マッタリ (´ー`) 子連れ狼が撃つ!

マッタリな、トイガン&ドライブのブログです♪

Tanfoglioへの道 その10(金属パーツ)

2014-02-24 00:06:00 | ∟Tanfoglio (KSCベース)
さてさて、

モデル工房Sさんにお願いしました、
スライド&フレームの加工、
G10材をふんだんに使ったパーツ加工が終わりました。

モデル工房Sさんの工房では、金属への加工が出来ませんので、
金属パーツの加工がお得意な、てるぱ大臣さんに金属パーツ
の加工をお願いしました。

制作して頂いたのは、コチラの2点です。
サムセフティー&ハンマーです。
こちらも、タンフォリオを再現するには、
欠かせないパーツとなります。


サムセフティー、

Czと比べるまでもないのですが、
しっかりと親指がかかる(かかりすぎる?)くらい
幅広のとってもワイドなセフティーです。


ただワイドなだけでなく、
形状も独特です。
通常、ガバなんかのサムセフティーですと、
親指の腹でセフティーを上からおして
セフティー解除、
親指の背(爪側)でセフティーを押し上げて
セフティーオンになりますよね?

ところが、タンフォリオのセフティーは、
『への字』型の形状で、親指をセフティーレバーの
上に乗せたままで、セフティーのオン&オフが出来ます。
てこの原理を利用しているので、への字の手前を押すと
セフティーオン、
への字を先を押すとセフティーが解除される仕組みです。

はじめ、このことは知らず、(モチロン、実銃も撃った事ないので)
なぁ~んか、やけに幅が広いセフティーだな~、
サムレストとしてはいいけど、オンオフで指を乗せ替えると
引っかかるなぁ~、とか思ってたんです。
ところが、たまたま、指を乗せ換えないで、セフティーがかかってしまい、
『?』とか思ったりもしたのですが、要はそういう使い方をする
セフティーなのであります。(実銃知ってる方、そうですよね?!)

これ、親指の上げ下げが必要ないのでグリップした手がズレる事
ないですし、最小限の動きでセフティオンオフが出来るので、
とっても合理的です。

実銃のパーツでもそうなのですが、

への字の中心にセフティーレバーの軸があるので可能なのですね。


本来は、

このようなアンビなのですが、


KSCのCzベースなので、

軸が細く、取り付け強度が保てないので、シングルです。


そうなんです!

お気づきのように、KSCのCzのサムセフティーに、ジュラルミン素材を
上からかぶせて、ネジ止めでの固定となっております♪


お次の、

ハンマー。
こちらもCzのスパーではなく、リングハンマー化。


セフティーと同じように、

KSCの純正ハンマーの上から被せる形で製作されております。
(製作途中の貴重な一枚)


後ろから見ると、

ほとんど分かりませんし、塗装してしまいますので。


こちらも、

ネジ止めなのですが、WAなどのガバのように、ハンマーの
この部分がファイアリングピンを叩くタイプではなく、


KSCのハンマーシステムは、

ハンマーの軸側の根元の出っ張りが、ノッカーを関して
マガジンのバルブを叩くので、強度的な心配もありません。


指をかける、

セレーションもしっかりとしたギザギザですし、
見た目だけでなく、操作性もUPです♪


製作後、

あじゃさんの塗装が乗りやすいように、ブラスト処理して頂いて、
またまた、お土産のモヒートと一緒に納品となりました。
てるぱ大臣さん、いつもありがとうございます♪

こうして、
タンフォリオ製作にあたり、
全てのパーツが揃いました。
よく考えたら、内部パーツが
ノーマルなだけで、(アウターバレルも)
外から見える全てのパーツは
ワンオフ、と言う、とんでもない
カスタム銃となりましたぁ~!


しかも、全てのパーツがG10や
ジュラルミンといった特殊な素材で
出来ております♪


Tanfoglioへの道 その9(フレーム加工)

2014-02-17 00:06:00 | ∟Tanfoglio (KSCベース)
いやぁ~、
関東の皆様、如何お過ごしでしょうか?

2週連続の大雪で参りましたねぇ(涙)
とても横浜の景色とは思えません。

かえって、越後の実家の方が雪がないという・・・


ここ最近のうちの玄関も

ブーツに長靴、スノーシューズと、
まるで雪国(笑)

土曜の朝も5時半から起きて
雨の中、1時間以上も雪かきしてました。
積雪+駐車場が吹だまりで、雪かきしないと、
埋もれた営業車が出動出来ませんでした(涙)

雨で全身ビショ濡れでも、

ダナーのブーツだけは、ゴアテックスで
完全防水(でも靴の湿気は外に出す)なので、
足元だけは快適でしたぁ~
(それがせめてもの救い)

やっと先週の雪かきで痛めた腰が治ったと思ったら
また痛みが・・・


さてさて、

Tanfoglioへのモデル工房Sさんの加工も、
あとわずかになりました。
(えっ?今でもう十分過ぎるでしょうって?)


