小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

一月十九日

2018-03-23 | 嘉永六年 癸丑日記

一月十九日 

大いに寒し。
安兵衞が襖を買ってくると来る。二朱渡す。
しかし、それはもう売れてしまっていて一反か選って出直す。
真菜を抜いてひと包みを出口へ持参。
日高やえも行って鞍掛(この場合は踏み台?)を持ち帰る。
酒二升取る。
学校当番に出る。いかのたたきを岩橋に持参して酒を吞み箸箱を買って帰る。
千代が久野を迎えに来る。
寿司や赤飯の二重と取口など送られた。
小梅は出かけようと湯浴びをしたがやめにして行く筈だった雄輔もやめて安兵衞に送らせた。
鞍掛一つ持ち帰った安兵衞が襖三本を七匁五分で求めてきた。





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