小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

一月十二日、十三日

2018-03-10 | 嘉永六年 癸丑日記

一月十二日 

天気良し。洗濯。
2時頃、主人は高柳へ祝いに行く。
その前、高柳が肴を持って礼に来た。
ちぬ、さざえ、数七つに酒券三枚。
主人は高柳から金森へ行き田中へも行った。酒に酔う。
小梅は壁を貼った。


一月十三日 

快晴。温かい。
梅本から赤飯が届いた。千太郎の誕生日だ。
らんびきの箱、燭台の箱、掛け物の箱、ギヤマン箱、にしきて鉢の箱、太平箱の蓋付け、茶ほうじ九品を千太郎に頼んでいたのが今日出来てきた。
喜多村から江戸城持参。


コメント
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