まず、
目立つところでは、

Czのこの部分を、


ABSで埋めます。

これで一気に現代っぽい雰囲気に!


そして、

実銃のように、フレームのグリップ下側を
かさ上げするのですが、


そのままプレート状のABSを、

貼ってしまうと、


ハンマースプリングなどを、

バラせなくなってしまうので、


インナーハウジングのピン位置を

上にズラして頂ました。
こうすれば、グリップ外せば分解も可能です。


あとは、

更なるグリップ力を高めるために、

実銃と同じように、フレームのチェッカー化。


フロント側も。

これらは、チェッカリング加工されたABSのシート状のものが
接着されております♪


で、
後は、刻印を入れて頂ました。

ベースはこちらの実銃が元になっております。


遂に、


モデル工房Sさん製、Tanfoglio加工完成!

(ワ~イ! パチパチっ!)


スライドストップもバッチリかかります♪

素晴らしい!どう見ても元がCzとは思えない
クオリティ~。ありがとうございます!

こちらはその後、
仕上げと塗装のため、あじゃさんのところに旅立ちましたぁ~。

次回は、金属パーツ編です♪





Tanfoglioへの道 その8(グリップ)

2014-02-10 00:06:00 | ∟Tanfoglio (KSCベース)
さてさて、
G10素材も残り少なくなりました(まだ、あるんかいっ!)


実銃のTanfoglioを再現するにあたり、
銃の形状のカッコよさにも惚れたのですが、

このグリップに『ビビビッ!』と来ました。


小さなダイヤチェッカーが、大きなダイヤの
形状を創りだす、まるで現代版『スキップドチェッカー』
じゃありませんか?


実銃は木製グリップですが、

こちらもG10材での製作です。
赤と黒の積層タイプのG10材なので、
木目のような自然なうねりを再現出来ます。


完成したグリップがコチラ♪

機械加工によるキレイにならんだダイヤチェッカーは、
『まるでグリップの宝石箱やぁ~!』のような美しさ。


素材の硬いG10なので、チェッカーのエッジもビンビン立っており、

グリップ力も抜群にイイです!

でも、このグリップ、ほかのKSCのCzには付かないんです。
上の画像↑見れば分かると思いますが、このタンフォリオ用の
ワンオフなんであります。
(あ、決して、て○ぱさんやJum○さんに付けさせないための
 意地悪ではありませんから~! 念のため)

だって、Tanfoglioのフレームがそういう造りになってるんだもん。
付くっちゃぁ、付きますが、

こうなります。下側が長さ足りない~(涙)





Tanfoglioへの道 その7(ロンリコ)

2014-02-07 00:06:00 | ∟Tanfoglio (KSCベース)
Czは、

当然、リコイルスプリングガイドが
スライドから飛び出ないタイプなのですが、


Tanfoglioはロンリコタイプなので、

こちらも再現して頂ましたぁ~♪


G10材、お送りしたので、これでもかっ!

て言うくらい、パーツはG10製です(笑)

KSCの純正のリコイルガイドに継ぎ足す感じで
ロッド部分が延長されます。


:追伸

シューターのお仲間さんへのご報告

無事にアンリミ、エントリー出来ましたぁ♪(ホッ)

Tanfoglioへの道 その6(スライドストップ)

2014-02-05 00:06:00 | ∟Tanfoglio (KSCベース)
さてさて、

まだまだ、モデル工房Sさんによる、
パーツの制作は続きます。


Czのスライドストップは、

丸みのある傾らかなデザインで、
セレーションも緩やかです。


それを、

Tanfoglioのような、メリハリのある、
しっかりとした形状にして頂きます。


こちらも、

G10製!


で、完成品がコチラ!

す、凄い!G10製のスライドストップって、
世界中探しても、コレだけじゃね?!
レバー部分も軸も一体型の削り出しですゼ、旦那。
贅沢過ぎるパーツです(汗)

幅広でシャープな造りなので、スライドのリリースも
楽に出来ます。
こちらのパーツも素材が丈夫なので、スライドの
ノッチの方が先に減ってくるでしょうね・・・