小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

五月三日

2019-06-02 | 嘉永六年 癸丑日記

五月三日 

少々くもる。
魚九にて肴を取る。ひらめ2,えび1で四匁八分。
それを内田に送る。
畑屋敷の梅本から今日は有馬の初幟(鯉のぼり?)で客を招くそうだ。
祝い酒を二時頃からおこなうという。奥さんもと招かれたが小梅は断って主人と雄輔が行く。
しかし、平七の八十才の祝いも申しきたので二人とも先にそちらへ行った。
主人は先に帰って有馬へ行く。八時過ぎに帰ってすぐに有馬へ行った。
十二時頃までで、皆が寝たのは二時過ぎだった。
客は六十人以上でおおいに盛り上がったとのこと。


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