小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

一月二十一日

2018-03-29 | 嘉永六年 癸丑日記

一月二十一日 雨

十時日過ぎから降る。
喪中につきご機嫌伺い(通夜?)に登城する。
昼頃に相済みお目見えは以上。
市川で傘を借りる。
昨日四時過ぎに塩路嘉一郎がきて身分のことを話した。茶のみをだした。
長坂から鍾馗(五月人形にあるしょうき)を板に描いてくれよと言ってくる。
玉置縫が水ばかりを飲んで死去したという。
伊達は十七万両引き下げらたそうだ。
宮崎伴右衛門は頭取ゆえにこの節なのでお調べの最中なのに出勤に及ばずと引きこもっている。
コメント
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