運営に関与したとして、制裁対象になった。
制裁の根拠になったのは、EUが昨年12月に制定した「グローバル人権制裁制度」。組織的な人権侵害の責任者を対象にしている。EU欧州議会は同月、ウイグル族に対する中国の人権侵害を非難し、EUに制度適用を促す決議を採択していた。中国外務省報道官は理事会を前に18日、EUが制裁を発動すれば「断固とした対応をとる」と報復を示唆していた。
同理事会は22日、ミャンマーについても、国軍クーデターやデモ迫害に関与した11人に対する制裁発動を決めた。ボレル外交安全保障上級代表はミャンマー情勢は「悪化している」と懸念を示した。』
また、同日、zakzak by 夕刊フジが「対中包囲網に仏空母が“参戦” 日米共同訓練で連携強化 識者「中国は全世界を敵に回した。一帯一路構想も崩れる」」の題で、日米欧などが揃って中国包囲網強化に軍事的圧力を強化している動きを、次のように伝えました。
『海上自衛隊は21日、アフリカ東部ソマリア沖アデン湾の海賊対処のため派遣していた護衛艦「ありあけ」が中東海域で、フランス海軍の原子力空母「シャルル・ド・ゴール」や、米海軍の強襲揚陸艦「マキンアイランド」、ベルギー海軍のフリゲート艦「レオポルド1世」などと相次いで戦術訓練をしたと発表した。日米仏は、中国の軍事的覇権拡大に対抗し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現で一致しており、訓練を通じて連携姿勢を示す狙いがあるとみられる。
海自によると、17、18日はアデン湾で、フランス、ベルギーと訓練。フランス海軍の補給艦「バール」が「ありあけ」に燃料補給したり、ヘリコプターが「ありあけ」に着艦したりした。前出艦に加え、仏駆逐艦「プロヴァンス」も参加した。
19、20日はアラビア海で、フランス、ベルギーに、米海軍の強襲揚陸艦や巡洋艦「ポートロイヤル」と訓練した。仏駆逐艦「シェバリエ・ポール」も参加した。
17~20日といえば、世界が注視したアントニー・ブリンケン米国務長官と、中国外交トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員らが、米アラスカ州アンカレジで臨んだ米中外交高官会談(18、19日)に合わせたような日程だ。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「今回の訓練は、今後の対中牽制(けんせい)を見据えた予行演習と考えられる。海自は、英国やスペインとも共同訓練を実施しており、欧州諸国は相次いで、艦艇をインド太平洋に派遣している。欧州は人権意識が強い。日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み『QUAD(クアッド)』プラス欧州というかたちで、動きは加速化するだろう。欧州の参加で、中国は全世界を敵に回したに等しい。中国の巨大経済圏構想『一帯一路』も崩れ始めるのではないか」と語った。』
今や、政治と軍事は裏表一体どころか、同一直線上の動きが常識です!!
現代の軍事の役割の大部分は、政治の裏付けのみならず、昔の武士の如く、「刀を抜いたらお前は死ぬぞ」と言うが如く、刀や剣術の能力を見せつける事にあるのです!!
ですから、次にご紹介する記事も指摘していますが、防衛費や国防費の増額や軍隊・国家の危機管理体制の能力向上は絶対に疎かにしてはなりません!!
同日19時06分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「加藤官房長官「万全期して対応」 海保巡視船老朽化対策で」の題で次のように指摘しました。
『加藤勝信官房長官は22日午後の記者会見で、海上保安庁の巡視船の老朽化対策について万全を期しているとの認識を示した。「既存の巡視艦艇にあっては、所要の点検修理などを計画的に実施した上で、老朽化の状況に応じて代替整備を進めるなど、業務遂行に支障がないよう万全を期して対応している」と述べた。
加藤氏は、平成28年12月に決定した「海上保安体制強化に関する方針」に基づいて、海保の当初予算を28年度の1877億円から令和2年度には2226億円に増やし、巡視船についても28年以降、大型巡視船13隻の増強・整備に着手したと強調した。
その上で「領土、領海、領空を断固として守り抜くとの方針の下、海保の体制の充実を含め各種の対策を着実に進めていく」と語った。
海保の巡視船をめぐっては、1月に尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で領海警備中に老朽化が原因とみられる故障で一時、航行不能になっていたことが産経新聞の取材で分かっている。』
正に、この記事の指摘通りです!!
世界はあらゆる分野で中国包囲網強化・制裁強化!!
中国は南北朝鮮同様に四面楚歌で世界の孤児!!
(上下とも)中国包囲網が強化されている事を伝える、3月22日発行(3月23日付け)の夕刊フジ紙面
出典:こちら夕刊フジ編集局 ツイッター
中国は文字通り、南北朝鮮と共に「心中」したいのでしょうか!?
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「経済に明るいね」とか、「何故そこまで分かるの?」とか。
かの自動車王となり20世紀の成功者の一人、ヘンリー・フォードは成功の秘訣について、次のような意味の言葉を遺しています。
『もし、成功の秘訣があるとすれば、自分と同時に他人の立場を理解する事だ。』
これを実践する事が、世の本当の動きを理解するための第一歩になるのです!!
この言葉の意味、基本そのものに聞こえますが、実に意味深いですね!!
この点が個人のみならず、企業や各種団体・組織、そして国家や民族クラスでも分かるかどうかが、今、本当に問われる時代になったのだ、という感じを筆者は持っています。
読者の皆様はいかがお感じですか??
恐らく、同感だと。
そうです、このような、自分の立場と同時に相手の立場を理解できるかどうかが、国際情勢ですらも左右するのです!!
