フィルターを取っ払う難しさ。

ワタリが自己能力を使う時の最大の課題と設定しているのは、リーディングの際にフィルターを取り払い対象者のありのままの姿を見る事です。

そんな訳でワタリはエンパス能力を使用する時いつも頭真っ白にしてリーディングをしているんですが、フィルターと言うのはとっても厄介な存在だなといつも感じます。

これはエンパス能力のない人でも感じる事だと思いますが、相手に対し「悪い人だ。」と感じると、話している内容ですら悪い事しか言っていないように聞こえます。
逆に、相手に対し「良い人だ。」と感じると話している内容は全て良い事を言っているように聞こえます。

この違いは何処から生まれるのか？と言うと、自身が無意識に持っているフィルターなんですね。

後、男同士がじゃれ合っている絵を見ると、普通の人は「男同士がじゃれ合っている絵」として認識しますが、ボーイズラブ作品の好きな人はそこから恋愛関係にある。と言う事を感じ取ります。

これも、個人のフィルターの違いがなせる業です。

エンパスの場合でもこう言うフィルターは間違いなく有る訳で、敵意を持って話を聞けば心から聞こえてくる声はおのずと敵意の有る言葉が多くなります。
逆の場合だとそう言う声が一切聞こえないので、多分エンパスと言うのは相手に対する愛情で心の声を聞いているんだと思います。

でも、愛情なんて早々傾けられるような物じゃ有りません。
でも、フィルターを取っ払わないと相手を正確にリーディングする事は出来ません。

そんな訳でワタリはいつも出来るだけ何も考えないでリーディングをしているのですが、正直リーディングをしている間は相手の口から出てくる言葉は聞いていません。

なので、相手が実は本心からの発言をしている時には相手の満足する反応が出来ず困ってしまう事も有るのでこの方法でも万全とはいえませんが、とりあえず対人間に対してはこんな方法を取っています。

高次元達に対する時は、念には念を入れて何回でも聞き返します。

ツイン達との対話の中から得た方法なんですが、こうすると一回目とは違う回答が出て来たりします。
しかし、ここでさっき言っていた事と違うと言う事を相手に追及しません。

ワタリの場合は、一回目のは自分のフィルターを経由した、或いは今対話している高次元がワタリのフィルターを察して発言した偽りの回答で有ったと解釈します。

だから、何度でも何度でも聞き返し、本当にそうなのか？本当にこれで良いのか？と言う事を重要な事で有ればある程、何回でも確認作業をします。

まあ、こんなやり方をしていると相手からうんざりされる事も有るのですが、高次元の場合だとツインから事前情報を色々聞いているのか、逆に本気で有ると言う証拠だと解釈される為、そんなにうざがれる事も有りません。

でも、逆に言えばこんな周り面倒な事をしたくなる位自身のフィルターと言うのは恐ろしい存在で、ありのままの姿を見たいと望んだ時、滅茶苦茶余分な物となるのです。

今では、このフィルターを取っ払う作業を開始した当時よりは大分改善されたと思います。

しかし、元々音声と気配しか察知できない、それこそ電話で話す程度の事しか出来ないチャネリング能力なので、相変わらずそのお姿に関してはフィルター入っている所が有るのは否定いたしませんが。

だって、神様方とかうちの長女いわくこう言う↓キャラのお姿をしている事すら有るそうですが、ワタリの垣間見るイメージは何時だって人型なんですよ？



なんて言うか、子供達を通わせている合気道の講師いわく、子供は誰でも合気道の天才なんだそうですが、チャネリング能力にもそう言う所が有って、余分な知識が無い分子供の方がフィルターが少ない。と言う事なのでしょうか？

別に今さらもうあまり悩みませんが、大人のチャネリングの難しさと言うのを常々感じます。

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