3月22日22時32分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「EUが対中制裁を発動 ウイグルで人権侵害、天安門事件以来」の題で次のように伝えました。
『【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)は22日、外相理事会を開き、中国新疆ウイグル自治区での人権侵害をめぐり、中国当局者4人と1団体に対する制裁発動を決めた。EUによる対中制裁は1989年、当時の前身機構が天安門事件を受けた武器輸出禁止を決めて以降、初めて。中国に対する圧力強化で、米国と歩調を合わせた。
制裁はEUへの渡航禁止や資産凍結を科す措置で、22日付で発効した。対象となった4人は、自治区の朱海侖(しゅ・かいりん)前政法委員会書記ら。イスラム教徒のウイグル族に対する「大規模な監視、拘束、思想教育を担う地位にあり、深刻な人権侵害の責任者」と名指しされた。準軍事組織「新疆生産建設兵団」の公安局も、ウイグル族の強制収容所の運営に関与したとして、制裁対象になった。
制裁の根拠になったのは、EUが昨年12月に制定した「グローバル人権制裁制度」。組織的な人権侵害の責任者を対象にしている。EU欧州議会は同月、ウイグル族に対する中国の人権侵害を非難し、EUに制度適用を促す決議を採択していた。中国外務省報道官は理事会を前に18日、EUが制裁を発動すれば「断固とした対応をとる」と報復を示唆していた。
同理事会は22日、ミャンマーについても、国軍クーデターやデモ迫害に関与した11人に対する制裁発動を決めた。ボレル外交安全保障上級代表はミャンマー情勢は「悪化している」と懸念を示した。』
また、同日、zakzak by 夕刊フジが「対中包囲網に仏空母が“参戦” 日米共同訓練で連携強化 識者「中国は全世界を敵に回した。一帯一路構想も崩れる」」の題で、日米欧などが揃って中国包囲網強化に軍事的圧力を強化している動きを、次のように伝えました。
『海上自衛隊は21日、アフリカ東部ソマリア沖アデン湾の海賊対処のため派遣していた護衛艦「ありあけ」が中東海域で、フランス海軍の原子力空母「シャルル・ド・ゴール」や、米海軍の強襲揚陸艦「マキンアイランド」、ベルギー海軍のフリゲート艦「レオポルド1世」などと相次いで戦術訓練をしたと発表した。日米仏は、中国の軍事的覇権拡大に対抗し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現で一致しており、訓練を通じて連携姿勢を示す狙いがあるとみられる。
海自によると、17、18日はアデン湾で、フランス、ベルギーと訓練。フランス海軍の補給艦「バール」が「ありあけ」に燃料補給したり、ヘリコプターが「ありあけ」に着艦したりした。前出艦に加え、仏駆逐艦「プロヴァンス」も参加した。
19、20日はアラビア海で、フランス、ベルギーに、米海軍の強襲揚陸艦や巡洋艦「ポートロイヤル」と訓練した。仏駆逐艦「シェバリエ・ポール」も参加した。
17~20日といえば、世界が注視したアントニー・ブリンケン米国務長官と、中国外交トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員らが、米アラスカ州アンカレジで臨んだ米中外交高官会談(18、19日)に合わせたような日程だ。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「今回の訓練は、今後の対中牽制(けんせい)を見据えた予行演習と考えられる。海自は、英国やスペインとも共同訓練を実施しており、欧州諸国は相次いで、艦艇をインド太平洋に派遣している。欧州は人権意識が強い。日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み『QUAD(クアッド)』プラス欧州というかたちで、動きは加速化するだろう。欧州の参加で、中国は全世界を敵に回したに等しい。中国の巨大経済圏構想『一帯一路』も崩れ始めるのではないか」と語った。』
今や、政治と軍事は裏表一体どころか、同一直線上の動きが常識です!!
現代の軍事の役割の大部分は、政治の裏付けのみならず、昔の武士の如く、「刀を抜いたらお前は死ぬぞ」と言うが如く、刀や剣術の能力を見せつける事にあるのです!!
ですから、次にご紹介する記事も指摘していますが、防衛費や国防費の増額や軍隊・国家の危機管理体制の能力向上は絶対に疎かにしてはなりません!!
同日19時06分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「加藤官房長官「万全期して対応」 海保巡視船老朽化対策で」の題で次のように指摘しました。
『加藤勝信官房長官は22日午後の記者会見で、海上保安庁の巡視船の老朽化対策について万全を期しているとの認識を示した。「既存の巡視艦艇にあっては、所要の点検修理などを計画的に実施した上で、老朽化の状況に応じて代替整備を進めるなど、業務遂行に支障がないよう万全を期して対応している」と述べた。
加藤氏は、平成28年12月に決定した「海上保安体制強化に関する方針」に基づいて、海保の当初予算を28年度の1877億円から令和2年度には2226億円に増やし、巡視船についても28年以降、大型巡視船13隻の増強・整備に着手したと強調した。
その上で「領土、領海、領空を断固として守り抜くとの方針の下、海保の体制の充実を含め各種の対策を着実に進めていく」と語った。
海保の巡視船をめぐっては、1月に尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で領海警備中に老朽化が原因とみられる故障で一時、航行不能になっていたことが産経新聞の取材で分かっている。』
正に、この記事の指摘通りです!!
世界はあらゆる分野で中国包囲網強化・制裁強化!!
中国は南北朝鮮同様に四面楚歌で世界の孤児!!
(上下とも)中国包囲網が強化されている事を伝える、3月22日発行(3月23日付け)の夕刊フジ紙面
出典:こちら夕刊フジ編集局 ツイッター
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